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VOICEROID用リズム自動調整アプリ
《 KotonoSync 》の紹介
《 KotonoSync 》の紹介
1.KotonoSyncの紹介(この記事)
2.KotonoSyncの使い方1・基本編
3.KotonoSyncの使い方2・リズム編
4.KotonoSyncの使い方3・設定編
5.KotonoSyncの使い方4・応用編
《 更新履歴(直近分と主な機能追加のみ) 》
2016/08/28 ver 1.0.0 正式公開。
2017/08/20 ver 1.5.3 VOICEROID2のリズム調整に対応。
2018/07/16 ver 2.0.0 VOCALOID5のVPR形式に対応。
2019/03/23 ver 2.2.0 ガイノイドTalk鳴花ヒメ・ミコトに対応
2019/07/09 ver 2.3.0 VocalShifter用のプロジェクトファイルの出力機能を追加。
2019/07/14 ver 2.3.2 ノートの個別編集機能を追加。
2020/05/04 ver 2.5.4 不具合をいくつか修正。
TogetterでKotonoSyncの更新内容をまとめているので詳細はそちらをご覧ください。
【注意】
アプリが正常に動かない場合はセキュリティソフトによってKotonoSyncの動作がブロックされている可能性があります。セキュリティソフト側の設定でKotonoSyncと連携先のVOICEROIDなどのソフトを監視対象から除外するか一時的に無効して動作が改善しないかお試し下さい。
KotonoSyncの紹介動画
第2回のVOICEROID非実況動画祭でアプリ紹介の動画を投稿しているので先にそちらをチェックしてみてください。
コトノルールマガジンの紹介と委託案内ページ
2020年2月11日の声月六で頒布した同人誌です。KotonoSyncの基本的な使い方や各種テクニックの解説もしています。より使い込みたい人は手に取ってみてください。
それと2019年3月にKotonoSyncの解説本の動画バージョンも投稿しています。使用頻度の低い機能の紹介などもありますが、良かったらこちらも合わせてご覧ください。
ボイスロイドに歌わせてみよう!
VOICEROIDはAH-Software様から発売されている音声合成ソフトウェアです。今更私なんかが説明するまでもありませんが、入力したテキストを非常に魅力的なキャラクター達が簡単に、そして自然に読み上げてくれる素敵なソフトです。
2015年に開催された第1回VOICEROID非実況動画祭では、そんな読み上げが専門のボイスロイドに歌を歌わせるための講座をビビピヨさんが投稿されています(通称:ピヨ式調整法)今回のリズム調整アプリもこの動画を見て興味を持った事が製作のきっかけになっています。非常に分かりやすく解説されているのでこちらも是非チェックしてみてください。
KotonoSyncについて
VOCALOIDで作られたシーケンスデータ(VSQX)を元にVOICEROID用の音程調整済みのフレーズ辞書を生成する事ができます。また、音ごとの実際の再生時間を計測する事によって非常に手間のかかるリズム調整作業を全自動で行う事ができます。
ボーカロイドの基本的な使い方を知っている事が前提にはなりますが、これによって作業時間が短縮されることで歌うボイスロイドがより身近になったらいいなと考えています。
曲の変換について
基本的にVSQXからのVOICEROID用のデータへの完全な変換を目指すものではなく、あくまでもVOICEROIDの調声の補助としてVSQXを利用する事を想定しています。
そのため、ボカロ用に発音記号等を細かくチューニングしたVSQXファイルではボイスロイドで上手く歌わせられない可能性が高いです。また、ボイスロイドはボーカロイドほどパラメータの種類が豊富ではないため、VELやDYN、PITなどの一部のパラメータ以外の設定は無視されます。(パラメータの扱いについての詳細は使い方の記事をご覧ください)
必要なソフトウェア
このアプリの動作にはいくつかのソフトが必要になります。
※該当するソフトを所持している場合でも、PC環境などの違いによりアプリが動作しない可能性があります。
VOICEROID+ EXシリーズ / VOICEROID2 / AITalkエンジン搭載の一部ソフト
VOCALOID Editor / ボカキュー / PiaproStudioなど音声の読み上げとリズム調整に必要です。
VOICEROID+ 結月 ゆかり EXなどの名前にEXが入っているソフトウェアが対象になります。
VOICEROID+ 琴葉 茜・葵はEXではありませんが同等の機能を持っているので利用可能です。
EX以前に発売された無印版のVOICEROIDでは残念ながら動作しません。
・Ver.1.5.0から新たにVOICEROID2でも動作するようになりました。
・VOICEROIDではありませんがギャラ子Talkと音街ウナTalk Exにも対応しています。
・Ver.2.2.0からはガイノイドTalk 鳴花ヒメ・ミコトにも新たに対応しました。
※2018年1月現在の情報のため、それ以降に発売された製品で正しく動作するかは不明です。
曲変換の元データになるシーケンスファイル(VSQX)の作成に必要です。【注意1】VOICEROIDとの連携機能について
