こんにちは、星のデデデです。
今回は私自身の使用キャラではありませんが、常に相方として採用しているキュアメイド(コスト1600)についての考察記事です。
現在の回復役としては、鏡華の持つ標準ヒールベース(コスト1800)が主流となっていますので、そちらとの違いを意識しながら記載してみます。
※例によって、あくまでも個人的見解になります。戦い方や考え方の一つとして、軽い気持ちで読み取ってもらえると幸いです。
【前置き】
一時期はキュアダイナマイトと謳われ環境トップだったメイドも、弾数とリロードの下方修正により大幅に数を減らしましたが(と言うよりもはや筆者達以外で採用してる人いるのでしょうか)、キュアメイドは本来のコンセプト通りの性能になっただけで、まだまだ現役だと思っています。むしろ環境トップの時代の性能が過剰だったのではないでしょうか。
現在の性能なら鏡華との差別化も果たされており、独自の役割も失っておらず、良い塩梅になっていると思います。
以下、ヒールベースとの比較を意識しながら考察していきます。
【考察】
◆キュアメイドとヒールベース、それぞれの持つ「回復役」としての役割
まず前提として、キュアメイドに求める回復とヒールベースに求める回復の性質は全く違うものです。
キュアメイドの持つ役割とは?
・特定の場所にいる味方を、1人限定で瞬間的な回復が可能
・回復エリシと違い、盾を割られて回復できなくなるといったリスクはない。起き上がりの無敵時間のみで1人への回復は間に合う
・機動力に加え、エリシ以外にはタイマンで対応できる武装が揃っており、自身も戦線に参加しながら回復が行える=味方によるフォローは基本的に不要
・回復する場合、キュアメイド自身が対象に寄れる為、対象の味方はラインを維持できる
キュアメイド総括・・・自身が味方の援護を行い、特定の1人をフォロー、延命させる事に特化。味方と共に動き、その味方が確実に攻めきる為の回復。
ヒールベースの持つ役割とは?
・回復エリシを拠点に、味方全員を同時に回復できる。回復可能な量はキュアメイドや他の回復役を圧倒的に上回る。
・軸である回復エリシを割られてしまうと、味方への回復も失敗+自身も追撃で痛手を負うので非常に厳しい展開となる。
・苦手な相手が多く(例:標準型ウォーリア等)、上述の回復エリシの性質上、味方全体でヒールベースをフォローできる立ち位置、陣形が重要
・回復する場合、基本的には味方に戻ってきてもらう(その味方はラインを下げる)必要がある
ヒールベース総括・・・味方全体で自身をフォローしてもらい、その分味方の消耗分を回復して戻していく・・・という、チーム全体で受けきる事に特化。
例えばキュアメイドを守りきる形で、味方が受け寄りの陣形を組んだとします。恐らく全員には回復を回しきれず、徐々に押し込まれて崩壊するでしょう。
或いはヒールベースをフォローしないで、他の味方が敵陣に飛び込んでいったとします。火力のないヒールベースが取り残され、前に出た味方は回復が貰えずダメージレースに勝利できないと思います。
それぞれの持つキャラ性能や回復の特性を考えると、キュアメイド採用の立ち回りとヒールベース採用の立ち回りは全く異なってくる事が分かります。
「軸となる味方を特化させ、その味方を活かし続けて戦うのがキュアメイド」・・・攻める陣形向け
「自身が編成の軸となり、全体でライン戦を意識して戦うのがヒールベース」・・・受ける陣形向け
ではないでしょうか。
下方修正前のキュアメイドは今以上のリロード速度にコストも1600と、鏡華の立場を完全に喰って全員に回復を回せていたため、環境に台等していました。
現在は上記で解説したとおり、基本的には特定の味方をピンポイントで延命させる事が限界なので、チーム全体でのライン戦には向いていませんね。
<以上、キュアメイドとヒールベースの比較を意識して考察させて頂きました。結論として、現環境ではヒールベースをオススメします>
現在のキュアメイドに関する考察記事は終了となります。ご覧頂き、ありがとうございました。
【以下、キュアメイドで戦いたい!キュアメイドを編成に組み込みたい!という人向け】
