親バカ青春白書 第1話 ムロツヨシ、永野芽郁、中川大志、今田美桜、戸塚純貴… ドラマの原作・キャストなど… New!
出典:『親バカ青春白書①【親子で同級生!?】』の番組情報(EPGから引用)
2020/08/02(日) 22:30:00 ~ 2020/08/02(日) 23:25:00
[新]親バカ青春白書①【親子で同級生!?】[解][字][デ]
娘が可愛すぎて娘と同じ大学に入学しちゃった最強の親バカな父!?ムロツヨシGP帯初主演!「今日から俺は!!」スタッフ再集結で、福田雄一が手掛けるオリジナルドラマ!
出演者
ムロツヨシ、永野芽郁、中川大志、今田美桜、戸塚純貴、小野花梨、谷口翔太 平埜生成/濱田めぐみ、野間口徹、新垣結衣
1話ゲスト????、????
番組内容
最愛の妻(新垣結衣)を亡くし、男手一つで娘を育て上げた売れない小説家・小比賀太郎(ムロツヨシ)は、純真無垢なド天然の愛娘・さくら(永野芽郁)のことが大好きすぎる筋金入りの親バカ。女子校育ちのさくらが共学大学に通うことを心配するあまり、同級生として同じ大学に入学することに!?
陰に日向に娘を守りながら、新たな仲間たちと共に、いや若者以上に青春を謳歌するガタローだったが、愛するさくらに事件が!?
監督・演出
【演出】福田雄一
原作・脚本
【脚本統括】福田雄一
【脚本】穴吹一朗
音楽
【音楽】瀬川英史
制作
【プロデューサー】高明希、鈴木大造、白石香織
【制作協力】AXON
おしらせ
【HP】ntv.co.jp/oyabaka/
【Twitter】@oyabaka_ntv
【Instagram】@oyabaka_ntv
『親バカ青春白書①【親子で同級生!?】』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)
- 寛子
- お父さん
- ガタロー
- 根来
- 美咲
- 普通
- 大学生
- サークル
- 東京
- 一緒
- 落語
- コーンフレーク
- 今日
- 先生
- 大学
- お願い
- ガッタ
- ダメ
- バイト
- ホント
『親バカ青春白書①【親子で同級生!?】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
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(小比賀さくら) う~ん!
(鈴の音)
(小比賀太郎) 幸子…。
お願いします。
お父さん ごはん できたよ。
お願いします お願いします
お願いします お願いします…!
あのさ お父さん
お母さんは神様じゃないんだから。
何 言ってんの? 女神だよ。
お母さんは女神だよ
見てごらん この かわいい顔…。
あ~ 女神~。
お父さんなんかと
結婚してくれるのは
これは もう奇跡なんだ…。
もう百万回 聞いた。
それに テストは
もう終わってるし。
分かんないよ
万が一ってこともあるんだから。
本当は受かってんのに
何かの手違いで
番号がなかったりして そんなのは
こっちは知らないもんだから
あ~んだけ頑張ったのに~。
何でだよ! 神様 何でだよ!
…ってなるじゃん
でも どうにもならない。
だが 幸子は違う 女神様なら
「あれ~? 受験番号がな~い」。
あっ! ヤバっ お鍋。
「でも~ 合格
さくらは かわいいから合格!」。
すいません すいません…。
見て 見て。
あった。
お父さん あった!
ほら あるよ!
あった… あった! あったよ!
お父さん 私 合格したよ。
幸子~! ありがと~う!
ちょっと お父さん
泣き過ぎだから。
だって だって だって
あったんだもん。
あったんだ…!
は?
えっ 何? それ。
えっ?
お父さんの受験票~!
は?
(前田) あ~っ! よかった!
あ~! 前田のおばちゃ~ん!
ねぇ
さくらちゃん 合格したんだね。
あ~! 人ごととは思えないからさ
よかった。
うん! さくらも俺も合格した!
あ~ めでたいね!
さくらちゃんは? 学校?
「おめでとう」って言っといて。
あ~ やった!
20年ぶりの大学生だ~!
えっ? ちょっと待って…。
太郎ちゃんも合格!?
うん! やったよ おばちゃ~ん!
何で?
もう やだな。
俺も受験したからに
決まってるでしょうが~!
ちょっと 太郎ちゃん あんた
大学 行ったんじゃないの?
うん 行ったよ 東大。
ほら… 人って見掛けによらない
これで東大だもんね。
ちょっと待って
あんた 何で また受験?
