プロボクシングを統括する日本ボクシングコミッション(JBC)は2日、沖縄県内の日本プロボクシング協会(JPBA)加盟ジム所属の10代男性練習生が、新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性判定を受けたと発表した。沖縄県のジムから感染者が出たことが判明したのは今回が初めて。
練習生は先月28日にジムで練習した夜に発熱。翌29日には高熱を出したという。同30日にPCR検査を受け、8月1日に陽性と判定された。現在は自宅で入院待機中。微熱程度があるという。なお、濃厚接触者の指定に関しては保健所の指示を待っている。
ボクシング界では4月、愛知県内のジムで初めて感染者が確認された。大阪府内のあるジム関連では、先月末までに16人の感染者が報告されている。
JBCは、個人情報保護の観点からジム名などは公表していない。