長野県内で新型コロナの感染者が102人となりました。29日夜、新たに中野市の中学校教員の感染がわかりました。学校は30日から臨時休校となっています。
感染がわかったのは、中野市・南宮中学校の20代の男性教員です。県などによりますと、27日の夜、足に痛みを感じ、28日、朝の検温で平熱だったため出勤したものの、その後、倦怠感を感じ、授業をせずに早退。医療機関の医師の判断で検査した結果、29日「陽性」とわかりました。
29日夜、中野市長と教育長が会見を開きました。
中野市・堀内敏明教育長:
「多くの子どもと接する立場であることから、多くの皆さんに関係する可能性がありましたので学校名を公表しました」
(記者リポート
「男性教員が勤務する中学校です。明日31日、終業式でしたが、きょうから臨時休校になりました」
教員はクラス担任や部活動の顧問を務めていますが、現在、全校生徒505人や他の職員に症状のある人はいないということです。
また、感染経路がわかっていないため、市は、当面の間、校内への立ち入りを禁止し、部活動なども中止するほか公共施設も閉鎖します。