もう! 何で 何で 何でって
もう 何でおばちゃん。
何でおばちゃん あのね
さくらは小 中 高と女子校なの。
それがね
どうしても あの子ったら
この大学に行きたい
って言い出したの。
共学!
はぁ。
ってことは…
男が 交じって来るの。
分かる?
ほぉ…。
お~… 分かんない人だな。
危険過ぎて さくらを1人で
通わせるわけにいかないでしょ?
ちょっと待って! つまり…
太郎ちゃんも さくらちゃんと
一緒の大学に行くと!?
うん!
だから そう言ってるでしょ~!
何で?
も~う! だ~か~ら~!
娘が好きで 好きで 好きで 好きで
たまらんからに
決まってるでしょうが~!
♬~
♬~
(男性) はい チーズ。
(カメラのシャッター音)
仕方ないよ
どう見ても学生に見えないもん。
だって 学生証だって
こうやって見せたんだよ。
これ!っつって
印籠みたいに 目に入らぬか…!
おっ びっくりした。
(山本寛子) あっ! すみません!
いえいえ。
(寛子) 文学部!?
ありがとさん。
(寛子)
あの… 何浪したんですか?
いやいや… こんな年になるまで
浪人しないでしょ。
ちょっと お父さん。
「お父さん」!?
あっ… 何か すみません。
えっ 親子で入学!?
そりゃまた変わっとるね。
あららら どこぞのご出身で?
えっ あっ 広島ですけど。
≪寛子! 待ちんさ~い!≫
(寛子) あっ。
(山本五郎)
あっ… 何で逃げるんやぁ?
(寛子) 親と記念写真とか
田舎者 丸出しでハズいわ。
娘の…。
晴れ姿… おさえるんは…
当たり前じゃろうが。
あっ そうだ さくら
写真 撮ろう 記念写真。
あっ そうだね 撮ろうか はい。
(カメラのシャッター音)
仲がええの~う!
ハハ…。
うらやましいの~う!
はい 親子で同級生ですから!
おぉ…。
何を言うとるんかの? この人。
(寛子) お父さんのほうも
入学するんだって。
おぉ… ちょい ちょい ちょい
ちょい ちょい ちょい…。
えっ 何?
あの… 現役?
うん。
あっ じゃあ 同い年だ。
私 小比賀さくら よろしくね。
山本寛子 よろしく。
さくらの父の太郎です。
あっ みんなからは
「ガタロー」って呼ばれてます。
どうしょう 普通に自己紹介しとる
どうしょう。
お父さんだけ…
ついて行けとらん感じじゃわ。
いいよ お父さん 写真撮ろう。
ええんか!?
(寛子) うん。
こんな 親バカどころじゃない人に
会ったら
写真くらい 大したことないわ。
あなた… グッジョブ。
どうも どうも。
(キーボードを打つ音)
(キーボードを打つ音)
(尾崎)
さくらさんが女子大生か~。
ハァ…。
あっ すいません。
どうぞ 書いてください。
(キーボードを打つ音)
さくらさんも もう大人だ…。
ハァ…。
あっ すいません。
ほら。
書いてください。
(キーボードを打つ音)
さくらさんのタイプって…。
書けないよ!
何だ? それは… 心の声か?
心の声っていうのは
心の中で言うもんだぞ。
全部 漏れてる
全部 心から漏れ出てる。
すいません。
もう いいから帰ってくれよ。
原稿 書いたらメールで送るから。
ダメです。
編集長が原稿もらうまでは
帰って来るなって。
いつの時代だよ。
あと原稿用紙 7枚
頑張ってください!
君が邪魔してんの!
先生!
今度 締め切り遅れたら
冗談抜きで
連載 終わっちゃいますよ?
それは困る。
僕も困ります。
僕 中学生の時に
この映画 見てから
先生の大ファンなんですから。
次のヒット作は
絶対 一緒に作りたいんです。
悪かったな デビュー作から
20年 ヒットなくて。
細く長く そこそこで。
いやぁ ここまで続いてることが
ホント すごいことですよ~!
ねぇ 君 ホントに俺のファン?
さぁ 先生
どんどん書きましょう。
だったら 声 出さないで 黙ってて
気配を消して!
君の前の担当はね
気配を消すの うまかったよ。
うま過ぎて 何度 驚いたことか
おい 担当! おい 担当…!
先生 先生 先生…。
うるさい。
喋ってないで 書いてください。
おい 担当… くぅ~。
何だ その「くぅ~」って。
(キーボードを打つ音)
あれ? これ…。
おい 担当!
すいません いや これ
さくらさんの参考書かなと思って。
俺の!
えっ? 何に使うんです?
勉強に決まってんだろう!
勉強?
