(cache)松戸市の市立病院跡地活用/最優秀事業者にヤオコー | 建設通信新聞Digital

8月4日 火曜日

関東・甲信越

松戸市の市立病院跡地活用/最優秀事業者にヤオコー

【商業、診療所、保育所を提案】
 千葉県松戸市は2日、旧国保松戸市立病院跡地活用事業者公募型プロポーザルの2次審査を実施した結果、最優秀提案事業者にヤオコーを特定した。スーパーマーケット、診療所、商業施設、保育所を総延べ約7400㎡で建設する提案を示している。事前公表の最低売却価格5億8479万円に対し提案価格は32億4517万7000円。提案した4者中、事業提案評価点は最低だったが、価格点が最も高かった。審査講評は9月下旬に公表する予定だ。 2位は生活協同組合コープみらいで、提案額が14億2500万0003円。3位の提案額は13億2140万2000円、4位の提案額は12億5500万円だった。
 同跡地はJR常磐線北松戸駅から南東約820mに位置する。土地は3カ所に分かれ、敷地面積は病院本体部分(上本郷字二丁目4005-1ほか)1万3552㎡、5号館臨床研究棟(同字三丁目4159ほか)1093㎡、レントゲンフィルム保管庫(同字二丁目3968-2)207㎡。
 既存建物はアスベスト(石綿)が含まれ、土壌からは基準値を超える鉛や六価クロムが検出された。
 9月下旬に売買契約を締結する。11月中旬の土地引き渡しから2年以内の土壌対策や解体を含む着工を義務付ける。