筆者が思う、キュアメイドの性質と噛み合うキャラ、武装をピックアップ
<相性のいい味方>
条件:前に出てタゲを集める事が可能で、相手に高耐久、高火力を押し付けていけるキャラ。
ダメージを貰いつつも、高耐久と回復を活かして落ち枠シフトを狙いやすい武装。
あまりタゲの集まらないキャラだと、キュアメイド自身や他の味方が狙われてしまいやすくなるのでオススメしません。
また回復の仕様上、最大耐久が低いとあまりキュアメイドの回復性能と噛み合いません。
汎用性の高い味方
・ジョナサン:ダイナマイトストライカー
定番の高コストアタッカー。高耐久、高火力を併せ持ち、機動力も合わせて相手にプレッシャーを与えます。
・ジョナサン:フルアーマーテンペスト
エリシとビムショの下方修正を受けましたが、相変わらず有利な相手は封殺できる性能を持ちます。
・ジョナサン:強襲テンペスト
こちらは他の味方にコストを譲る場合向け。2落ち枠ながらも1落ちシフトを狙いやすい武装であり、臨機応変に動けます。
・バン:ギガサヴェージ
筆者の愛用している武器。機動力を活かして敵陣を動き回りつつ、火力を叩き込みます。数字上の耐久はありますがそこまで打たれ強くはない為、「前線にいるギガサヴェが削れている、狙いに行こう」といった相手の心理も活かし、回復込みで上手くタゲを背負いたいところ。
・バン:標準サヴェージ
こちらもジョナサンのテンペスト同様、味方編成に合わせる場合。ギガサヴェ以上に体力も弾数もギリギリになるので、非常にシビアな運用になりますが意外と楽しいです。個人的にはギガサヴェと比較すると、体力よりも火力不足が顕著。ギガサヴェなら倒しきれたであろう場面が多々発生します。
基本的に2落ち前提に動き、状況次第で落ち枠交換を対応したいです。
・鏡磨:王型ヴァンガード
足は遅いですが、持ち前の
圧倒的な王【ロード】の力である硬い盾と高火力で戦線をキープします。他の味方で2落ち枠を用意できる+相手中後衛に対する役割を持てるキャラがいて、前衛が厚い編成ならアリだと思います。
例えば仮に私がこのメンバーだけで組むなら16キュアメイド、18サヴェージ、23ヴァンガード、24ストライカー(総コスト81)でしょうか。
基本的にはサヴェージ2落ちでの通常コスト編成ですが、状況に応じて皆で落ち枠をシフトします。
※以下は実際の私達の4バーでの経験をベースに、キュアメイド込み編成での動き方パターンを何点か載せていきます。
恐らく完全に私見と独自の戦い方であり、一般的なチーム戦のセオリーとは大きく異なると思いますので、興味のある方のみご覧下さい。
解説
私達のメンバーの使用キャラで組むと、16キュアメイド、17テンペストor19フルフォース、22サヴェージ(筆者)、22スナイパー(総コスト77or79)の編成になる事が多いので、そちらを例に。どちらもあんまり動きは変わりませんが、今回は19フルフォースで考えます。また、キュアメイドは2落ち前提です。
(22サヴェージの動きがイメージしにくい!という場合、やってる事はダイナマイトストライカーだと思って頂ければ分かりやすくなるかと。実際には22サヴェージならではの流れもありますが。または私の投稿している動画をご覧下さい・・・「
https://www.youtube.com/user/DDD0327」)
相手編成次第なので一概には言い切れませんが、基本的には私達の動きには何パターンか存在しています。
<パターン1>スナイパーが2落ち前衛と交戦して粘っている間に、サヴェージが特攻して他の敵を倒す。フルフォースは臨機応変に対応していく。
・恐らく私達の中では一番よくあるパターン。お互いに自衛力の高さと遂行能力の高さを買っている(
筆者が受けに回ると弱すぎるのも一因)ので、粘ってる間に他を倒してくれればOKだし、粘ってくれれば他倒してくるから、合間に撃ち抜いておいて・・・といった考え方です(簡単に言えばスナイパーは囮兼ワンチャン火力要因です)。
