WonderBox(ワンダーボックス)は、これまでの通信教材と一線を画す全く新しい通信教材として、 2020年2月に発表、4月にスタートした通信教育サービスです。
⇒わくわく詰まった自由なまなび。【WonderBox】
3つの「新しさ」で、未来のための完成や思考力がバランス良く育ちます。 新しさ1:注目のSTEAM教育分野 新しさ2:デジタルとアナログのハイブリッド 新しさ3:教育のプロチームの経験や知見を凝縮
対象年齢:4-10歳のお子さまを持つご家庭。 「本当に子どものためになる習い事や教材を探している」 「学年があがるタイミングで、通信教育を検討している」 「今やっている通信教育に不満があり、変えることを検討している」 「通信教育をやっていたが子どもが飽きてしまい、やめてしまった」 など、様々な親御さんに、ニーズがあると思います。
WonderBoxは、「幼少期の子どもたちに本当な必要な教育とは何か」ということについて考え抜き、 何年にもわたり、毎週の研究授業で試行錯誤を繰り返しながらコンテンツに磨きをかける中で生まれた教材です。 どんなに役に立つ知識やスキルがあっても、それを学ぼうとする「意欲」や、理解できるだけの「思考力」がなければ、 それは身につきません。 私たちは、幼少期の子どもには、まず何事にも取り組んでみようとする意欲や、 どんなことからも学びを得る好奇心や感性を引き出すことこそが、何よりも大切なことだと考えています。 これからの時代には、こうした素養は、より大切になってくるでしょう。
WonderBox の公式サイトはこちらです。
結論から先に言うと、Wonderbox(ワンダーボックス)は今までとは違うスタイルの通信教育です。
使うのはタブレットのアプリと実物のキット。
四則演算や漢字の練習ではなく、子供の思考力を育み学習意欲を掻き立てる要素がたくさん詰まっています。
算数や国語など教科書の内容をタブレットで学ぶ教材はスマイルゼミやチャレンジタッチがあります。ワンダーボックスは一般的なタブレット教材と違い楽しみながら知能を伸ばせる通信教育です。
今回の記事では、幼児教材を選ぶのが好きなワーママ(2児を育て中)の私が、実際に子供に使わせる目線でみたWonderBox(ワンダーボックス)について深堀りしていきます。
ンダーボックスはアプリとキットで学ぶ通信教育です。
タブレットのアプリを毎月更新して使い、キットという実物の教材が自宅に届いてきます。ワンダーボックスの特徴
- 対象年齢は4〜10歳
- アプリとキットで学ぶ月額制の通信教材
- 毎月キットが届く
- STEAM教育の分野
- ワンダーラボ(旧花まるラボ)が作っているオリジナル教材
Wonderbox(ワンダーボックス)はタブレットにアプリをダウンロードして使うプログラミングなどのデジタル教材です。
※タブレットは自分の端末を準備する必要があります。
ワンダーボックスのマップ、シェイピー
キットは地図やさんかくの図形パーツ。
カラフルな紙の図形パーツです
アプリだけじゃなくて子供が実際に手を動かして問題を問いていく問題です。
年間スケジュールによると、トイは3ヶ月に一回新しいものが届きます。今年1年間で届くトイ
- シェイピー……………………………平面図形
- 折り紙マスター、飛び出す絵本……紙で遊ぶ
- ボードゲーム
- ????(未発表)
なぞぺーをやったことがある子は見覚えがあるかも?
