◇第82回関西学生選手権大会 兼 第44回関西女子学生選手権大会 兼 第84回日本学生選手権大会関西支部予選会◇7月25~27日◇なみはやドーム◇
迎えた最終日。関大は最高の形で大会を締めくくった。
まずは男子。1、2日目共に優秀な成績で、1位につけていた。男子100㍍自由形に出場した一ツ矢は後半スパートをかけ、3位に入賞。続く男子100㍍背泳ぎは竹田が3位に入賞した。200㍍平泳ぎは西島が見せた。半分を泳ぎ終えたところで徐々に抜き去り、最終的には2位でゴール。関大の強さが感じられる一戦だった。最後は800㍍リレー。1番手中山は150㍍を超えたところで、トップに躍り出る。2番手北田がそのリードをさらに広げ、3番手の一ツ矢も1位で泳ぎ終える。アンカー森はもはや独走状態だ。力の差を見せつけ、堂々の1位でゴール。結果、2位に大きく差をつけ、総合優勝を果たした。「今季の目標は二部で断トツ優勝だったので、できたのはよかった」と吾妻主将も満足げに語る。来季は1部の舞台での勝負が始まる。
一方の女子も活躍を見せた。100㍍自由形に出場した浦部。レース序盤から飛び出し、堂々の1位でゴール。タイムはなんと2年ぶりの自己ベストをたたき出していた。「出ると思ってなかったのでびっくりした。初めて着た水着のおかげかな」と振り返る。続く200㍍平泳ぎに出場した坪野は圧倒的な力を見せ1位に輝く。最後に行われた400㍍リレーでは惜しくも3位。だが、総合で3位につけ、まずまずの結果となった。
男子は来年は1部の舞台で戦う。今までより、苦戦が強いられる。また女子は、1部での優勝に向け、課題はまだまだ山積みだ。それでも、力を蓄えた関大水泳部は、来年もさらなる飛躍を遂げるに違いない。
▼吾妻主将「(優勝の)手ごたえは正直あったが、手ごたえ以上のものを出してくれた。全体的に見ても大成功。来年は、男子は1部残留、女子は関西制覇を目指して欲しい。(インカレへ向けて)根本としては、練習を頑張ること。それと、インカレ出場組を周りはサポートして、練習に集中できるような環境を作っいきたい」
▼浦部「調子はまずまずよかった。(リレーは)今の力は出せた、インカレまでにはもっと合わせていきたい。(インカレは)ベストを出したい。それだけ」