お~う。
そ~うだな 違うな。
うん 違うな うん。
資料だよ。
えっ! じゃあ 何か新しい話
考えてるんですか!?
まぁな それは…。
うぇ~い。
《言わないほうがいい》
《俺が大学生になるって
言ったら
こいつ
絶対 仕事 回さなくなる》
横 いい?
どうぞ。
あれ? お父さんは?
あっ 何か 「後ろでいい」って。
♬~
ホントに入学したんだね。
うん。
ねぇ ねぇ…!
イケメン発見!
ん? どこ?
あそこ 端っこ。
♬~
♬~ (ドアが閉まる音)
♬~
(大村) はい では
ガイダンスを始めます。
(カメラのシャッター音)
《こいつは
見るからに軽そうだな》
《要注意だ》
(大村) はい 遅れて来るなら
後ろから入る。
(美咲) すいません。
(美咲) え~っと…。
はい そうなるでしょ
後ろから入れば席を見渡せるから。
そこ 空いてるから
座ってください。
はい すいません。
(大村) はい 座ります
間もなく座ります。
はい 座りました。
はい 私の講義のルール その1
遅れて来たら 後ろから入る。
それで この紙 これ
最初にお配りしますんでね
これに名前 書いて
授業終わりに提出してください。
それで出席となります。
(カメラのシャッター音)
《真面目そうだが
こういうヤツこそ要注意だ!》
(根来) えっ…。
(大村) ちょっと おじさん。
はい あなたです。
「えっ 僕?」みたいな
リアクション取ってるけど
ここに おじさんは
あなたと私しか いない。
あなた 学生?
はい 学生です。
(ざわめき)
何やってんの お父さん…。
オ… オビ…。
ガタロー君。
小比賀太郎です。
あぁ ここで切るのね。
あっ でも ガタローでいいです。
よく間違えられるうちに
あだ名が ガタローになったので。
そうはいかない。
先生が生徒を あだ名で
呼ぶわけには いかないから。
今の時代
そういうの厳しいからね。
っていうか…
何してんの? さっきから。
えっ。
君…。
はい。
ガイダンス終わったら
話があります。
察します。
さっきのイケメン!
ここ いいですか?
(学生A) よっしゃ 空いてる~。
(学生B) ラッキー!
(畠山雅治) ごめんなさい!
こっちの人たちが先なんで。
は? 先に
こっちが見つけたんだけど。
違いますよ
この人たちのほうが先です。
(学生B) お前 1年だろ?
俺ら先輩なんだけど。
それは今 関係ないですよね?
あ?
チッ。
(学生A)
おい あっち空いた 行こうぜ。
(学生B) おう。
ありがとう。
いや 本当のことだから。
さくら?
えっ?
大丈夫?
うん。
うん。
♬~
(美咲)
やっぱ あり得ん! この汁。
(寛子) どしたの?
うどん 頼んだんやけど
黒い汁 出て来たけん
濃ゆくて飲めんかった。
急に方言 濃いな
出身どこだっけ?
福岡。
西か。
俺 秋田だから結構平気。
私 広島
確かに この色 えぐいね。
どこ?
えっ? あっ… ごめんなさい。
出身だよ さくらって東京?
うん 東京。
東京だと これが普通?
あっ…。
これ 「うどん」っていうんだよ。
♬~
天然?
おそらく。
♬~
(藤尾)
テニスサークルです 一緒に!
おっ… すみません。
えっ 何で? ちょうだい。
いや これ 学生限定なんすよ。
1年です。
じゃあ…。
どうも。
うお~ まさにキャンパスライフ!
ください。
ください。
ハハっ ください
ありがとうございます。
ハハ! ください う~わ。
≪おっ いた! いた~!≫
柔道部。
≪いた いた いた…≫
これは何だ? バレーボール…。
すいませ~ん!
今 YouTube撮ってんすけど
ちょっと いいっすか?
えっ 何? これ もう撮ってるの?
そうで~す! 今回の
『まぐろやネゴロTV』は
かなりの熱盛り大スクープ!
なんと この人
大学の教授じゃなくて
学生なんだって! 神じゃね!?
どうも 神で~す
カール・ゴッチで~す。
おう
ジャーマン・スープレックス!
イミフな持ちギャグ
わっしょ~い!
なんと この人
ネゴロと同じ1年!
そうで~す おう!
♪~ ピッカピッカの1年生
どう見ても おじさんで~す。
どうも~ おじさんで~す。
40で~す
おう フォーティーラブ。
ヤベェ ヤツで~す!
