BG~身辺警護人~ 第7話 最終回 市川海老蔵、木村拓哉、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗… ドラマのキャストなど… New!


出典:『BG~身辺警護人~ #7』の番組情報(EPGから引用)


2020/07/30(木) 21:00:00 ~ 2020/07/30(木) 22:14:00
[終]BG~身辺警護人~ #7[字]

【木村拓哉×ボディーガード】衝撃の最終回!天敵の大企業社長を護り抜け!章(木村拓哉)の身に命を揺るがす絶体絶命の危機が!命を懸けた最終任務の行方は…!?

◇番組内容
私設ボディーガードの島崎章(木村拓哉)が警護するのは、天敵である大企業社長・劉光明(仲村トオル)。猛反対するバディ・高梨雅也(斎藤工)と決裂した章は、たった一人で劉を護ることを決意する。一方、菅沼まゆ(菜々緒)や沢口正太郎(間宮祥太朗)は、劉を追う警察に協力することとなり…。バラバラになった旧メンバー4人の行方は…。そして章に、命を揺るがす絶体絶命の危機が!運命の最終任務が今、始まる…!!
◇出演者
島崎章 … 木村拓哉
高梨雅也 … 斎藤工
菅沼まゆ … 菜々緒
沢口正太郎 … 間宮祥太朗
中島小次郎 … 道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)
笠松多佳子 … 市川実日子
小俣健三 … 勝村政信
劉光明… 仲村トオル
【最終回ゲスト】
市川海老蔵
◇脚本
井上由美子
◇監督
常廣丈太(テレビ朝日)
◇音楽
髙見優
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子
【プロデューサー】川島誠史、秋山貴人、浜田壮瑛、山本喜彦(MMJ)、田上リサ(MMJ)
◇おしらせ
☆番組ホームページ
 https://www.tv-asahi.co.jp/bg2/
☆公式Twitter
 https://twitter.com/bg_tvasahi


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BG~身辺警護人~ 第7話 最終回 市川海老蔵、木村拓哉、斎藤工
  1. 社長
  2. 島崎
  3. 高梨
  4. 仕事
  5. 小俣
  6. 警察
  7. 沢口
  8. 劉社長
  9. ボディーガード
  10. 自分
  11. 本当
  12. 依頼
  13. 菅沼
  14. 桑田
  15. 人間
  16. ゼロ
  17. 危険
  18. 桑田先生
  19. 親父
  20. 先生


『BG~身辺警護人~ #7』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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(菅沼まゆ・沢口正太郎)先生!

(沢口)桑田議員が襲われたんです。
襲ったのは 加藤という男です。

(加藤一馬)
劉社長に頼まれてんだよ。

桑田を消せってよ!

(笠松多佳子)警護課で
とても熱心な警察官だったみたい。

あなたは不死身じゃない。

(高梨雅也)事実なんでしょうか?

劉社長が桑田先生を襲わせた
っていうのは…。

(島崎 章)俺の推測が
当たらなければいいけど。

(劉 光明)私は やってない。
私を護ってくれ。

自分は反対です。
罠かもしれない。

会ってみないと わかんないだろ。

劉社長を護るなら
自分は ここを辞めます。

♬~

(パトカーのサイレン)

あっちだ!

♬~

(警察官)どちらへ?

止まってください。

止まれ!

♬~

東のほう行きます。

いないぞ。
いないですね。

♬~

ああっ…。

(携帯電話の振動音)

(携帯電話の振動音)

島崎です。

劉社長でしたら
通話口を1回 叩いてください。

「(通話口を叩く音)」

警察が捜査してます。

普段 習慣的に立ち寄る場所

カメラに映る所へは
行かないでください。

「(通話口を叩く音)」

(携帯電話の振動音)

勝鬨に7時…。

♬~

(白井隆太)あの… 社長は?

(小俣健三)
現在 連絡が取れない状況だ。

(河津 紅)社長が襲撃を命じたって
本当なんですか?

犯人が そう言ったのは
本当。

でも 事実とは限らない。

(沢口)だったら
なんで逃げたんですかね?

