挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
転生したら悪役令嬢だったので引きニートになります(旧:悪役令嬢は引き籠りたい) 作者:フロクor藤森フクロウ
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
109/109

駒選び6

 ジュリアス、静かにいら立つ。


「しかしオーエンの奴がよからぬことを考えているのは間違いなかろう。

ヴァンはヴァンで、アルベルティーナに対して異様に熱を入れあげている。だが、その横暴さにアルベルティーナに色よい反応が貰えず、かなり焦っているとも聞くな。

 抑え込むなら早急にすべきだろう――ほとんど社交への露出の無かったあの子を押さえつけるネタなど、マクシミリアン侯爵家はどこから手に入れたのか……きな臭くて構わん」


「……それほど酷いと?」


「もともと暑苦しい単細胞の節はあったが、最低限の礼儀はあったはずだ。

 だが、完全に恋狂い状態だな。アルベルティーナに対して異常に付き纏っている。

貴族としての礼儀や作法も頭から抜けて、自分の初恋にも気づかない鼻垂れたガキのように強引に連れ回そうとしては眉を顰められている。

 先日などメイドを捕まえて気を引こうとして、思い切り顰蹙を買っていたぞ」


「冷静ですね」


 アルベルティーナに対しての単細胞ぶりは、クリフトフにも言えることだ。すぐさまマクシミリアン侯爵家を親子ともども叩き潰そうと動くかと思っていた。

愚直とジュリアスは思っていたが、思いのほかクリフトフに動揺はない。

 ただ、纏う空気は凍えているし鈍色の瞳には冷徹な炎が揺れている。だが、何かを想いを馳せているかのようにふと僅かに表情を変えてうつむいた。


「慣れているからな……かつて、クリスティーナの時もその手の輩は多かった。

下手に止めると暴走したり、無駄に盛り上がったりする。障害があればあるほど燃えると言えばいいが、燃えるなら勝手に一人燃え尽きていればいいがあの子に火の粉を降りかからせてはならない。

アルベルティーナになにか考えある以上は、強引な事は出来ん。

 それに、半端に追い詰めるとアルベルティーナに危害がかかる可能性も大いにある。慎重に、確実に仕留めなければならん。

 やろうと思えばフォルトゥナ公爵家の力で潰せる……だが、それは最終手段だ」


「そこまでは静観すると?」


「元老会ときな臭い繋がりがありそうだしな。あちらもアルベルティーナの婚約者選定で色々派閥が揉めている。中にはきな臭いのも多くいる。

 叩けば埃の出ない奴がいない。量には多少差はあれど、あいつらは貴族の中でも群を抜いている」


クリフトフはむしろ冷静に分析し、手を回して対策を練っている。唐突のことに後手にならざるを得ないが、恐るべき切り替えの早さである。

 元老会は確かにきな臭い話が多いのは事実だ。

 事実、ラティッチェの後継争いにも裏で手を出そうとしている。

 貴族院に長くいようとも元老会の一員となれるのはごく一部。歴史ある家柄であり、功績のありサンディス王国に貢献した政に造詣の深い生粋の貴族のみが。

 王位継承権に多大な影響を持つため、アルベルティーナの今後に干渉することは目に見えている。アルベルティーナを王女にし、王太女にする際もゴリ押してきたと聞く。

 今は不気味なほど大人しい。

 暗躍しているのは細々と聞くが嵐の前の静けさにしか見えない。


「彼らも一枚岩ではありません。ラティッチェの分家のバックボーンについているものすら、既にファウストラ公爵家とトールキン侯爵家が割れています」


「あいつらは生粋の貴族だからな。他の家の揉め事が大好物だ。それぞれの家では天下を取り終えているから、趣味の感覚で他所にちょっかいを掛ける。

 奴らにとっては、後継争いもゲームみたいなものだ。関わらん方がいい。借りなんぞ作ったら、どっちかがくたばるまでずっと絡みついてくるぞ」


 そして、いま彼らが最も絡みつきたい相手はアルベルティーナなのだろう。

 王家の瞳を持たないルーカスとレオルドに比べ、アルベルティーナへの関心は高い。絶好の玩具だろう。


「しかし……マクシミリアンについている元老会は誰なのでしょうか」


「旧家の上位貴族だと関わり合いの無い方が少ないからな」


「ヒルデガルド伯爵家は元老会の一角であるトールキン侯爵家に内々で手を組んでいるそうですよ。

 ですがあちらは問題ないかと。いつでも派手な醜聞を起こす用意はありますし、完封できるでしょう。

 他はミューラー侯爵家に怪しい動きが少し。マクシミリアン家はご存知の通りです。

あと、元老会関係でもう一つ。ここのところファウストラ公爵家がやけに頻繁に夜会に出ているそうで」


 ジュリアスの言葉に、クリフトフが「ヒルデガルド伯爵家は顔がいいから色々と異性関係が派手だからな」とシニカルな笑みを浮かべる。それに似たような笑みを返すジュリアス。

