JR東海は31日、東海道新幹線の20代男性車掌が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
車内で巡回や座席の利用状況の確認に当たっていたが、マスクを常に着用しており、乗客との濃厚接触はない。東海道新幹線では男性運転士の感染が判明しているが、関連性はないという。
JR東海によると、車掌は23日の勤務中に頭痛、24日の勤務終了後には37・8度の発熱があったため、医療機関を受診した。最初のPCR検査は陰性だったが、30日に味覚異常を感じ再検査した結果、陽性が判明した。
21日は東京-新横浜間で「のぞみ」など上下14本、22~24日も東京-新大阪間などの上下計7本に勤務した。