社長なら
公務執行妨害になる事ぐらい

わかっておられたはずです。

(紅)会社は
どうなるんでしょうか?

警備免許 取り上げられるんじゃ
ないですか?

(どよめき)

(小俣)落ち着け!

詳しい事がわかるまで

KICKSガードとしては
情報を統制する。

明日 警護業務がある者は

動揺する事なく
そちらに専念するように。

(一同)はい。

♬~

なんだよ…。

ああ ごめん ごめん。
仕事 行ってくるわ。

いちいち言わなくていいよ。

なあ 朝… 卵かけご飯 食え。

白飯に生卵

しょうゆ ひと回しに
味つけのり 5枚。

これ以上のごちそうは ない。

ちゃんと食えよ。

(ドアの開閉音)

卵かけご飯が ごちそう?

(小俣の声)島崎が…?

(大木)劉光明の
携帯のGPSが途切れた

北豊洲公園の防犯カメラです。
(宮口)こちらです。

(小俣)確かに 島崎章です!
なぜ 島崎が…。

(宮口)この男が
劉をかくまっているのでは?

(小俣)まさか…!

島崎は 劉社長と揉めて
KICKSガードを辞めたんです。

(桑田宗司)うん…。

しかし
いい意味でも 悪い意味でも

骨のある
ボディーガードじゃないか。

2年前の民事党大会の件は
私の耳にも入っている。

劉光明は 役に立つものなら
なんでも利用する男だ。

(大木)機動隊を動員して
万全の態勢で 劉を捜索します。

(宮口)必ず確保してみせます!

くれぐれも 表には出ないように。

(大木・宮口)はっ!

(桑田)ああ~…。

600億円企業のトップが
逃げるとはね…。

こうなったら いっそ
逃亡中に死んでくれたら

四方 丸く収まるな…。

(桑田)こんな時期に
私が辞職に追い込まれたら

総理が お困りになる。

君も同じ思いだろう?

(小俣)もしもし…。

桑田先生から
この番号に連絡するようにと。

あの…。

協力するように言われたんだが…。

(小俣)「私は…
劉社長の行方は知らない」

(加藤)怖いんですか?

はあ… 変わらないですね
警護課長の頃と。

(呼び出し音)

あっ ごめん ごめん。
寝てた… よな?

「当たり前だろ。
まだ 素っ裸だよ」

は?

へえ~ 寝る時 裸なんだ。
へえ~… ワイルド。

劉社長と一緒か?

「いや これから」

どこにいるんだよ?

手伝う気 全くないけど。

なあ 高梨…。

世話になったな。

お前が助けに来てくれて
心強かった。 サンキュー。

なんだ? それ。

「それで 今までの給料は
精算しといた」

「まあ
退職金とまでは言えないけど

一応 ちゃんと色つけといた」

あのな…

俺は あんた 助けるために
ついてきたわけじゃないから。

「自分は優柔不断で
自衛隊でも うまくいかなくて

ボディーガードだって
天職だなんて思った事ないよ」

だから なんで あんたは
なんの迷いもなく

この仕事と向き合えるのか
それが知りたかった。

「なのに なんで そんな依頼
受けようとしてんだよ!」

「政治家が裏で関わる案件は
命が軽くなる」

下手すりゃ死ぬぞ!

「忘れたのか?」

村田課長の事。

忘れるわけないだろ。

(村田五郎)各自 健闘よろしく。

(銃声)
課長!

大丈夫ですか!?
(村田)ああっ…!

村田さん!

敵のために
危険に身をさらすなんて

馬鹿げてると思わないのか?

まさか
金が目的とか言わないよな?

(ドアの開く音)

ごめん 仕事だ。

「おい 死んで生き返った奴なんか
いねえんだぞ!」

「じゃあ」
じゃあ… じゃあ なんだよ?

「じゃあ」は 続きがなきゃ
意味わかんねえだろ!

「おい! 島崎章…」

勝手に死ね!

悪くない変装だろう?

警護の立場から言わせて頂くと

似合わない格好は
逆に人目を引きます。

フッ…。 なるほど。

じゃあ プロとして教えてくれ。

まだ 依頼をお受けしてません。

私は 確かに
強引なビジネスをしてきた。

だが ああいう形で
暴力に訴えた事はない。

じゃあ なぜ あの加藤という男は
嘘をついたんでしょう?