 お判りいただけたようで結構だ。美男美女の伯爵夫妻の間に生まれたケビン坊ちゃんは、華やかな美青年だ。社交も領地運営も巧くそれなりに資産家の家だが、少し素行を浚えば問題点も多い。握った爆弾は一つや二つではない。


「……ファウストラ公爵家だが」


「何かご存知で?」


「ミューラー侯爵はファウストラ公爵の愛人の子だ。そこが繋がっている可能性がある」


「それは初耳ですね」


「先代ミューラー侯爵は病で子種と息子たちを失ったと聞く。御家断絶か、血のつながらない子でもいいが上位貴族とつながりのある余所者をミューラー侯爵家に残すかという事態だったらしい。

 当時ミューラー家は困窮していたらしく、妻の不義を黙認しファウストラからかなりの金銭援助を受けたそうだ。

 従妹筋から妻を娶るという条件で、後者を取ったと聞く」


「そしてミューラー夫人は、かつてグレイルに熱烈なアプローチをしていた。

 まあ、手酷く振られたし、ミューラー侯爵が婚約者に決まってしまったら表立ってなにかはしなかった。

 その後はクリス相手では太刀打ちできなかったから大人しくしていたようだが、今の後妻のラティッチェ公爵夫人であるラティーヌ夫人にはかなり腹が煮えているだろうな」


「遺恨がありますね。たっぷりと」


「ついでに言うと、ミューラー夫人の愛人は必ず茶髪に碧眼。べらぼうに見目のいい男ばかり侍らせていると聞く――夫人の次のお目当ては貴様のところのお坊ちゃんらしい」


 流石にそれはジュリアスも言葉を失った。

 ミューラー夫人は十三歳の息子がいる。息子と四つしか変わらない若者を愛人にしたがるなど常識を疑う。

 だが、義理の父と息子であっても似通った点の多いグレイルとキシュタリア。公爵当主になるべく、一皮剥けたキシュタリアは更に近づいたといっていい。


「大方、落ちぶれたところを拾い上げるつもりだろう。私はあの女に、あの悪魔小僧を飼いならせる度量も技量もあると思えん。

 手に入れたとしても、一時の夢と引き換えに腹を食い漁られ、吸いつくされて捨てられるだろうな」


「同情しますか?」


 その同情は親子ほど年齢が違うミューラー夫人から代替品の秋波を向けられたキシュタリアか、それとも狙う美貌の貴公子がとんでもない毒を孕んでいるとも知らずに望むミューラー夫人か。


「誰がするか。何のために教えたと思っている。アルベルティーナの心労を減らせと言っているのが判らんのか」


「いえいえ、感謝の極みでございます。フォルトゥナ伯爵の温情には言葉もありません」


「良く回る口だ……ふん、巧くやれ」


 そういって髭を整えるように触れたクリフトフ。

 ジュリアスですら知らない情報を、あっさりと出したクリフトフ。

 彼はジュリアスやキシュタリアの倍以上の時間、貴族社会にいた。その影響力や、情報網、やはり味方にいると心強い。

 キシュタリアに直接言う機会があっただろうに、ジュリアスに伝えたのはせめてもの抵抗だろうか。


(……しかし、気になるな。アルベル様は基本、他人に対しては非常に内向的だ。

 やはりありえない。気に入るはずがない……

 寧ろ、ヴァンのようなタイプはもっとも嫌うといっていい。強引に迫るような暴力的なタイプなど、恐怖そのものだろうに……だが、何を使って? あのアルベル様を? 金や宝石を積んでも頷く人間ではないのに。

 多少落ち着いたと言え、ルーカス殿下の件で男嫌いを余計拗らせているはずなのに。

 アンナにすら相談していないのか? おかしすぎる。何もないはずがない)


 裏がないはずがない。

 腹をなぞられるような気持ち悪さと不愉快さにジュリアスは人知れず顔を歪める。

 柄にもなく長年大切に慈しんできた存在が傷つけられ、知らない場所で蹂躙されている。

 いっそのこと、事故や病死に見せかけて始末してしまおうか。

 そんなことを思ってしまう程度には腸が煮えくり返っていた。

 だが、まだしない。それは偏にアルベルティーナの為だった。彼女を煩わせる原因を突き止めてからではないとならない。



 その日の夜、ジュリアスの前に懐かしい後輩が一通の手紙をもってやってくる。



 伝書バトレイヴン。

 レイヴンの意味はワタリガラスや黒い鳥です。

 うちのレイヴンのイメージはどっちかっていうと肉食獣系ですが。

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。

感想は受け付けておりません。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全119部分)
  • 5889 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 17:32
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

【R2/5/15(金)アース・スターノベルよりノベル3巻発売。R2/4/11アース・スターコミックスよりコミックス1巻発売。ありがとうございます&どうぞよろしく//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全127部分)
  • 7858 user
  • 最終掲載日:2020/07/29 22:00
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。 高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全51部分)
  • 7101 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 12:24
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。〜ラスボスチートと王女の権威で救える人は救いたい〜