また、ノートはただ問題を解くだけではなく、自分で問題を作る課題もありました。
WonderBoxはSTEAM教育の分野のコンテンツ
ワンダーボックスはSTEAM教育分野の教材というのが特徴です。
STEAM教育を簡単に説明していきます。
STEAM教育(スティームきょういく)とは、 Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステムきょういく)」に、 Art(芸術)を加えて提唱された教育手法である。 STEAM教育は、STEMの4科目(科学、技術、工学、数学)を、関連する様々な教育分野に統合するという特徴を持つ
Wikipediaより引用
STEAM教育(スティーム教育)とは今、世界で注目を集めている教育法で以下の頭文字をとったものです。
- Science…………(科学)
- Technology……(技術)
- Engineering……(工学)
- Art………………(芸術)
- Mathematics……(数学)
端的に言うと、これまではそれぞれの教科として学んでいた5つの分野の垣根を取り払い、様々な分野の視点や方法論を持って問題解決していく方法を学びましょうという教育法。
たとえば埼玉大学ではSTEM教育研究センターがあり、ロボット技術やプログラミングが学べるものづくり教育が始まっています。これにArtが加わったのがSTEAM教育です。海外、とくにシンガポールは国を挙げて取り入れてる教育法
プログラミング界隈では世界の国々でスタンダードになっています。
科学、技術、工学、数学って理系のジャンルが並び、そこに芸術が加わるという創造性がありますね。
ロボット工学やプログラミングと相性が良い教育法だというのも頷けます。STEAM教育ってプログラミングと相性良さそう
WonderBoxの対象年齢は4歳から10歳。
ワンダーボックスの対象年齢は4~10歳です。
年中さんから小学校5年生まで。ちょうど思考力が伸びる時期と言われる黄金期です。
それに工作したりモノづくりするのが好きな年齢で、想像力を働かせる年頃です。
この時期に、手と頭を使って創造する教材で学ぶのはとても意味があることだと思いませんか。
WonderBoxはデジタルとアナログの行き来が面白い
ワンダーボックスの中で私が面白いと感じたのは、以下の4点です。
- キットとアプリでデジタルとアナログが融合されている
- 月の合間にテーマやルールが追加されて変化していく
- 作ったものをアップする
- 他の人の答えをみてブラッシュアップできる
ただタブレットをやるだけではなく、実物のキットがあるのは子供が喜びますね。
そして「一度やったら終わり!」じゃなくてアプリは新しいテーマやルールが月の合間にも追加されて何度も遊べる仕組みになっています。何度も遊べるのが良い
作った作品の写真をお友達の作品をみることもできます。
作画問題のように正解がない問題は何度も作って楽しめます。
WonderBoxはワンダーラボ(旧花まるラボ)のオリジナル教材
Wonderboxは教育コンテンツを作るのが得意なワンダーラボがすべてオリジナルで作っています。
このワンダーラボの川島 慶さんは、花まる学習会の高濱先生と一緒に「なぞぺ〜」や「算数脳育成パズル」を作成している方です。
ワンダーラボが作った代表的な教材をみてみましょう。
【ワンダーラボの教材】
- 知育アプリ THINK!THINK!(シンクシンク)
- ワークブック「なぞぺ~」
- ワークブック「考える習慣が身につく 算数脳育成パズル」
ワンダーラボの教材に共通しているのは、数列や図形、順序など数学的センスを問われる問題が出てきます。
中学受験でも難関校の問題を解くには思考力、応用力が大切だと言われます。
4歳から10歳の伸びる時期に、考える力を育む問題をやるのは意義があると思いませんか。
なぞぺーがなぜ他の教材と違うのかを説明すると、単純な計算問題はなくゲームをするように楽しく学べるんですね。
なぞぺーは、本当に面白い問題ばかりで子供の食いつきっぷりが違いました
なぞぺーと同じように、今回のWonderboxも子供が夢中になるコンテンツが揃ってました。
知育アプリTHINK!THINK!
ワンダーラボは知育アプリも製作しています。
その中でもTHINK!THINK!は幼児向けの教材です。
もし今、THINK!THINK!を使ってる方は、入会したらワンダーボックス1本に変更することをおすすめします。
使用環境まとめ
- ios、アンドロイドどちらでも使える
- 携帯、タブレットどちらも使える
- 1アカウントで複数端末使える
- インターネットは繋がってる必要がある
WonderBox公式HPでは、無料のおためし版アプリが使えます。
- アトラニアス…算数オリンピックの難問ができる問題
- たいせんボードゲーム…タブレットのボードゲーム、オンライン対戦できる
- ミッションハンター…会話形式のミッションを遂行していく
- ずっこけびじゅつかん…発想力や表現力を育む問題
- コードクラフターズ…プログラミングが学べる
WonderBoxの内容が分かったところで、料金をみてみましょう。
料金は12か月一括払いで月あたり3,700円から。
ワンダーボックスは12か月一括払いにすると月々払いよりも500円安くなります。
年間にすると6,000円の差。おもちゃ2個くらい買えちゃうので大きいですね。
年払いすると月々払いより500円安い計算になります。
12ヶ月一括払い | 44,400円 | 月あたり3,700円 |
6ヶ月一括払い | 24,000円 | 月あたり4,000円 |
月々払い | ー | 月あたり4,200円 |
一括払いで申し込み、途中解約した場合は返金されます。
ワンダーボックスはワンダーラボ(旧花まるラボ)が作った全く新しい通信教材で、特徴は下記の通りです。
ワンダーラボは、大人気アプリ「シンクシンク」や子供たちが進んでやりたがる問題集「なそぺ~」などを作成した、いわば「子供たち」や「問題作成」のプロ。
そんなプロ集団が考え抜いて作成した、今までの通信教材とは全く違った新感覚な教材です。
なんだかワクワクしちゃいますね!
