過去最多463人感染、「東京版CDC」10月に創設へ
新型コロナウイルスについて、東京都は30日、過去最多となる367人の感染を発表していましたが、31日はそれを一気に100人近くも上回る463人となりました。
「昨日の367人からポーンと100人増えました。これまでのもちろん最多人数となります」(東京都 小池百合子知事)
東京都が31日に発表した新たな感染者は463人。初めて400人を突破し、過去最多となった30日から一気に100人近く増えました。新宿エリアだけでも、150人ほどの感染が確認されているということです。
「10月にはCDC(疾病対策センター)の立ち上げということになります。さらに随時、その能力を強化して体制整備を順次進め、早期の本格運用への移行ということを考えております」(東京都 小池百合子知事)
小池知事は、都知事選の公約にも掲げていた感染症対策の司令塔となる「東京版CDC」を、今年10月に創設することを明らかにしました。8月1日から準備組織が立ち上がる予定で、専門家による調査や政策の立案、医療体制の確保、感染者の入院調整など、コロナ対策を一体的に担う機能を備えるということです。
また、小池知事は、「感染状況が悪化した場合には、都独自の緊急事態宣言を考えざるを得ない」と強調したうえで、地域や業種を絞って休業要請を行う考えを示しました。(31日15:38)