あの男は

警視庁を
不祥事で追われたところを

桑田先生に拾われて

汚れ仕事を
請け負ってきたんだよ。

今回も 私をはめるために
使われたんだろう。

はめる?

どうして 桑田は よりによって

あの時と同じ手を
使ったんだと思う?

(劉の声)全ては
私の立案だった事にするぞという

警告だよ。

政治の世界では珍しい事じゃない。

これまで
私が便宜を図ってきた事も

なかった事にするつもりだろう。

君なら 理解できるよな?

ボディーガードとして

権力者が
どういう発想をするのか

ずっと見てきたはずだ。

しかし 潔白なら

それを
証言すればいいじゃないですか。

逃げるなんて
あなたらしくありません。

逮捕されたら

正当な扱いは
受けられないと思った。

過去に 桑田の事務所で
大きな疑惑があった時

秘書が拘置所で自殺している。

本当に
国外へ逃げるつもりですか?

私は
日本の国籍を持ってないからね。

日本は母の国だが

金以外
何も与えてくれなかった…。

追いかけてくるのは
警察だけではないと思います。

知人が ある地方の飛行場に

ロスへの中継用の小型飛行機を
用意してくれた。

そこまで送ってくれれば
それでいい。

どうした?

どんなクライアントの依頼でも
引き受けるんじゃないのか?

もし 無事に脱出できたら

警護情報を渡していた事を
公表する。

君も ボディーガードが
本当の盾になるという事を

証明したら どうだ?

♬~

証明とか
そういうの 全く興味ありません。

でも…

あなたの命が危ないので
お受けします。

用心棒なので。

フッ… フフッ!

(大木)逃走後 転売用に
購入していたマンションに

潜伏していたところまでは
把握していますが…。

あっ いや 僕は一社員です。
心当たりなんてありません。

あなたは 劉社長と
親しかったそうですが…。

部下として
お仕えしてきただけです。

(小俣)菅沼。
社長は逃走中の被疑者だ。

隠すと
君も犯罪に加担する事になるぞ。

本当に知りません!

(2人)うわっ!?

びっくりした~。
こっちのセリフだわ。

すいません 急に。
ドア開いてたんで。

あっ 親父は一緒じゃないの?

まあな…。

ボディーガードって バディじゃないと
できないんじゃ…?

もしかして 辞めんの?

高梨さん わかりやすいから。

なんの用だよ?
ここ来るの 初めてだろ?

今朝 変だったから…。

なんか もう会えないみたいな…。
そう言ったのか?

いや…。

卵かけご飯が用意されてて
飯が炊きたてで…。

あっ 高梨さんには
意味わかんないと思うけど…。

でも 凝った飯の時は
やばい依頼が来るのに

シンプルなのに
なんか 雰囲気が違うっつうか…。

確かに…。

今回は非常に危険な依頼だ。

息子に向かって
「危険」とか言っちゃうんだ。

どのみち
わかりやすいんだろ? 俺。

危険って どのくらいのやばさ?

平均が50だとすると…
60とか70とか?

90超え。

へえ…。

でも だからといって
何かあるわけじゃない。

君のお父さんは
ボディーガードとして

経験も能力も ずば抜けてる。
だから…。

無理に上げなくていいよ。

死んじゃったら
母さんのとこ 行くよ。

じゃあね…。

瞬!

♬~

大磯を通過しました。

高速は
Nシステムで追跡されるので

一般道の抜け道で向かいます。

日本に来て
会社を大きくしたのに

こんな小さな箱に入って
脱出するとは…。

人生 面白いものだな。

もう少し辛抱してください。

「ところで
高梨くんは どうした?」

「時間潰しに 話題を提供してくれ」

あいつなら 辞めました。

私の依頼が原因か?