どうも ヤバくて すいません。
それじゃ この後 このおじさんに
インタビューして来るんで
それは次回の『まぐろやネゴロTV』で
お届けしま~す。
お楽しみに~!
あと チャンネル登録
お願いしまぐ!
以上 まぐろやネゴロでした~!
はい OK! えっ?
サークルとか入る?
あ~ まだ考え中。
さくらは?
うん まだ。
私 バイトあるからパス。
何のバイト?
とりまね カフェは決まったんだけど
あと2つ探さなきゃ。
3つも!? 強っ!
私もバイトやってみたいな。
えっ 今どき
バイトやったことないの?
うん お父さんがダメだって。
あ~ お嬢様的な?
いや それがさ…。
≪いた!≫
やっと見つけた あっ ここ いい?
(寛子) どうぞ どうぞ。
あっ こいつ 根来恭介
同じ文学部の1年。
和歌山出身 実家は漁師
一応 YouTuberらしい。
どうも 『まぐろやネゴロTV』の
根来恭介です。
さっき
こいつのYouTube 出ちゃった。
あぁ… っていうか
大丈夫だったの? お父さん。
ん?
ちょっと待って ちょっと待って。
今 何て?
ん?
(寛子) ほら さくら。
みんなに衝撃 走ってる。
こちらの お2人は?
あっ こちらは畠山さん。
ど… どうも。
で 衛藤美咲さん
みんな 同じ学部だよ。
そうなんだ よろしく~!
「よろしく~」じゃねえんだわ。
気になって
しょうがないんですけど。
(太郎:さくら) ん?
(寛子) いや だから
どうして さくらのお父さんが
ここにいるのかってこと。
あぁ そっか。
これは私のお父さんです。
どうも~。
私のことが心配で
一緒に大学生になりました。
いや いや いや いや いや
ウソでしょ…。
本当です。
うん 分かんない 分かんない…。
分かんない 分かんない…
何? 何?
何なの? この奇妙なお父さんは。
ってことで
さくら サークルどうする?
えっ! こんなにもらって来たの?
うん。
見せて 見せて。
演劇。
生け花。
そして…。
あっ
マジックとか面白そうじゃん。
よく この流れで
サークルの話 のれたね。
えっと~…。
俺の顔に何か付いてる?
あっ… いえ。
あっ これはホクロ。
いいよ 全然
いじってくれて構わない。
生まれつきだ
全部 対応できるから。
えっと~ 畠山君は
サークル 決まってるの?
あぁ あっ あの… 落研です。
へぇ~ 好きなの?
はい 中学から聞き始めて…。
おう。
志ん朝師匠が 特に…。
お~! なかなか
いい趣味してんなぁ。
オチケンって何?
(寛子) 知らない。
落語だよ 落後 落語研究会。
(寛子) ふ~ん。
あっ
YouTube研究会っての あるよ。
俺は我流なんで。
ねぇ あんた
チャンネル登録者数 いくつよ?
20ちょいっす。
友達しか見てねえやつじゃん。
20人も友達いないっすから。
ねぇ さくら
テニスサークル行ってみない?
テニスかぁ…。
(寛子)
わ~! どっか行っちゃった!
すくう…。
(男子学生) そうそう…。
すくって 打つ。
こっちに行った時に
ちゃんと腰も回す。
腰も回す…。
そう そう…。
横 向いてて 腰も前に。
そう そう そう…。
バランス崩さない シュって。
待て 待て 待て 待てぃ!
何だよ?
接近。
触らなくても 口で説明すれば
分かるんじゃないでしょうか。
はぁ? あんたに関係ねえだろう。
関係あるわ! 大ありだわ!
もう お父さん 喧嘩は やめて。
お父さん!?
そう そう そう…。
触らなくても
言えば分かる子だから。
離れてください。
危なっ!
よいしょ~。
ごめん 私 テニスは無理そう。
そっか。
ガタローは?
何か ボール拾いで突き指したって
今 冷やしに行ってる。
ガチか 突き指って。
今度さぁ
他の大学と交流会があるのね。
あの 私 入らないんで。
分かってるよ お父さんでしょ?
だからさ
お父さんには内緒で おいでよ。
うちと交流のある大学が
4つ集まって
月1でパーティーやってんだ。
へぇ~!
まっ とりま 1回 来てみて。
(寛子) はい。
(藤尾) じゃ!
ごめんね 寛子。
ううん 私も もうちょい考えるし。
私… 落研 見学してみたいなって。
ごめん それは渋い。
[ 落語が聞こえる ]
文学部1年 小比賀さくらです
よろしくお願いします。
部長の深井です。
今 うちは 私 含めて3人
1年の彼を入れて
4人です。
4人。
そう… 少ない… 今は少ない。
だが しか~し!
