可児のジムクラスター 岐阜、同居家族など22人に
2020年8月2日 05時00分 (8月2日 05時00分更新)
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県と岐阜市は一日、十〜六十代の男女十三人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は計三百四十四人になった。七月三十一日にクラスター認定された可児市のスポーツジムで新たに五人の感染が判明し、三重県四日市市内の七人と合わせて計二十二人の感染者が出ている。
新規感染者の内訳は、美濃加茂市七人、多治見市二人、岐阜市、大垣市、各務原市、関市で各一人。県が把握している限りでは重症者はいないという。この日の退院者は五人だった。
可児市のスポーツジムクラスターで新たに感染が分かった五人は、いずれもジム利用者の同居家族。ジムクラスターの接触者の特定作業は現在も続いており、県の担当者は「ジムの利用者履歴が残っていないので、利用者の特定に時間がかかっている」と話した。同クラスターの感染者は外国人が多いとみられ、言葉の問題も利用者特定に時間がかかる理由の一つという。
三十一日に感染が判明した同ジムのスタッフの同居家族の可児市の十代男性について、県教委は加茂高校の生徒だったと発表した。感染判明後の同日夕方に全校生徒を帰宅させ、一、二日は休校と...
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