・きちんとサヴェージが役割遂行できていれば、もう一度スナイパーが詰められても然程問題はありません。キュアメイドの回復によりサヴェージは役割を遂行しつつ、0落ちをキープしながら立ち回れるので、最後衛のスナイパーに落ち枠はシフトできます。
ちなみにこの場合、
程よいタイミングでキュアメイドが見捨てるべきはスナイパーです。無理に生かそうとしてしまうと、2人そろって圧迫死しかねません。スナイパーの立ち位置上、サヴェージとは真反対の方向にいるはず。きちんとサヴェージが遂行できている=体力と戦況に余裕があるはずなので、キュアメ側も前に合流して
サヴェージの0落ちを狙います。しかしあんまり早々に見捨ててしまうとこちらが先に崩壊するので、敵味方の削れ具合を見て臨機応変に。
<パターン2>1と同様にサヴェージが特攻するが、相手前衛もサヴェージ側まで戻ってくる(スナイパーにあまり敵が流れない)場合。
・17テンペスト等の前衛はよくサヴェージ側に来る印象。この場合、かなりのタゲを背負っているサヴェージとメイドはもちろん過労死しますが、その分スナイパーはフリーに動け、火力を出しつつも体力が余るはずです。
この場合は、基本的にサヴェージの1落ちは必至ですが、
キュアメイドが2落ち枠を使ってサヴェージを前線で延命させつつ、その分
スナイパーが0落ちを狙えます。イメージ的にはキュアメイドとダイナマイトストライカーが常に前線に居座り続けていたアレと似ています。キュアメイドの1落ち目と同時にサヴェージが落ちるのは絶対に避けたい所。
※なお、途中からスナイパーに敵が流れ始めた場合にはパターン1のような陣形になりますので、今度はサヴェージの0落ちが視野に入ってきます。臨機応変に。
<パターン3>高コスト編成など、相手が全員特攻してくるような編成の場合。
・この場合、こちらも受け気味の隊形になりがちです。最終的には後衛のスナイパーが圧迫される事が多くなります。
こうなると臨機応変な対応が必要ですが、
受け切れそうなのであれば延命させる(先落ちを避ける)べきなのはスナイパーでしょう。体力も多く、詰められても強引に敵と殴り合えるサヴェージはむしろ早めに削れておき、ラスキル候補になっておきたいです。スナイパーをラスキル候補にされてしまうと、非常に巻き返しが厳しくなります。
受けきれないと判断した場合は、パターン1のように早急にスナイパーは見捨て、他の味方で0落ちを狙います。
※ちなみにこのメンバーの場合、時々19フルフォースが0落ちで、22コストに落ち枠シフトする事もあります(16+16+22+22+22=98コスト)
キュアメイドの機動力もあり、アドリブをきかせて対応しやすいのはキュアメイド採用によるポイントでしょうか。
<編成と立ち回り例の総括>
・考察の部分で解説したように、
キュアメイドの回復とは前寄りに動く味方アタッカーと共に立ち回り、その味方が確実に相手を倒しきれるようにする為の回復だと思います。
なので筆者達の場合にはキュアメイドと22サヴェージを敵陣へ送り込み、サヴェージが高耐久と火力を押し付けつつも延命していく事で、ダメージレースに勝利する事を前提としています。
・敢えて前衛のサヴェージと後衛のスナイパーで距離を開けることにより、
お互いに孤立しているが、そのどちらかは安全圏になっているはずです。
サヴェージに過大な負担がかかっている=スナイパーはフリーに火力を出せている。逆もまた然りです。
(どちらも撃破されている場合はもう戦術以前の問題になるので、ここではお互いが役割を全う出来ている前提とします)
パターン1の展開なら、サヴェージ側は比較的安全地帯を作れているといえます。逆にパターン2の展開なら、スナイパー側は安全地帯になっています。
これにより、キュアメイドの「基本的に1人への回復に特化している」=「複数の味方をキープする事は難しい」問題をフォローしています。
以上で本記事は全て終了とさせて頂きます。ここまで読んで下さった方、改めてありがとうございます。
文字の表記の仕方がなかなか見やすく、読みやすい投稿でした!投稿グッジョブですb
たく@風澄使いさん
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