昨日も記しましたが、台風の影響に因って今月の渡航は中止。
スケジュールが開いたので受注品の製作を前倒しでおこなおうと思ったが、資材の手配が来週の納品だった為、
製作をおこなうこともなく、久しぶりにのんびりと過ごす事に。
今日から第96回高校野球選手権埼玉大会が始まったので、暇を持て余していた事もありテレビで観戦した。
開会式直後の開幕戦は、甲子園出場実績を誇る花咲徳栄高校と野球では無名の山村国際高校。
初回の山村の攻撃はピッチャーの球を打てる気配もなく三者凡退。
その裏の花咲の攻撃は、ヒットにて出塁があったものの、遅い球しか投げられないピッチャーの投球を打ち損じ、無得点のまま初回の攻撃が終了した。
体格も野球センスも甲子園常連校と明確な差。
初回両校の攻撃が終了した時点で、花咲徳栄のコールド発進かと思われた。
3回裏にようやく花咲が1点を先制したが、緩い球を強振して打ち損じている傾向が気になった。
その直後の4回表の山村の攻撃。花咲の投手の制球が突如と乱れ、連続の四球にて二死満塁。
次の打者にて初安打&2点タイムリーが放たれ山村が逆転。
花咲の攻撃は、山村の緩い球の打ち損じを解消しなければ、メンタル面の形成が未熟な高校生は焦りが出ていつものプレーが出来なくなると強く感じた。
花咲は毎回安打で出塁こそするものの、緩い球への強振傾向が納まらずに凡退が続く。
おそらく花咲の監督からは「緩い球の捕え方」に対する適切な指示が出ていないのであろう。
試合は中盤から終盤へと移り、花咲の打者の焦りが映像からも読み取れた。
結果は。
山村国際 |000 200 000|2
花咲徳栄 |001 000 000|1
まさかの初戦敗退。
花咲はいつも通りの試合をおこなっていれば、少なくとも勝っていただろう。
同一ゲームを10回対戦したとしても、9回は花咲が勝利する位、選手の体格と野球センスにも大きな差があった。
花咲の選手、関係者の全てが山村相手に敗退とは、誰もが思っていなかったであろう。
敗因は球児のメンタル面を読み取れなかった監督の指示の不適切さにあるのは一目了然の試合だった。
花咲は県外からも選手を受け入れるほど選手層の厚い学校である。
言い方を厳しくすれば、他校と比較しフェアーでないチーム体制とも言える。
それほど、甲子園出場を夢見て全国から素質のある生徒が集まるのだから、県大会初戦敗退では指導者の責任は大きい。
花咲の選手、またベンチ入りできなかったチームメイトの皆さん、今日の試合はとても残念でした。
以前にも記したが、花咲は仮に甲子園へ出場できても勝ちきれないチームであると私は思う。
山村国際高校の選手の皆さん、初戦突破、おめでとうございます。
強豪校の花咲を撃破した実績は、生涯忘れることのない想い出となる事でしょう。