彼との初めて

付き合い始めて丁度2週間が経つ日に、彼とデートの約束をした。彼とは既に2度デートしていたので、これで3度目のデートとなる。私は楽しみで仕方がなかった。大好きな彼に会えるのだから。

デート当日の朝、もう支度の段階から既に楽しかった。3度目のデートという事もあり、今日もしかすると彼と初めて夜を共にするかもしれない、そんな思いで胸が膨らんだ。下着選びから入念におこなった。彼は喜んでくれるだろうか。ドキドキとワクワクが止まらなかった。

服もメイクも髪型もバッチリ決まり、彼との集合場所へと向かった。 集合時間は午前11時だったのだが、私は楽しみ過ぎて30分前の午前10時半に集合場所に到着してしまった。さすがに早過ぎたなと思っていたのだが、彼は既にそこで待っていた。

「あれ?早いね、どうしたの?まだ11時じゃないよ?」
「◯◯くんこそ!(以下、会話文では、彼くん)楽しみ過ぎて早く来ちゃったよ、でも待たせちゃったよね」
「ううん。俺も楽しみ過ぎて早く来ちゃったけど、今来たとこだから全然待ってないよ。今日もメッチャ可愛いね、好きだよ」
「嬉しい。彼くん、いつにも増してカッコいい。もう直視できないくらい」

私は嬉しくて彼の顔がマトモに見れなかった。もうドキドキが本当に止まらない。「好き」って「可愛い」って伝えてくれる。その事が嬉しくて仕方がなかった。私、ちゃんとこの人の彼女なんだ、そう思った。

お昼時だったので近くのオシャレなカフェで一緒にランチした。彼はトーク力も抜群で、彼が話してくれる話題は何でも面白い。ランチの間もたくさん笑わせてくれた。

午後からは水族館に行った。あまり魚には詳しくなかったのだが、それでも彼と一緒に居られるならどこだって楽しい。もちろん水族館だって。彼と色んなお話をしながら様々な水槽を見て廻った。手を繋ぎながら。もう私は楽しくて仕方がなかった。

水族館を出た頃には日が暮れかけていた。その後電車で移動して、私達はこれまたオシャレなイタリアンで夕食を共にした。好きな人と一緒に食べているからだろうか。ピザもパスタも途轍もなく美味しい。

正面には彼の笑顔がある。こんなに幸せでいいんだろうか、そう思った。 夕食を済ませ、店を出るともう午後10時前だった。いつもならもう帰る時間だ。だけど私は帰りたくはなかった。ずっと彼と一緒に居たかった。

すると彼が「今夜は、れなと一緒に居たいよ、ダメかな?」と言ってくれた。「うん、私も一緒に居たい」心臓の音が聞こえてしまうのではないかと思うくらいにドキドキしながらそう返した。「じゃあ行こっか」彼はそう言った。私達は手を繋ぎながら近くのラブホテルへ入って行った。

私は既にドキドキし過ぎて死んでしまいそうだった。これから大好きな彼に、遂に抱かれてしまうんだ。高揚感が止まらない。部屋を選び終え、エレベーターに乗る。部屋は7階だった。

7階につくまでの間、私達はキスをした。キスは前のデートでもしていたので、初めてではなかった。エレベーターを出て、部屋に到着した。 私達は荷物を部屋のテーブルの上に置いて、ベッドに腰掛けた。彼が私を見つめて言う。

「今日めっちゃ楽しかったね。ありがとね。今日も凄く可愛いよ」 「私こそ楽しかったよ。ありがとう」 そう言うと彼は優しくハグしてくれた。そのハグは暖かく、私にこの上ない幸福感を与えた。恋人のハグがこれほど安らぐ物だとは。永らく感じていなかった感覚であった。

ハグ中も彼は「大好きだよ」と何度も言ってくれた。それも嬉しかった。 10分程ハグをした後、彼はまた優しくキスをしてきた。彼の唇の感触が心地良い。彼の柔らかい舌が口の中に入ってくる。私は恥ずかしながらも、彼と舌を絡めた。途轍もなく気持ち良いキスだった。

これまでに経験したどんなキスよりも間違いなく。彼は舌を絡めながら服の上から私の胸を揉み始める。彼とのディープキスも、彼に胸を触られたのも、初めてである。大好きな彼が私に欲情してくれている事が嬉しかった。

同時に恥ずかしくもあったけれど。 彼はゆっくりと私の服を脱がせにかかった。下着姿になった私を見て、「とっても綺麗だよ。可愛いブラだね」と褒めてくれた。嬉しさと恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだった。彼がブラのホックに手をかけた。遂に大好きな彼に裸を見られてしまう。

恥ずかしくて彼の顔を見れない。彼はホックを外して、私のブラを取った。恥ずかしさの余り、私は乳房を両腕で隠した。「恥ずかしいの?でも、れなの裸見たいよ」そう言って優しくゆっくりと両腕をどけて、私の乳房が完全に露わになった。大好きな人にとうとう裸を晒してしまった。

