2020年8月4日(火曜日)
私のためにだけ咲き誇るベランダの花々。
夏の花はお水が大好き。
「いっぱい いっぱい お水を召し上がれ」と言ってお水をあげると、とても嬉しそうです。
夕方になると、今日のお役目を終えた朝顔は、明日の朝に咲く朝顔に「バトンタッチ」と言っています。
こうして我家の夏は過ぎて行きます。
2020年8月4日(火曜日)
日清戦争が勃発して、今年で126年が経ちます。
満州事変が勃発してからは、89年が経ちます。
日清戦争の体験者は、もはやいないことでしょう。
満州事変に至っては、子供の頃の記憶として残っている人がおられるかもしれません。
1931年9月、満州事変が勃発し、関東軍が満洲全土を制圧するのです。中国では日中戦争期の起点として満州事変を見ているようですが、日本に於いては1937年に日中戦争が始まったと見ているように、日本と中国ではかなり見方にも差があるのがわかります。
日本が戦争に明け暮れていたなんて、現代人は誰も考えられないでしょうが、1945年8月15日に終戦を迎えるまで、“戦争大好き日本人”と言いたくなるくらい、「戦争」の文字が踊ります。
日本は今後、中国とどのように付き合っていけばいいのでしょうか。
中国は今、台頭し、世界情勢を大きく変化させる位置にいる故に、日本は中国をしっかり見ていないとおいてけぼりをくらってしまいます。
中国との付き合い方を考えるとしたならば、先ずは過去の日中関係を知ることがとても大事なことに思えて来るのです。
中国の記録に日本が初めて登場するのが『漢書』。
「楽浪郡の海の向こうに倭人がいて、百余国にわかれている。定期的にやって来て献上会見する」と紀元前一世紀頃の様子を書き残しています。
日本列島の当時の様子はこの文章ではわかりませんが、献上会見という言葉から、日本人の祖先は中国人に頭を下げていたのでしょう。
これからの日本も頭を下げ続けるとしたならば問題です。