県は31日夜、佐賀市の接待を伴う飲食店で5人の新型コロナウイルスへの感染者が確認されたと発表しました。県は集団感染いわゆるクラスターが発生したとして、店の利用者らを調査する方針です。また、1日は新たに3人の感染が確認されています。

【大川内直人健康福祉部長】「7月15日水曜日以降に「月の下」を利用した人は最寄りの保健所に相談してほしい」

県は31日夜、佐賀市白山の接待を伴う飲食店「月の下(つきのした)」で、合わせて5人の感染者が確認されたと発表しました。このうち、小城市と佐賀市の20代女性2人がスタッフで、いずれも佐賀市で30代男性、30代女性、40代男性の3人が客だということです。

店は最初の感染が確認された先月29日から休業していて、県は今後、この5人の接触者のほか、先月15日以降に店を利用した人を調査する方針です。

また県は、1日午前、佐賀市の50代男性2人と、鳥栖市の20代男性の感染確認を発表しました。佐賀市の50代男性2人は前日に陽性が確認された、県内にある建設関係の会社の経営者の関係者で、県内での感染確認は1日正午時点で83人となっています。