こんな世の中だからこそ
我々 男性一同 落語を!
落語を! 世に広めたいと
心の底から願っている。
男だけ…。
ええ 今は落語より
コントとかのほうが人気あるから
お笑いサークルに
人 取られちゃってね。
さくら お笑いサークル行こう。
いや いや いや…。
こんな男くさい所は危険だ。
でも 私 コーンフレークか
コーンフレークじゃないか
あんなに たくさん言えないよ?
うん いいよ 全然いい。
何で ミルクボーイ限定なのか
ちょっと よく分からないけど
全然いい いいよ お父さんが
全部やる ボケもツッコミも。
あの「おかんが言うにはな…」
のほうも
「コーンフレークやないか」
「コーンフレークちゃうかぁ」
…のほうもやるから
どっちかできる? 言ってごらん。
コーンフレークやないか。
あっ いいね
「コーンフレークちゃうかぁ」は?
コーンフレークちゃうかぁ。
あっ 天才 あら 現る。
フフっ。
「な~に~!? やっちまったなぁ!」
は できる?
な~に~!? やっちまったなぁ!
はい ド天才 ド天才 現る。
フフ…。
あっ いい笑顔 うん
さくらは そうやってね
横で 笑ってくれさえ
すればいいから。
じゃあ お笑いサークル 行こう。
待ってください!
畠山君…。
うち 落語家のOBも多い
伝統あるサークルなんです。
でも今年 5人以上 集まらないと
廃部らしくて…。
お願いします!
困ってるみたいだよ お父さん。
えっ? えっ? お父さんなの?
めちゃくちゃ老け顔の新入生
じゃなくて?
《女子が増えれば
さくらも いやすいか…》
よし まずは人だ 部員を集めよう。
ガタローさん!
そうと決まりゃあ
このガタロー様が 落研…。
立て直してやろうじゃねえか!
≪いよっ!≫
(寛子)
えっ それで落研に入ったの?
まだ… 仮入部みたいな感じ。
でも さくらは あれでしょ?
畠山君がいるからでしょ?
えっ。
私 そういう勘 鋭いよ。
えっ そういう… えっ!?
さくらは 特に分かりやすい。
そんなに?
(寛子) うん。
(美咲) ≪やだ 面倒くさい≫
(根来) ≪ねぇ お願い~≫
(美咲) やだよ…。
(根来) お願い~。
ねぇ ねぇ ねぇ… 土曜さ
みんなで スカイツリー行かない?
(美咲) 何で私らが
あんたのYouTubeの撮影に
付き合わなきゃいけないわけ?
いいじゃん。
えっ えっ ひろちんは
スカイツリー行ったことあんの?
ないけど 「ひろちん」は やめて。
えっ さくらっちは?
あっ 東京だから あるか~。
あっ 私…。
何? 何の話?
(根来) おう。
あれ? お父さんは?
ガタローさん
まだ勧誘のビラ配ってる。
先に飯 食って 交代しようって。
そうなんだ。
それで? 何の話?
土曜 みんなで
スカイツリーに行きます!
決まってないで~す。
(寛子) しゃあない。
東京出身のさくらに
案内してもらうか。
えっ! 私?
(寛子) うん。
あっ。
じゃあ ガタローさんも来るよね?
俺も行きたい!
≪ねぇ スカイツリーって何駅?≫
えっ 何? 行くの?
あっ いや 何か今日 質問されて。
あ~ えっと 押上かな。
あの辺には隅田公園があるから
よく行ったな~。
さくらも何回も連れて行ったよ。
小さい時でしょ 覚えてないよ。
あ~ そっか じゃあ 久々に行く?
ううん 大丈夫。
そっか… あ~ でも
花火大会の時の 母さんの浴衣
ヤバかったな~。
花火が打ち上がる音
花火の破裂音
花火の破裂音
あっ ごめん
あっ いや わざとじゃなく…
花火の破裂音
(幸子)わざとが よかったな
♬~
ここがスカイツリーで~す。
到着しました! ウェ~イ!
ウェイ ウェイ ウェイ…!
イェ~イ!
え~っと 展望台は…。
あっ あそこでチケット
買うんじゃない?
あっ そうだね。
はい レッツゴー レッツゴー…!
待って 待って 待って…!
上がるのにお金 要るの!?
(根来) うわ すっご! すっご!
美咲… ホントに
来なくてよかったのかな?
