アナカリス

2012年11月18日

昔ながらの水草です。
アナカリス、マツモ、カボンバは金魚藻と呼ばれていて、メダカや金魚の飼育に良く使われます。
値段が安く、どこのペットショップでも売っていて、無化温・無濾過で育つ、初心者オススメの水草です。
成長が早いため、大量に水槽に投入すると、あっという間に水槽を埋め尽くしてしまうのが難点です。

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アナカリスの育成方法

水槽の中景から後景に、底砂に植えて育成します。底に植える時は、水草用のオモリ使うと楽に植えることができます。ライトが無くても、多少の光が水槽に入れば育成が可能です。育成可能な水温は10~30度なので、北海道や東北地方でなければ越冬も可能です。

成長が早いので、1カ月毎にトリミング(剪定:伸びた枝を切ること)します。アナカリスは先端が成長するため、「差し戻し」という方法でトリミングします。「差し戻し」は、水草の真ん中あたりをカットし、上部を新たに植えます。量を減らしたい場合はカットした下部を除去します。短くしたいが、量は減らしたくない場合は、下部をそのままにしておきます。下部は脇芽が生えて、枝分かれします。

アナカリス購入時の注意点

とにかく成長速度が速いので、あまり大量に買わないようにしましょう。
水草には害虫や貝がくっついている事があるので、水道水でよく洗ってから水槽に投入しましょう。
エビを飼っている場合、無農薬の水草を選びましょう。表記がなければ、販売店に問合せましょう。
以前、ホームセンターで飼ったアナカリスを水槽に投入してエビが大量に死んでしまった事がありました。

アナカリスの特徴

名前 アナカリス
別名 オオカナダモ、金魚藻
分類 トチカガミ科、オオカナダモ属
原産 南米
国内分布 北海道と関東を除く全国
生物の実験材料として日本に持ち込まれたものが大繁殖した。
育成条件 ライト : 無くても飼育可能(無光は不可)
水温 : 10~30度(適正水温は:20~28度)
CO2 : 不要
pH : 6~7.5pH
底砂 : 砂、砂利
成長速度 : 速い

アナカリスに思うこと

私的には、あまりキレイな水草では無いと思ってまして、最近は使わなくなりました。
金魚藻の中では「マツモ」が好きです。
可哀想ですが、水槽立ち上げ時の茶ゴケの防止や、旅行時の非常食というイメージですね・・・。

便利な水草育成道具

私が使っている、水草の育成やトリミングに便利なオススメ道具の紹介です。水草用のオモリは、浮いてしまう水草を、底砂に植えるときに茎にまきつけて使用します。トリミングは、カットした場所がつぶれないよう、切れ味の鋭いハサミを使います。さびないことも重要です。ピンセットは水草を底砂に植えるときに便利です。糸はウィローモスやアヌビアス・ナナを岩や木に着生させる時に使います。

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