在留期間を1年半以上過ぎて日本国内にいたとして、24歳のベトナム人の男が逮捕されました。
入管難民法違反の現行犯で逮捕されたのは、住所・職業不詳の24歳のベトナム人の男です。
警察によりますと男は、所有する日本国内の在留カードの期限が2018年12月26日までであったにもかかわらず、期間の更新などをせず不法に国内に在留していました。
男は7月31日午後1時前、北海道本別町内の金融機関で自身の口座を利用しようとした際、口座が凍結していたことが発覚。
不審に思った金融機関職員が警察に通報し調べたところ、在留カードの期限が切れていたことが分かり逮捕にいたりました。
男は数年前に愛知県内で職に就いていましたが、仕事上のトラブルで逃亡。友人などを頼りに全国を転々としていたとみられていて、7月29日ごろに本別町内のベトナム人女性のもとを訪問し潜伏していたとみられています。
調べに対し男は片言の日本語で応じていて、在留期限が切れている認識がありながら国内にいたとの趣旨の話をし、容疑を認めているということです。
警察は動機や不法残留期間の国内での動きなどを詳しく調べています。