♬~

もっと早く
解放してやるべきでした。

あいつは まだ若い。

自分なんかと
小さな仕事をしてるより

もっと違う将来があったはずです。

大した友情だと
感心すべきだろうが…。

無理だな…。

「人間が人間に近づくのは
利益が目的だと知っている」

そして それを私は利用してきた。

(看護師)笠松先生。
(多佳子)はい。

「どうしても面会を」って方が
見えてるんですが

診療時間中ですし
お断りしていいですか?

島崎さんという方です。

えっ 今?

ああ…。

(多佳子)どうしたの?

先生 親父の事 どう思ってる?

は?

あっ…
急に変な事聞いて すいません。

でも 今 聞きたいから。

えっと… どうって そうね…。

仕事熱心で いいお父さんよね。

(瞬)いや…
父親としてとかじゃなくて!

好き? それとも問題外?

(多佳子)
ちょっと… 瞬くん どうした?

一応 言っとく。

親父 今 危険な仕事してる。
死ぬかもしれない。

もし 先生が
親父の事 好きなら

止めたほうがいいかも。

それだけ。

♬~

(アナウンス)「おかけになった電話は
電源が入っていないか 電波が…」

(ため息)

(まゆ)協力してくれるそうです
高梨さんが。

島崎警備の方が?

島崎さんのやり方には
もう ついていけません。

奴が 劉社長と一緒だという
情報がある。

社長の逃亡依頼を
受けるかどうかで決裂し

辞めました。

(どよめき)

(沢口)知ってるんですか?
どこにいるか。

いや…。

だが 逃げた社長も

それを警護する島崎さんも
最低です。

我々全員の仕事に泥を塗る事です。

♬~

(小俣)警察は
劉社長の国外逃亡を恐れて

成田と羽田を
押さえたようだが

静岡県内でも
検問を展開している。

どう思う?

静岡には 駿河飛行場があります。

自分は
自衛隊時代に使っていましたが

個人使用の小型飛行機など
多くが駐機している飛行場です。

社長なら ツテがありそうですね。

よし… 手の空いてる警護員を
全員集めろ!

待ってください。

相手は 島崎章です。

大勢で押しかけても
こちらの動きを悟られます。

だったら…。

盟友 高梨さんが追いますか?

過去の話だ。 無線借りるぞ。

(小俣)高梨
もし 2人を見つけたら

まず 私に連絡しろ。

警視庁の中には
信用できない人間がいる。

会社を守るために

私が 信頼できる人物に引き渡す。

いいな?

(携帯電話の振動音)

(笛)

検問です。 駿河飛行場に行く事が
読まれてるのかもしれません。

日本の警察は
立ち上がりが早いね。

「GPSで
トレースされてるんじゃないのか?」

安心してください。
もうすでに切ってあります。

この車で

カーチェイスするつもりは
ないんで。

(笛)
(警察官)おい! 止まれ 止まれ!

止まれ 止まれ 止まれ! 止まれ!

(警察官)回して。 寄せて!

(クラクション)
(笛)

ご苦労さまです。
(岡野)免許証。

はい。

(松山)お仕事は何されてますか?

えっと… 島崎運送っていう
配送やってるんですけど

今 配送中に 道 間違えちゃって

どっち行ったらいいかな
と思って…。

荷物の中身は?

ちょっと 確認させてもらって
いいですか?

はい。

臨床検体と あと 検査報告書

あとは医薬品ですね。

随分 大きな荷物だね
あれは。

これ あの… 医療機器です。

(岡野)
中を確認させてくれませんか?

いや… 振動とか湿度の変化に
すごく弱い機械らしくて

開けるなって
言われてるんですよね。

いや… 本当ですって。

すごい怖い先生で
何回も言われてて…。

あっ… じゃあ
よかったら 確認してください。

この… 番号 今 出しますんで。

この白山総合病院の
外科の笠松っていう…。

♬~

(多佳子)は? 警察から?

もしもし? 外科の笠松ですが…。

静岡県警 興津署の
岡野と申します。

島崎運送に 医療機器の搬送を
依頼されてますか?

ああ~! 島崎運送ね! ええ。

(岡野)精密機器なので
容易に箱を開けてはいけない

というのは 本当ですか?