8歳で前世の記憶を思い出して、乙女ゲームの世界だと気づくプライド第一王女。でも転生したプライドは、攻略対象者の悲劇の元凶で心に消えない傷をがっつり作る極悪非道最//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全927部分)
  • 5925 user
  • 最終掲載日:2020/08/03 18:00
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁(人質)生活を満喫する

「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!!」 「はい、分かりました」 「えっ」 公爵令嬢リーシェは、夜会の場をさっさと後にした。 リーシェにとってこの婚//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全61部分)
  • 9070 user
  • 最終掲載日:2020/07/24 23:46
薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全271部分)
  • 6503 user
  • 最終掲載日:2020/08/03 13:37
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 7426 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
二度と家には帰りません!~虐げられていたのに恩返ししろとかムリだから~【Web版】

注意:web版と書籍版とコミック版とでは、設定やキャラクターの登場シーン、文言、口調、性格、展開など異なります。 書籍版は一巻と一章はそこまで差はないですが、書//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全62部分)
  • 5988 user
  • 最終掲載日:2020/06/09 16:02
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

 エレイン・ラナ・ノリス公爵令嬢は、防衛大臣を務める父を持ち、隣国アルフォードの姫を母に持つ、この国の貴族令嬢の中でも頂点に立つ令嬢である。  しかし、そんな両//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全198部分)
  • 7429 user
  • 最終掲載日:2020/07/10 06:00
転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理します   ~お飾り王妃はマイペースに最強です~

【書籍版1巻重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】 【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全102部分)
  • 8212 user
  • 最終掲載日:2020/06/04 07:00
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 6097 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全481部分)
  • 6486 user
  • 最終掲載日:2020/08/04 00:00
誰かこの状況を説明してください

貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全201部分)
  • 6391 user
  • 最終掲載日:2020/07/22 21:22
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全111部分)
  • 8583 user
  • 最終掲載日:2020/07/27 12:00
転生したら乙女ゲーの世界?いえ、魔術を極めるのに忙しいのでそういうのは結構です。

【2019年7月31日、KADOKAWA/エンターブレイン様から3巻発売】 【2019年9月27日、コミックウォーカー様にてコミカライズスタート】 「気付いた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全275部分)
  • 6853 user
  • 最終掲載日:2020/08/03 06:40
魔導具師ダリヤはうつむかない

「すまない、ダリヤ。婚約を破棄させてほしい」 結婚前日、目の前の婚約者はそう言った。 前世は会社の激務を我慢し、うつむいたままの過労死。 今世はおとなしくうつむ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全287部分)
  • 8331 user
  • 最終掲載日:2020/08/01 20:16
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全119部分)
  • 8907 user
  • 最終掲載日:2020/07/31 19:00
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 5938 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻大好評発売中です。 ◇◆◇コミカライズ新シリーズ連載予定!! ◇◆◇詳細は下のリンクから飛べます。  私の前世の記憶が蘇ったの//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全229部分)
  • 6950 user
  • 最終掲載日:2020/04/24 07:00
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全123部分)
  • 6487 user
  • 最終掲載日:2020/05/03 00:00
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全209部分)
  • 8229 user
  • 最終掲載日:2020/08/03 00:00
悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?

「ひゃああああ!」奇声と共に、私は突然思い出した。この世界は、前世でプレイしていた乙女ゲームの世界だって。 前世ではアラサー喪女だったから、「生まれ変わったら、//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全79部分)
  • 6015 user
  • 最終掲載日:2020/07/12 22:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 6162 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします

【☆書籍化☆ 角川ビーンズ文庫より1〜2巻発売中です。コミカライズ企画進行中。ありがとうございます!】 お兄様、生まれる前から大好きでした! 社畜SE雪村利//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全135部分)
  • 8841 user
  • 最終掲載日:2020/08/02 08:00
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全313部分)
  • 7013 user
  • 最終掲載日:2020/08/01 23:04
【WEB版】転生したら15歳の王妃でした 〜聖女のチートなんて興味がないし、気ままにおいしいごはんを作ります~

【ビーズログ文庫から書籍発売中】 【マンガUP! でコミカライズ連載中】 ※WEB版と書籍版では内容がかなり異なります(書籍版のほうは恋愛メインのお話になってい//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全63部分)
  • 6181 user
  • 最終掲載日:2020/08/03 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

◆オーバーラップノベルス様より書籍8巻まで発売中です。本編コミックは5巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は3巻まで発売中です。◆ 異世界召喚に巻き込まれた俺、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全530部分)
  • 6629 user
  • 最終掲載日:2020/07/27 23:08
転生しまして、現在は侍女でございます。

※最新刊6巻、ドラマCD付書籍、7/10同時発売 ※コミックス2巻、5/10から絶賛発売中! ※アリアンローズから書籍版 1~6巻、絶賛発売中! ※オトモブッ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全360部分)
  • 6341 user
  • 最終掲載日:2020/08/01 00:00