とにかく子供の「やってみたい!」「おもしろそう!」を引き出す仕掛けが満載な教材です。
教材の基本セット
ワンダーボックスは、「デジタルとアナログのハイブリッド」教材です。
そのため、教材は毎月配信される8~10のアプリのコンテンツと、お届け教材に分かれます。
お届け教材は上記のとおり4つで構成されています。
①ワーク
その名も「はてにゃんのパズルノート」です。
可愛いですね、はてにゃん。こちらは年齢別の教材になっています。
ワンダーラボが出している「なぞぺ~」とイメージは似ているかもしれません。
考える力がつく算数脳パズル 新はじめてなぞぺー 年中~小学1年
それだけでなく、このワークのすごいところは、問題を解くだけでなく、「問題を作る」取り組みがあるということ。
自分で考えることを大事にしているワンダーボックスならではだなぁと思います。
問題を作るのが難しい就学前の子供にもできるよう、シールなどをつかって作問に挑戦できます。
※年中・年長用
②ビックペーパー & ③トイ
ビックペーパーはその名の通り「大きな紙」です。(笑)
両面カラー印刷されていて、片側が迷路、反対側が後述のトイで遊んだりするときに広げて合わせて使うシートになっています。
※早速迷路にチャレンジ!
大きなシートにトイを広げてそのうえでトイで遊ぶことができるのですが、広い所で回りを気にせず取り組むということは、自由な発想にとってもよいと思います。これがあれば、あちこち教材が散らばってしまったり、机を傷つける心配もないので親的にもありがたいです。(笑)そして、毎月のお楽しみトイ。知育玩具といっても良いかもしれません。例えば4~6月は同じテーマで、平面図形で遊べるシェイピーが届きました。
4-6月のビックペーパーとトイについては、↓このような感じです。
トイは厳選されたあまりかさばらないものが届くので、家のスペースやお片付け的にも助かります。
なお、7月は「ペーパーラボ:折るを極める」がテーマ。
「もしかして、ただの折り紙?」と思いきやめちゃくちゃ楽しくてびっくりしています。
特に紙を折りながら謎解きをするクエストは最高に楽しいです!
7月号の内容を詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
→ワンダーボックス最新号レポート
今後も何が届くかとても楽しみです。
④お届けBOX
上記①~③の教材がBOXにいれて送られてきますが、なんとそのBOX、そのまま捨てるのではなく遊ぶことができます。
最初に箱を開いた瞬間に、箱の裏にナゾが用意されており、そのナゾを解いてアプリに答えを入力すると、アプリの教材が開始するという仕組み。
更にそれだけでなく、工作にも使えるよう印刷がされています。
届いた瞬間から、このワクワクしてしまいそうな仕掛け、なかなかやるなぁ~と思います。
そして教材に全く無駄がなく、環境にも配慮されています。
アプリの内容
さて、実際に届く教材の他にメインとなるのが、アプリです。
毎月8~10のアプリが届きます。
いったいどのようなアプリが配信されるのか・・とても気になりますよね。
ここでは我が子が好きなコンテンツを3つピックアップしてみました。
①シンクシンクプラス
「シンクシンク」アプリをご存じの方も多いと思います。シンクシンクはワンダーボックスを作る会社が提供しているアプリ。
なんとその内容がワンダーボックスにもパワーアップして入っています。
シンクシンク有料版は最高額で980円しますので、その内容がまるっと遊べるのはとてもありがたいと思います。
※年中用。数の合成分解が楽しく学べる。
※小2用。図形もアプリなら視覚的に理解しやすい。
問題は「図形」「迷路」「数」などをバランスよく出題してくれます。
子供たちが大好きなコンテンツです。
②そっくりさがし
家族で楽しんでいるのがこちらのそっくり探し。以下の写真の共通点、見つけられますか??
※このコンテンツは月によって配信されない場合があります。
結構大人でも難しいですよね!
