5月29日、航空自衛隊のブルーインパルス6機が東京上空で「医療従事者などへの感謝飛行」を実施した。この飛行は話題になり、SNSには写真があふれた。だがドイツ現代史研究者の柳原伸洋氏は「航空ショーが持つ、人の心を奪う独特の魅力には乏しかった。だからこそ、だれが心を奪おうとしたのか、注目すべきだろう」という——。

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