「すごく綺麗」そう言って彼は優しい手つきで乳房を揉んだ。「れなのおっぱい見ちゃった」その言葉が私の羞恥心を煽る。私は手で顔を隠していた。恥ずかし過ぎるから。「舐めていい?」彼が言った。

羞恥心で死にそうになっていたが、私は小さく頷いた。 彼の柔らかい舌が私の乳首を這ってくる。ゆっくり優しく。快感が脳に押し寄せてくる。彼は、その柔らかい舌で乳首を包み込むように優しく舐め続けた。

あまりの快感に、我慢していた声が漏れてしまう。「気持ちいい?」と聞いてくる。私は恥ずかしくて返事ができなかった。「可愛いよ」そう言って彼は優しく愛撫を続けた。 乳房への愛撫の後、パンツを脱がされた。

「もうこんなに濡れてるの?」私のソレはその言葉を否定できない程に濡れそぼっていた。彼の綺麗な指が私のビラビラをなぞる。私の反応を確かめながら。そして指は遂に私の中に入ってくる。

彼の性格同様、指の動きも途轍もなく優しかった。途轍もない快感が全身を襲う。その反応が全て見透かされているかのように、彼の指は的確に私の弱い部分を刺激した。もう声も全く我慢できなかった。

「いいよ、我慢しなくて」彼は優しい声でそう言った。もう快感に身を委ねて喘ぐ事しかできなくなった私は大好きな彼に簡単にイかされてしまった。潮も止まらなかった。「たくさん出たね」彼は笑いながら言った。

「俺の事も気持ち良くしてくれる?」そう言うと彼はズボンを脱ぎ始めた。パンツの上からでも分かるほど彼のソレはギンギンになっていた。私はパンツの上から彼のソレを摩った。「大きくなってる」私は彼の目を見て言った。

「舐めて?」「分かった」私は彼のパンツを下に下ろした。彼のイキり立ったソレが露わになる。凄く綺麗な形をしていて、立派なモノだった。私は大好きな彼のソレを言われた通りに舐め始めた。もう当時からフェラが大好きな女子だった私は、彼のソレを舐められる事が嬉しくて仕方がなかった。

彼の反応を確かめながら丁寧に舌や口内の粘膜、唇で刺激した。「ぁぁぁぁ」彼が喘ぎ始める。その声が更に私のフェラ欲に拍車をかけた。大好きな彼が私のフェラで気持ち良くなってくれている事が途轍もなく嬉しかった。「気持ちいい……舐めてる所も可愛いね」彼は頭を撫でながらしっかりと褒めてくれた。

「ねぇ、れなに入れてもいい?」彼が言った。私はまた小さく頷いた。 ゴムの中でパンパンに膨れ上がった彼の硬いソレが私のあそこに擦り付けられる。感じた事のない高揚感で胸がいっぱいだった。

「入れるよ?」そう言うと彼の硬いソレが私の中に入ってきた。「あっ!」思わず声が漏れた。遂に大好きな人と繋がってしまった。「大丈夫?痛くない?」「うん、大丈夫」そう言うと、彼はゆっくりと腰を振り始めた。彼のソレが中でゆっくりと動く。途轍もない快感が押し寄せる。

「れなの中すごく気持ちいいよ?」 「私も……気持ちいい……」 「好きだよ、れな」 そう言ってピストン運動が始まる。SEX中にこんなにも愛を伝えて貰えたのは初めてである。 「れなとずっとこうしたかった…」 彼の言葉の一つ一つが脳に刻印されていくようだった。

私は幸せの余り涙が止まらなかった。こんなに幸福感をSEXで感じた事はなかったから。こんなに愛されていると実感した事はなかったから。 どんどんと彼のピストンが加速していく。同時に快感も大きくなっていく。私はもう泣きながら、ただただ喘がされているだけだった。

SEXの間中も彼は無駄に私を煽ったりはせず、ずっと「好きだよ」「愛してるよ」と伝えてくれていた。途轍もなく気持ち良い上に、しっかり幸せも感じられた。身も心も彼は私を満たしてくれていた。

私は完全に彼に身を委ねて、ただイかされていた。快感と幸せの頂点に達していた。 その後も様々な体位で突かれまくった。大好きな彼に。 いったい何度イかされただろうか。彼も「イきそう」と言ってきた。

「イって、私の中でイって」そう返した。「れな、イくよ?れな!あぁれな!好きだよ!れな!好きだよ!れな!」と何度も何度も私の名前を呼びながら、彼は果ててくれた。最高に幸せな瞬間だった。

今までこんなに愛のあるSEXを経験した事はなかった。それに尋常じゃない程、気持ちよかった。 彼に抱かれながら私は彼の彼女になれた事を、しっかりと噛み締めた。

恋人とのSEXこそ最高だと実感できた夜だった。

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