どんな回答でも基本的には点数がもらえますが、ボーナスワードを当てられると200~600点がもらえて、バッチが増えていくしくみ。
いつも家族みんなで挑戦しているのですが・・・実は全問ボーナスワードをあけられたことがありません!
難しいけどそこがまた楽しいです。
③コードクラフターズ
プログラミングの基本を学べるだけでなく、それを使って自由に何かを作ったり、表現したりすることができます。
プログラミングだけでも習い事の一つとしてはやっている昨今、教材アプリの一つとして楽しめるのはとてもうれしいです。
その他のアプリもとても楽しいものばかりなのですが、たくさんありすぎて正直ここではお伝えしきれません。
そこで配信されるアプリについて、下記↓の記事にとっても詳しく書いています。
良い点だけでなく、イマイチだなぁという点についてもぶっちゃけちゃっています。笑
どんなアプリなのか具体的に知りたい方は是非読んでみてくださいね★
さて、その他に気になる点についてQ&A方式でまとめてみました。
年少でも先取り受講は可能?難しい?
ワンダーボックスの対象年齢は年中~小学校4年生となっています。
年少だと難しいことが多いと考えられますが、発達や理解が早いお子様や普段から年中レベルのこともできるようなお子様の場合は受講も可能かと思います。
1点注意として、我が家の4月から年中になる息子がアプリでお試しした際、「ひらがな」の読み上げのないアプリ教材もあり一人ではできなかったため、「ひらがな」が読めない場合は親がついて教えてあげないとならないかなと感じました。
※今後、読み上げ機能が付く可能性もあるとは思います。
同じ教材を使うものもあるのに、対象年齢が広いけど大丈夫??
トイやビッグペーパーなど一部の教材は、全年齢共通ですが、ワークやアプリは年齢別になっています。
特にアプリでは、自動で難易度を判定して問題を出題してくれるようになっていて、時に大人でも難しい問題も出てくるので、小学校中学年のお子様でも十分に楽しめる内容になるよう工夫されています。
下記は3-4年生向けのワーク問題の一部ですが、かなりやりごたえがある問題もありそうだなぁという印象です。
序盤は1-2年生と同じレベルから出発しますが、終盤はさらにハイレベルな問題に取り組みます。大人もうなるレベルですので、こちらも解けなくても心配なさらないでください。他者性が身についてきますので、「相手がどう考えるか?」と思いを巡らせながら作問できるようになると、さらに楽しさが広がりますね。
ワンダーボックスでIQが上がる効果があるって本当?
小学校受験や中学校受験にも役立つ?
ワンダーボックスにも同内容が含まれている、アプリ「シンクシンク」をカンボジアで導入した際の実験で、実際に小学校3年生の学力テストは偏差値で6.8、同4年生は6.1も改善したとの成果が出ています。(知育アプリ「シンクシンク」で学力、IQが大きく向上。カンボジア王国におけるJICA・慶應大学中室研究室との実証実験にて効果を確認)より。
また、ワンダーボックス自体は受験に役立つために作られているものではありませんが、意欲や思考力が育つことで、結果的に受験にも役立つことがあるようです。
図形問題の難問にチャレンジしたり、写真の共通点を見つけ出すことで言語力を身に着けたり・・本当に様々な力が身につくと感じます。
実際に中学受験に出るような図形問題の基礎もあります。
我が家は小学校受験は未経験ですが、実際に小学校受験を検討されている方にも、良いとの口コミがありました。
その他のQ&Aについても、ワンダーボックスHPに記載されていますので、気になる点がある方はそちらをチェックしてみてください。
ワンダーボックスはこんな人にオススメ
さて、ここまでワンダーボックスについて語ってきましたがいかがでしたでしょうか?
我が家では「チャレンジ」や「スマイルゼミ」を活用していますが、それと比較しても、本当に全く新しい教材だなぁと感じます。
正直に言うと、タブレット学習に抵抗がある方や、一般的な学校で習うような学習をさせてたい方には全く向いていない教材になるかと思います。
私的にはこのような方↓におすすめしたい教材だと思いました。こんな人にオススメ
・学ぶことが楽しい!と思ってほしい。考えるってワクワクする。そんな気持ちを大切にし、育てていきたい。
・学校の勉強(ひらがな等の文字や数字など)は別でやるので、思考力、創造力、論理的思考を伸ばしたい。
STEAM教育の分野の取り組みをさせたい。
・親が強制的にやらせるのではなく、子供が自分からやりたがることをやらせたい。
WonderBox の公式サイトはこちらです。