VOCALOID3 EditorとVOCALOID4 EditorのVSQXでは同じ拡張子でも中身の形式が微妙に異なりますが、どちらのバージョンの読み込みにも対応しています。動作確認は行っていませんがボカキューやPiapro StudioなどのVSQX出力を持っている他のソフトウェアでも代用可能だと思われます。
それとUST形式などの別形式からVSQXに変換するツールを公開して下さっている方がいるため、そちらを使って歌わせる事も可能です。(ただしこちらでは変換した場合の動作確認までは出来ていないのでご注意下さい)
KotonoSyncではVOICEROIDに対して外部からメッセージを送る事によって読み上げやリズム調整機能を実現しています。本来の想定とは異なる方法でVOICEROIDを利用している為、VOICEROIDが正しく動作しなくなったり設定が消えたりする可能性があります。【注意2】他の方が配布されているVSQXを利用する場合について
万が一に備えて事前にVOICEROID本体の設定や辞書ファイルなどのバックアップを取っておく事をおすすめします。また、販売元のAH-Software様にご迷惑がかからないようにある程度自己責任で利用して頂くようお願いします。
配布されているVSQXファイルを利用する場合は、何らかの利用条件が設けられている場合があるので、使っても問題無いか必ずご確認ください。トラブルを回避するためにもよろしくお願いします。
このアプリを利用した音声・動画の公開について
このアプリを使った音声・動画の制作を行う場合は以下の点をご確認ください。
VOICEROID自動リズム調整アプリ《 KotonoSync 》の利用規約
第1条(連携先の各種ソフトの利用について)
1-1. VOICEROIDの音声データやキャラクターを利用する場合はその利用規約に必ず従って下さい。
いくつか参考リンクを貼っておきますので詳細はそちらを確認してみて下さい。
1-2. AITalkエンジンを利用しているVOICEROID以外のソフトで動作する場合もあります。
その場合はそちらのソフトウェアや該当するキャラクターの利用規約に必ず従って下さい。
第2条(アプリの使用条件)
2-1. 第1条の音声やキャラクターに関する利用規約に従う形であれば商用利用OKです。
2-2. 誹謗中傷目的での利用はトラブル防止のため禁止です。
第3条(使用報告やクレジット表記など)
3-1. 基本的にアプリの使用報告は無くても大丈夫です。
もし利用形態などが特殊で使用条件に不安がある場合は一度お問い合わせ下さい。
3-2. アプリのクレジット表記は任意です。
どこかに入っていると嬉しいですが表記が難しい場合もあるので強制ではありません。
3-3. ニコニコへの動画投稿の際は紹介動画(sm29541659)をコンテンツツリーに追加して頂けると
私のところに通知が来るのでもし良かったら登録をお願いします。(こちらも強制ではありません)
3-4. ニコニコ以外のサイトへの投稿もOKです。(Twitter・Youtubeなど)
(2020/1/20更新)項目を整理して一部の利用条件を緩和しました
第1条(連携先の各種ソフトの利用について)
1-1. VOICEROIDの音声データやキャラクターを利用する場合はその利用規約に必ず従って下さい。
いくつか参考リンクを貼っておきますので詳細はそちらを確認してみて下さい。
《VOICEROIDのライセンス種別》
https://www.ah-soft.com/voiceroid/license/
《個人・同人サークルの有償配布申請》
http://www.ah-soft.com/licensee/music/
主に同人イベントなどでキャラや音声を利用した作品の有償配布を行う場合の申請ページです。
《VOICEROID個人向け商用ライセンス》
http://www.ah-soft.com/licensee/voice_individual.html
上記はVOICEROIDの音声を商用利用する場合のライセンスの紹介ページですが、
様々な用途で音声を利用する場合の要否も掲載されています。
商用・非商用に関わらず一度チェックしておく事をオススメします。
《VOICEROID楽曲ライセンス申請》
http://www.ah-soft.com/licensee/music/
《キャラクターごとの利用ガイドライン》
各キャラの製品ページや公式サイトなどに掲載されているのでそちらをご確認下さい。
https://www.ah-soft.com/voiceroid/license/
《個人・同人サークルの有償配布申請》
http://www.ah-soft.com/licensee/music/
主に同人イベントなどでキャラや音声を利用した作品の有償配布を行う場合の申請ページです。
《VOICEROID個人向け商用ライセンス》
http://www.ah-soft.com/licensee/voice_individual.html
上記はVOICEROIDの音声を商用利用する場合のライセンスの紹介ページですが、
様々な用途で音声を利用する場合の要否も掲載されています。
商用・非商用に関わらず一度チェックしておく事をオススメします。
《VOICEROID楽曲ライセンス申請》
http://www.ah-soft.com/licensee/music/
《キャラクターごとの利用ガイドライン》
各キャラの製品ページや公式サイトなどに掲載されているのでそちらをご確認下さい。
1-2. AITalkエンジンを利用しているVOICEROID以外のソフトで動作する場合もあります。
その場合はそちらのソフトウェアや該当するキャラクターの利用規約に必ず従って下さい。