ああ… 耐性検査装置ね。
治験に必要なものなの。

あっ… 駄目になったら
億を超える損失よ。

(岡野)「失礼しました。 結構です」

あっ すいません。
ちょっと いいですか?

もしもし? お疲れさまです。
(多佳子)あっ もしもし?

「すいません 先生
お手間を取らせちゃって」

今 どこ…。
「はい ちゃんと届けます。 はい」

「遅れてすみません。 ちょっと
検問に引っかかっちゃって」

今 どこ…。
「はい 失礼します」

閉めまーす。

♬~

お待たせしました。

♬~

(ため息)

(タフトン)飛び立て! 可能性の空へ!

ジブン、 オープン!

(中川)うわぁ~!

(ノブ)<青空SUV ダイハツ「タフト」 デビュー>

(タフトン)飛び立て! 可能性の空へ!

ジブン、 オープン!

(中川)うわぁ~!

(ノブ)<青空SUV ダイハツ「タフト」 デビュー>
さあ タフチャレ!

日ノ出警備時代の一件で

自分は 警察にも民事党にも
面が割れてます。

「照会でバレるのは
時間の問題です」

人選をミスったな…。

すいません。 車を捨てます。

(叩く音)

ううっ… ああ…。

この先のトンネルを抜ければ
すぐです。 急ぎましょう。

いや… ずっと狭い所にいたせいか
足がしびれて動かない。

つかまってください。

日本の最後に
君に護ってもらう事になるとは…。

後悔しても遅いですよ。

私は後悔しない。

過去を振り返る者に
金は ほほ笑まないからな。

ただ… やり残した事はある。

菅沼まゆを
真剣に口説かなかった事だ。

セクハラだと糾弾してもいいぞ。

いいえ…。

善良な人間は
神に愛されるらしいが

私はもちろん 君も

神に見捨てられた
生々しい存在というわけだ。

この仕事が終わったら 君も少し
女と遊んだほうがいいぞ。

好きな女性ならおります。

そうか。 失礼。 見直したよ。

気取らない 嘘のない人です。

(バイクのエンジン音)

(ブレーキ音)

♬~

下がっててください。

♬~

行ってください!

♬~

ぐわあっ…! ううっ…!

♬~

♬~

フンッ!
うっ…!

ぐっ…! ううっ…! ううっ…!

(骨の折れる音)
(加藤)ぐああああーっ…!

ぐわああっ…!

どっちにしろ警察が追ってんだよ。
お前ら 逃げれねえぞ。

お前もな。

失礼します。
いや…。

劉社長。

自分と一緒に
警察に行きましょう。

真相を語るべきです。

私は警察には行かない。

逃げたら… 逃げたら
KICKSは どうなります?

少なくとも
警備業はできなくなります。

あなたは また新たなビジネスが
できるかもしれません。

でも あいつらは…
警護課の人間は仕事を失います!

あなたの言うビジネスとは
そういうものですか?

島崎くん。
はい。

彼を処理してくれ。

クライアントの命令だ。

おい…。

うっ…!
(せき込み)

痛え…! なんだ お前…!

なんなんだよ。 んっ?

♬~

社長…

こいつには消えてもらいましょう。

♬~

(沢口)ちょちょちょちょ…
ちょっと…。

高梨から連絡は!?

電話は
何度もかけてるんですけど…。

やはり あいつを信用したのは
間違いだった。

いや… まだ 裏切られたと
決まったわけじゃないんで

焦らないでくださいよ。

なんとしても 警察よりも先に
見つけなければならないんだ!!

♬~

(小俣)菅沼は 何か知ってる。

(小俣)沢口くん
機を見る事に長けた君なら

やるべき事は わかるね?

待ってください…。

♬~

港に下ります。

分かれます。

♬~

92-18。

92-18… あった。

♬~

(解錠音)

(スマートフォンをタップする音)

(呼び出し音)

もしもし? さっきの電話は何?

人を利用しておいて
なんの説明もないわけ?