せっかく下まで来たのに。
それな。
まぁ 「お金 もったいない」って
言うんだし 気にしないでおこう。
根来 根来! あっちで撮影しよう
あっちのほうが映えそう。
(根来) マジ? OK! よっしゃ!
どこ?
(寛子) あっち あっち…。
さくら ありがとう。
えっ?
あっ あの…。
落研 来てくれて。
あっ… うん。
今日 ガタローさん 来られなくて
残念だったね。
あぁ… うん。
♬~
実は… さ。
実は 俺…。
好き… なんだ。
えっ!?
さくら…。
さくら。
俺…。
ガタローさんが好きなんだ!
あっ…。
えっ。
いや あの でも これ… 内緒ね。
言う時は
自分で 直接 言いたいから。
いや 結構 ガタローさんの前だと
何か こう緊張しちゃって…。
さくら!?
(倒れる音)
えっ!? ガタローを?
そっちだったか~。
さくら これ…。
あ… ありがとう。
気圧のせいかも…。
はぁ?
あ~ ねっ 高山病ね。
根来は黙ってろ。
えっ。
あっ 美咲は?
ずっと捜してんだけどさ
見つかんない。
もう帰ったのかも。
自由過ぎかよ。
(根来)
俺も編集作業あるから そろそろ。
ハタケも帰っていいから。
えっ!? いや でも 心配だし…。
そういうの やめたほうがいいよ。
忠告。
えっ? うん… 何か ごめん。
じゃあ また学校で。
うん。
(根来) じゃっあね~。
ハタケって もしやさ…
超絶鈍感?
うん…。
どうする? 家まで送ってこうか。
あっ… 今 お父さんの顔
まともに見られる自信ないや。
確かに。
うん。
あっ じゃあ ごはん行こっか
あとはカラオケとか。
あっ そうだ!
ねぇ ねぇ ねぇ これ行かない?
ここから近いんじゃない?
あ~…。
いた~!
捜したわ~ どこ行ってたのさ。
いや こっちのセリフな?
バイトの面接 受けてた。
えっ?
は? えっ ここの?
うん
履歴書 いつも持ち歩いてるから。
このメンツ
マジ 変なヤツばっかだな。
まぁ あんまりシフト入れないから
ダメだったけどね。
あっ ねぇ 美咲
これから ここ行くけど
一緒 行かない?
女子 1000円!? 無理 無理…
女子から金取るとかゲス過ぎ。
普通 タダでしょ 論外。
え~ そんな高くないじゃん。
ってか どのみち
バイトだから無理だわ。
じゃ またね。
うん… 頑張ってね。
(美咲) うん ありがとう。
うん…。
何しに来たの? 美咲。
想像してたのと違う…。
(寛子) だね…。
でも ほら 大学生だし
こんなもんなんじゃない?
しかも ほら 東京だし。
う~ん…。
あっ やっぱ
お父さんに聞いてみようかな。
出た お父さん。
ねぇ さくら
こんなこと言うのは何だけど…。
ううん いい!
もう大学生なんだし!
そう… そうだよ! 大学生だよ!
しかも東京の!
うん… 行こう 寛子!
うん! よしっ。
♪~
ど… どうすればいいの?
(寛子) どうって… えっと…。
フゥ~! あっ 今 来たばっか?
はい。
(男) 何 飲む? 頼んであげるよ。
じゃあ えっと…。
あっ… 私 オレンジジュースを。
うわっ! かわい~い 未成年だ。
あっ… はい。
じゃあ 私… お薦めあります?
ノンアルなら
サラトガクーラーとか どう?
あ~… サラトガクーラーね
あっ サラトガな気分かも。
(指を鳴らす音)
OK じゃあ こっち。
えっ…。
オレンジとサラトガ。
(店員) はい。
じゃあ こっち座ってて。
(寛子) は~い。
さすが東京の大学生 慣れてるね。
うん。
(高橋) かわいいじゃん。
ああいう感じの子
大好物。
(尾崎)
いや~ ありがとうございました。
もう来なくて いいからね
原稿はメールで送るから~!
あ~ さくらさん
会いたかったな~。
はっ!
遅い。
えっ 大学生ですよね?
うちの門限は7時だ。
ウソでしょ。
なった。
うわ 1秒単位。
(呼び出し音)
いいから ほら
ほら 早く帰りなさい。
ほら 早く!
(呼び出し音)
では… 失礼します。
(呼び出し音)
(尾崎) 閉めま~す。
早く閉めろ!
(ドアが閉まる音)
(呼び出し音)
(呼び出し音)
う~ん…。
(呼び出し音)
チッ。
(振動音)
ん?
(振動音)
あっ ガタローさん? 畠山です。
どうした?