第2条(アプリの使用条件)
2-1. 第1条の音声やキャラクターに関する利用規約に従う形であれば商用利用OKです。
2-2. 誹謗中傷目的での利用はトラブル防止のため禁止です。
第3条(使用報告やクレジット表記など)
3-1. 基本的にアプリの使用報告は無くても大丈夫です。
もし利用形態などが特殊で使用条件に不安がある場合は一度お問い合わせ下さい。
3-2. アプリのクレジット表記は任意です。
どこかに入っていると嬉しいですが表記が難しい場合もあるので強制ではありません。
3-3. ニコニコへの動画投稿の際は紹介動画(sm29541659)をコンテンツツリーに追加して頂けると
私のところに通知が来るのでもし良かったら登録をお願いします。(こちらも強制ではありません)
3-4. ニコニコ以外のサイトへの投稿もOKです。(Twitter・Youtubeなど)
(2020/1/20更新)項目を整理して一部の利用条件を緩和しました
以上の内容を守った上で楽しくご利用ください。
連絡先
このアプリについての質問やバグ報告・要望などがあればこの記事のコメント欄、もしくはスズモフのツイッター(@suzu_dov)までご連絡ください。
趣味の一環として開発をしている都合上、寄せられた要望等に必ずしもお応えできるとは限らないのでその点だけはあらかじめご了承ください。
※お問い合わせはニコニコのユーザープロフィールに記載してあるメールアドレス宛でも大丈夫ですが、そちらは反応が遅くなる可能性があります。
ダウンロード場所
KotonoSyncのダウンロード先は以下のURLになります。
http://ux.getuploader.com/suzusoft/
ダウンロードパスワードは「 aoichan 」です。
アプリの最新版には
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コメントありがとうございますー。
確かに本来1オクターブの範囲の数値を圧縮して半オクターブに納めたらピッチの上限を超えてしまって声の高さの変化が失われてしまうという現象自体は回避可能ですね。この動画の投稿時には無かったのですが、2016年11月のアップデートでピッチ圧縮という機能を追加しているのでそれを利用すれば半オクターブに納めるという事も既に実現できるようになっています。
ただし一つ問題があって、ボイスロイドの機能のみでは半オクターブに圧縮した音声をあとから伸縮することができません。抑揚という機能を使うと全体の高低アクセントの強弱を変えることはできるのですが、これはボイスロイドの高さ機能を使って設定したピッチには反映されないので、結局更に別のピッチ編集が可能な音声加工ソフトを使わないといけません。
その上でなのですが、更に2019年7月のアップデートでVocalShifterというソフトのピッチ編集機能を利用して、後付けで圧縮されたボイスロイドのピッチを別ソフトでピッチ伸縮するまでの作業を自動でする事も可能になりました。
ボイスロイド上でのピッチ伸縮ではないので、伸縮の度合いが大きくなるとボイスロイド本来の声と離れてしまうという問題もありますが、そこを気にしないのであれば動画公開当初よりはかなり楽に歌わせられるようになったと思います。
この機能についてはマニュアル更新や動画上での紹介が追いついておらず周知が行き届いておらず使って貰っている人には不便をおかけしているのですが、下記の動画で簡単にその使い方を紹介してもらっています。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35399917
もし外していたらごめんなさい。一応最近はこのようなことになっているのでよろしくお願いします。
確かに本来1オクターブの範囲の数値を圧縮して半オクターブに納めたらピッチの上限を超えてしまって声の高さの変化が失われてしまうという現象自体は回避可能ですね。この動画の投稿時には無かったのですが、2016年11月のアップデートでピッチ圧縮という機能を追加しているのでそれを利用すれば半オクターブに納めるという事も既に実現できるようになっています。
ただし一つ問題があって、ボイスロイドの機能のみでは半オクターブに圧縮した音声をあとから伸縮することができません。抑揚という機能を使うと全体の高低アクセントの強弱を変えることはできるのですが、これはボイスロイドの高さ機能を使って設定したピッチには反映されないので、結局更に別のピッチ編集が可能な音声加工ソフトを使わないといけません。
その上でなのですが、更に2019年7月のアップデートでVocalShifterというソフトのピッチ編集機能を利用して、後付けで圧縮されたボイスロイドのピッチを別ソフトでピッチ伸縮するまでの作業を自動でする事も可能になりました。
ボイスロイド上でのピッチ伸縮ではないので、伸縮の度合いが大きくなるとボイスロイド本来の声と離れてしまうという問題もありますが、そこを気にしないのであれば動画公開当初よりはかなり楽に歌わせられるようになったと思います。
この機能についてはマニュアル更新や動画上での紹介が追いついておらず周知が行き届いておらず使って貰っている人には不便をおかけしているのですが、下記の動画で簡単にその使い方を紹介してもらっています。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35399917
もし外していたらごめんなさい。一応最近はこのようなことになっているのでよろしくお願いします。