すいませんでした。
今 ちょっと 仕事中で…。

今度 改めておわびします。 あの
次は 回らないほうの寿司で。

瞬くんが来た。

「親父の事 好きか?」って
聞かれた。

はあ? あの馬鹿
学校サボって何やってんだよ…。

いや 怒らないで…。

「親父 危ない仕事してる」って
「もし好きなら止めてくれ」って。

さすがに
「好き」とは言えなかったけど…。

いや 当然ですよ…。

なんか… すいません。

島崎さん むちゃはやめて。

私には 言う権利がある。

仕事で命を落とすなんて…

最低よ。

うぬぼれてたら ごめん。

仕事より

好きな女とお寿司を食べるほうが
人生にとって大事よ。

うぬぼれじゃないですよ。

はあ…。

ありがとう。

めちゃくちゃ勇気出た。

いや… 出しちゃ駄目でしょ!

その勇気は
なんの役にも立たないの!

今の俺にとっては…
結構 大事なんだよね。

♬~

(まゆ)尾行 下手すぎ!

車でついてきてるのは
わかってたよ。

(沢口)わざとっすよ。

あんま 卑怯なまね
したくないんで。

成長したね そういうとこは。

えっ…?

いや 嘘でしょ
高梨さんが死んだとか。

一人じゃ受け止められない。

付き合ってくれる?

♬~

(ブレーキ音)

人使い荒いな 島崎くん。

いつまでやってんだよ 社長。
いいだろ…。

来てくれなかったら
遭難するところだったよ。

(まゆ)これ 縦読みで「ダミー」。

偽物を意味する。

(まゆの声)日ノ出警備で
有名歌手を警護した時

使った符牒
連絡方法です。

一体 何があったんですか?

島崎くん 彼を処理してくれ。

おい…。

落ちんなよ…。

社長… こいつには
消えてもらいましょう。

ほら!

(せき)

高梨が入れ替わります。

社長は
ここで待機しててください。

バックアップを菅沼に頼みます。

最後に 君に会えるように
配慮してくれたんだろう。

ハッ… さすが
ボディーガードはサービス業だ。

私は…

こんな社長には
お会いしたくありませんでした。

そう言わないでくれ。

はあ…。

別れぐらい
ちゃんと言いたかった。

私は 日本を脱出する。

この状況では
会社を手放す事になるが

もう戻る事はないだろう。

島崎くんたちが
準備している所まで送ってくれ。

それは… 命令ですか?

ああ。 それ以外 何がある?

♬~

ご不便をおかけしました。
小型機到着まで20分。

警察も 恐らく
ここに目星をつけてるでしょう。

ギリギリまで ここで待機して
着陸次第 機内にご案内します。

そうしてくれ。
失礼します。

本当に それでいいんですか?

(沢口)俺も 行きがかり上
こうなってますけど

納得できません。

社長 本当に逃げるんですか?

社長は ロスに戻れたら

情報漏洩の件を全て公にすると
言ってくれた。

馬鹿じゃないの?

(まゆ)私は 社長が自ら
過ちを公表するとは思えない。

社長は そう誓ってくれたから
俺は依頼を受けたんだよ。

信用できる相手じゃありません。

俺は降ります。
高梨さん…。

お前らも 嫌なら降りろ。

高梨。

お前 俺に聞いたよな?

なんで ボディーガードなんかに
必死になれるのかって…。

多分 人を信じられるかどうか
問われてるからじゃないかな?

いや 毎回
いろんな依頼人に会って

いやが応でも
人を信じる事に全力を傾ける。

たとえ 敵対する人間でも…。

信じて 護る。

今の依頼人を護る事が
その人の未来を護る事になる。

それが
俺たちの仕事なんじゃないの?

今でも よくわかんねえけど。

でも 裏切られたら
犯人隠避ですよ。

ただの無謀です。
ボディーガードとしての信用を失います。

下手したら やめなくちゃ
いけなくなるんですよ。

簡単に信じるなんて 島崎さんこそ
仕事なめてるんじゃないですか?

分が悪いねえ 島崎くん。

じゃあ 真面目で立派な人だったら
信じる?

親切で優しかったら
信じれるの?

これまでに 間違いを
犯してなかったら信じられる?

嘘かどうかなんて わかんないよ。

だから
信じてみるしかないんだよ!