さくらさん 帰ってますか?
何? 何かあったのか?
いや あの さくらさん
スカイツリーで
具合 悪くなっちゃって。
えっ!?
山本さんが ついてるから
大丈夫だっていうんで
僕は先に帰ったんですけど
やっぱり気になって戻ったんです。
でも もう そこには いなくて…。
どこ行ったか分からないのか?
たまたま衛藤さんに会って
インカレの飲み会に行くって
聞いて…。
インカレ!?
インカレって何?
他の大学との
合同コンパというか…。
コンパ!?
そこ あんまり いいウワサ
聞かないので 気になって…。
場所は?
そこまでは…。
う~ん… ちょっと待ってろ。
場所は分かった
連絡してくれて ありがとう。
僕も行きます。
(寛子) 大丈夫? さくら。
ダメ…。
足… ガクガクしてる。
私も…。
どうしよう あの飲み物に
絶対 何か 入ってたんだ…。
≪おい 何 逃がしてんだよ?≫
≪すいませ~ん いつもより
効き目が弱かったみたいで≫
≪あっちには いませんでした≫
≪もう1回 捜して来いよ≫
ハァ…。
(何かにぶつかる音)
見つけちゃったかな。
♪~
あっ ガタローさん!
ガ… ガタローさん あれ!
行きましょう!
待て。
普通に行ってもダメだ。
(寛子)
うっ…! 離せ言っとろうが!
(高橋) 俺 勝ち気な子 大好物。
あんたら 卑怯じゃ
変なもん飲ませて!
方言 萌えるわ~。
でも 焦らしプレー
好きじゃないんだよな。
ということで はい スタート!
ハハハハ! はい ど~ん!
キャっ!
(男) パーティータイムだ!
(寛子) 嫌だ!
(男) おとなしくしろ。
(男) ハハハ…。
さくら… ごめん… ごめん…。
寛子…。
≪殺したる~!≫
≪殺しやがれ~!≫
≪殺したる~!≫
ヤバいっす!
あ?
てめぇ! 殺したるわ~!
やってみろよ~!
それで 刺すんだろう!?
やってみろよ~!
(高橋) おい おい!
何 やってんだ?
うるせぇ!
外野は すっこんでろ!
外野? ここは俺が企画してんの。
場違いな おっさんに荒らされたら
たまんねえんだわ。
黙れ! お前らみたいに
女遊びばっかして
骨の髄まで腐ってる人間とは
人間の精度が違うんじゃ!
あんまり調子 乗ってっと殺すぞ。
おう おう…!
ごてごて抜かしてると
おのれから いてこますで~!
何だと!? 本気で殺すぞ!
お~う! 抜かしやがったな!
殺すっていうのはなぁ…。
(ナイフが刺さる音)
(どよめき)
こうやってやんだよ。
あっ…!
あっ… あっ…!
≪キャ~!≫
≪け… 警察! 警察に電話!≫
おい マジかよ…。
おい 逃げるぞ!
(男) あっ あっ…! ヤバい!
♬~
はい! ということで
あっ 皆さ~ん
警察は必要ありませんよ~。
はっ!
あっ…。
あっ…。
こりゃ 血じゃねえなぁ!
ケチャップだ~!
アハ ハ ハ ハ ハ~。
ハ ハ ハ~。
あれっ 皆さん
『喧嘩長屋』 ご存じないです?
落語 落語はいいですよ。
あっ 今度 2人でやるんで
見に来てくださいね。
はい 気をつけ~ 礼。
ありがとうございました。
何やってんだ もう。
ごめんなさい。
でも 私も もう大学生だし
自分のことは
自分で決めようって思って…。
私が誘ったの。
東京だと こんな世界もあるんだ
って浮かれて…。
ごめんなさい。
何 言ってんの?
えっ?
初めての東京だよ?
浮かれて当然!
俺が初めて上京した時なんか
もう それは それは
もう ワッハッハッ 浮かれたさ。
いや だって 怒って…。
怒ってるよ!
お父さんも一緒に
行きたかった! スカイツリー!
(3人) ん?
久しぶりに行こうって
言ったじゃん。
あの辺には教えたい店
いろいろ あったのに。
あ… あの…。
最近 気付いたんだけど
うちって普通じゃないよね。
ん? お母さんがいないってこと?
ううん そうじゃなくて お父さん。
俺!?
うん。
ねぇ そういえば
ここって どうやって分かったの?
あぁ… あの
ガタローさんがGPSで…。
えっ!? 怖っ!
娘にGPS つけてんの!?
えっ それも普通じゃ ないの?
