弁護士に受任して貰った?
訴状提出した?
相手に訴状送った?
送ってもいないのに裁判はじまらないよ
開示請求して相手の住所特定できた?
民事訴訟の流れ
地方裁判所における民事訴訟の大まかな流れを説明します。訴訟の進行は事案によって異なるので, あくまでも参考としてご覧下さい。
また, 簡易裁判所の訴訟手続( 訴額1 4 0 万円以下の場合は簡易裁判所となります) では少し異なる部分があります。
★ 訴訟提起
訴状を裁判所に提出し, 事件番号が決まります。
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★ 第1 回期日
訴訟提起からおおよそ1 か月後に第1 回めの期日が開かれます。
被告は, 第1回目の期日に限り, 答弁書を提出しておけば, その内容を主張したものとして扱われます。
そのため, 欠席をしても被告に不利益はなく, 第1回目の期日に被告が欠席することはよくあることです。
※望ましいことはでないのですが, 被告の弁護士が「請求の原因については追って認否する」と記載しただけの1 枚の答弁書を提出し, 第2 回目の期日以降に具体的な主張を記載した書面を提出することがあります。こうなると, 第2 回目の期日までは審理が進まないことになってしまいます。
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★続行期日
第2回目以降は,おおよそ1か月ちょっとに1回のペースで期日が開かれます。期日にあわせて,双方から互いに主張書面(準備書面)を提出していきます。また,併せて証拠となる書面(書証)も提出していきます。
主張→反論→再反論→再々反論などと書面を提出していきますので,双方の言い分が出揃うまでに半年~1年くらいかかることも珍しくはありません。
なお,裁判の期日は弁護士が出廷するので,ごs本人は原則として尋問期日を除いて出席する必要はありません。
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