じゃなかったら…

護るのに
命なんて懸けらんないだろ。

♬~

その辺にしておこうか。

♬~

依頼内容を変更してもいいかな?

逃げるのはやめる。
行き先を変えたい。

私が信じるに足る人間かどうか

君たちが見届けてくれるなら。

♬~

クライアントの指示に従います。

♬~

BGは島崎 バックスは高梨。

2人は先行して
沢口はルートチェック

菅沼は 現場前で待機してくれ。

(沢口)了解しました。
了解。

無線の周波数を合わせるぞ。
(無線のスイッチを押す音)

油断するな。
連絡は緊密に頼む。

道中の突破方法は
各自の判断に任せてください。

久しぶりっすね。

現着目標は
今から4時間30分後。

現在15時40分。

誤差なし。
(まゆ)誤差なし。

(沢口)誤差なし。
誤差なし。

各自 健闘よろしく。

(沢口・高梨)はい。

♬~

(小俣)何!? 見失った?

県警の検問を突破したところで
車をキャッチして

先回りしましたが
飛行場には現れませんでした。

あと すいません。
車 こすっちゃいました。

(小俣)高梨はどうした! 菅沼は!
(沢口)「わかりません」

もしかすると
駿河飛行場はダミーで

他の場所から
飛び立ったのかもしれません。

(小俣)引き続き 捜せ!

申し訳ございません!
追わせたのですが…。

部下を信じて どうする?

警視庁で
ポストを得られなかったわけだ。

このままでは終わらせません!

私にも意地があります!

♬~

社長 着きました。

ご苦労さま。
状況を確認します。

ゼロ2より ゼロ3。 状況は?

こちら ゼロ3。

裏手の駐車場通用口は
誰もおりません。

小俣課長が使用中の
KICKS車が

1台 駐車されているだけです。

(沢口)こちら ゼロ4。
庭から 挙動音 感知せず。

恐らく 見張り等警官は
いない模様です。

「ゼロ2 了解」

桑田先生は在宅。

芝浦署の警備が表に2人。

襲撃事件以降
配置されたと思われます。

そうか…。

社長 裏から侵入するか
正面から訪ねるか

どっちがいいですか?

君なら どっちだ?

警察へ行く覚悟があるなら
正面から取り次ぎを求めます。

私は裏だな。

どんな場所でも
裏口からのほうが入りやすい。

人生で そう学んできた。

だが ビジネスは
常に攻めなければならない。

君に乗るよ。

♬~

耳から血が出てます。

すいません。
はい。

どうされました?

ああ… 人んちの猫に ちょっと

引っかかれちゃいまして…。
大丈夫です。

あの 桑田先生は ご在宅ですか?

何!? 島崎が?

先生 アポイントもなしに
申し訳ありません。

あの方と
たまたま ご一緒してまして

ご挨拶できればなと…。
(桑田)「そう…」

私も話すべきだと思っていた。

地下の駐車場で待ちなさい。

(桑田)
「5分後に ご案内しましょう」

もう 民間警備だけでいいから
と言って 警官は帰らせなさい。

それと…。

「こちら ゼロ2。 邸内に潜入」

あの男は 自分の目的のためには

他人の命なんて
どうでもいいと思ってる。

私にも似たところがあるから
わかる。

でも そんな桑田先生に
社長は 会いたいって言いました。

参りましょう。

どうぞ。

(銃声)

11時方向から発砲音。
警察じゃないな。

やっぱり 私に
表の門は開かないか。

ここで待っててください。
どうするんですか!?

あいつが戻ってきたんだろう。
話つけてくる。

向こうは 元警察官です。
拳銃の扱いには慣れています。

自分が行きます。
俺が行く!

あなたには瞬くんがいる。
笠松先生だって…。

お前にだって 菅沼がいるだろ!

彼女は もう…。

いや 彼女の心の中には
いつも 高梨くんがいるよ。

島崎くん 君が行くべきだ。

(銃声)

体を張ってくれるんだよな?
待ってください!

ずっと引っかかってました。

どうして 島崎さんに
警護を頼んだんですか?

まさか
危険にさらすのが目的ですか?

(銃声)


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