平成29年(2017年)7月29日開幕(期間29日~31日) 国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」

福島県南相馬市を中心に相馬市、双葉郡に至る、旧相馬中村藩領(二市四町一村)挙げて開催される国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」。宇多郷(相馬市)、北郷(南相馬市)、中ノ郷(南相馬市)、小高郷(南相馬市)、標葉郷(双葉郡)の5つの郷から、それぞれ「雲雀ヶ原祭場地」を目指し、騎馬武者らが「出陣」する。

更新日: 2017年08月05日

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2011年3月11日。東日本大震災の津波により、多くの人が犠牲となった。
「相馬野馬追」で使用される甲冑や馬具なども流され、東京電力福島第1原発事故では、原発から20キロ圏内にある南相馬市小高区と双葉郡の全域に避難指示が出された。
それでも、この年の「相馬野馬追」は、神旗争奪戦や甲冑競馬を中止するなど、現状を考慮した形で規模を縮小し、開催。
「相馬野馬追」は、これまで、その歴史を一度も途絶えさせることなく続いている。

今年(2017年)の「相馬野馬追」では、昨年7月12日に南相馬市小高区が原発事故による避難指示が一部を除き解除となり、住民の帰還が進み、住民らなどから再開を望む声が上がっていたことなどから、小高区内での騎馬による出陣や区内での「宵乗りの行列」、古里に凱旋する「帰り馬」が7年ぶりに復活となった。いまだ東日本大震災、原発事故の影響を受けてはいる「相馬野馬追」ではあるが、いずれ、嘗ての姿を完全に取り戻す日が来ることだろう。

7月28日(金) 「相馬野馬追」開催前日

相馬市の「相馬中村神社」で行われる「出陣安全祈願祭・総大将出陣の祝いの宴」を観るために、「相馬野馬追」開催前日に福島入り。JR常磐線「竜田駅」からJR代行バスで「原ノ町駅」まで、そして列車に乗り換えて、「相馬駅」を目指します。

「相馬野馬追」ポスターを貼った、JR常磐線「原ノ町駅」到着の列車。このまま折り返して「仙台駅」まで、「相馬野馬追」開催を皆の衆に告げに行くのでござる #福島 pic.twitter.com/d9pGu7FmgM

南相馬市JR常磐線「原ノ町駅」

福島県相馬市

相馬市中村「相馬ヤマブン山形屋」さんで、甘酒ゲッツ!ヤマブン姉妹さんがいらっしゃったので、ブログ見てますよっつったらビックリした後で、ちょっち照れちゃってましたー。また読ませてもらうんで、ブログ更新よろしくお願いしまーす。 #福島 pic.twitter.com/nKL5sWPqE1

現在、本殿は工事中

現在は「相馬中村神社」本殿が工事中のため、「出陣安全祈願」は階段下にて執り行われた。