普通じゃないよ。
お父さん やっぱり
うち 普通じゃ ないって。
あのな さくら。
よそは よそ。
うちは うち。
お父さんは さくらが
大 大 大 大 大 大好きなんだぞ!
普通じゃ ない? 上等だよ。
そのおかげで
こうやって 大事な娘を守れた。
こうやって 無事でいる。
だったら俺は
全然 普通じゃなくていい!
普通なんて クソ食らえだ!
お父さん…。
♬~
ホント… 無事でよかったな。
うん…。
♬~
さくらは
落語 やらなくていいの?
うん 他のサークル
探してみることにした。
♪~ そっか。
♪~ (拍手)
喧嘩の仲裁は
氏神なんて申しまして
神様なんだそうで。
「ハチ公! お邪魔するよ」
ガラガラ。
「おい!」
「わっ うるさい 待って…」。
「おい待て おい待て
おい! おい! おい…!」。
「どうしたの 何があったんだい
こんな真夜中に」。
「今日という今日は このカカア
とっちめてやるんだから」。
「とっちめてやるだ?
何だ とっちめてやるだって
面白いこと言うね えぇ?
嫁に向かって
そんなこと言うヤツね
人間の精度が違う!」。
「何て?」
「人間の精度が良くない!」。
「というかね いっそのことね
殺しちまえ!」。
「おっ? 殺したるわ」
「殺しちまえ!」。
「殺したるわ」 「殺しちまえ!」
「殺したるわ」。
「こういう時はね 男だよ
おい ハチ公
お前が頭を下げてやるんだよ」。
「そういや大家 お前
いっつもカカアの肩を持つな。
ん? もしかして お前 大家
カカアとデキてやがんな?」。
「えっ 私はね
こんな顔 願い下げだね」。
「何だと この おい 大家
大家! 何だ? 今の言い方は。
お前みたいなデコボコ大家にね
何か言われる筋合い ないんだよ」。
「えっ そんなに2人そろって
文句があるならばね
喧嘩をやめないならばね
明日までに
きっちり 耳をそろえて
店賃 払ってもらおうじゃねえか」。
「おい 大家
お前から そうなると
いてこますぞ!」。
「おぉ いてこますだ?
大したもんだ。
やってやろうじゃないか」
「やったるわ」 「やったるわ」。
「やったるわ」 「やってやろうじゃ」
「やったるわ…!」。
「やめろ…!」
「おい やめろ!」。
「やめて! やめてよ!
私のために喧嘩は…」。
「お前のためじゃねえよ!」。
「何で お前を取り合うために
今 俺たちが喧嘩してんだ。
店賃…」。
「やめて!
私のために喧嘩は やめて!」。
今日は
久しぶりに会心の寄席だった。
部員も… こんなに増えて…。
(深井の泣き声)
(深井) すまない 感無量で…。
全ては この人のおかげです。
ガタロー君!
(拍手)
いよっ! ガタローさん!
(拍手)
≪ガタロー!≫
(拍手)
あ~ では 皆さん
グラスを持っていただいて。
今日はホントに
お疲れさまでした!
カンパ~イ!
(一同) カンパ~イ!
お疲れさん お疲れさん
カンパ~イ!
ハハハ… さくら!
いいなぁ お父さん。
大学生活 満喫してるな。
♬~
私 他のサークルも見てみるね。
うん いいんじゃない?
さくらは大学生なんだから
好きなことに 何でも
チャレンジしてみるといいよ。
その代わり お父さんも一緒な。
フフ… 何だかなぁ。
おっ? あれ どうした? 寛子。
あれ? もしかして
お酒 飲んじゃった?
ううん ノンアルだよ。
ガタロー。
ねっ チュ~しよっか。
バカ 寛子!
何 言ってんの? ダメだからね。
そうだ!
みんなのガタローさんだぞ!
抜け駆けは許さない!
やっぱり…。
あれ? 俺 モテ期 来ちゃった?
(深井)
わが落研の救世主 ガタロー君!
本当にありがとう!
はい ガッタ~ロ~!
(手拍子)
はい ガッタ~… みんなも一緒に。
(手拍子)
ガッタ~ロ~! ガッタ~ロ~!
(手拍子)
ガッタ~ロ~! ガッタ~ロ~!
(手拍子)
あぁ 楽し~い!
大学生活って
こんなに楽しかったんだ!
何で 誰も
教えてくれなかったの~!?
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
お邪魔しました。
『今日から俺は‼』劇場版も
絶賛公開中。
ぜひ 見に来てください。
親バカジャンケン ジャンケン
ポン!
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