※28日のNewsweek紙によると、ヨーロッパにおいても非常事態解除が仇となって感染者が急増し、R値(一人の感染者が平均何人に感染させるを示す指数)も上昇。第二波、第三波を警戒して自国を「安全な渡航先」リストから外し、マスク着用(西)や自主隔離(英)義務付けるなどの防疫対策を講じています。

 そんななか、日本ではGO -TOトラベルや条件付きとはいえ入国制限緩和の方向に向かうなど、相変わらず二階派(二階俊博氏や安倍晋三首相の側近、今井尚哉氏)が中心となって、世界の流れに逆行するような政策を推し進めています。
 多くの言論人、ネットユーザーも総じてこのような論調で政府を批判していますが、官邸や霞が関周辺では捏造歴史を散りばめたウポポイ(アイヌ民族博物館)に巨費を投じたり、マスク8000万枚を追加配布云々など、ピントのズレた利権の亡者、亡国の徒が徘徊しているようです。

 腐敗しきった為政者をのさばらせてしまう原因の一つは、あまりに受動的であることの危険性に気づかない人や他者感覚のない人が増えすぎたということなのでしょうが、これもいわゆる戦後教育の害毒によって隅々まで蝕まれ、感覚が麻痺しきっているということなのかもしれません。

 当ブログは政治ブログカテゴリではありませんし、筆者自身も立場上、これまで特定の政党や政治団体などに属するということも極力避けてきましたが、今後は趣旨に賛同できる政党、政治団体などに積極的に関わり、国民の側からの新しいムーブメントを起こしていかなければならない必要性を強く感じ始めています。 *

新型コロナウイルスの感染者数

 ◇全国で新たに1261人感染 岩手でも初確認 新型コロナ

 新型コロナウイルスの感染者は29日、全国で新たに1261人が確認され、1日当たりの感染者が初めて1000人を超えた。
 これまで感染者が確認されていなかった岩手県でも2人の陽性が判明し、感染者は全都道府県に広がった。クルーズ船の乗客乗員らを合わせた国内の感染者は計3万4159人となった。死者は4人増えて計1019人。

 東京都の新規感染者は250人で、感染者が100人を超えるのは21日連続となる。
 重症者は前日より1人増えて22人だった。他地域でも拡大に歯止めがかかっておらず、大阪府で221人、愛知県で167人、福岡県で101人、沖縄県で44人、京都府で41人、岐阜県で30人、栃木県で16人の陽性がそれぞれ判明し、いずれも1日当たりの過去最多を更新した。

 また、神奈川県(70人)、千葉県(49人)も緊急事態宣言解除後で最多だった。【まとめ・大島祥平】
毎日新聞 7/29(水)

今井尚哉 二階俊博
今井尚哉氏は元経団連会長の今井敬氏、元通産相事務次官の今井善衛氏の甥

 ◇在留外国人の再入国、8月5日に緩和-外務省

 外務省は29日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための水際対策をめぐり、日本の在留資格を持つ駐在員や留学生らの再入国を、8月5日から条件付きで認めると発表した。

 これまで、入国拒否の対象国・地域に出国した在留外国人は原則、再入国できなかった。

 対象となるのは、入国拒否の指定前に、再入国の許可を取って出国した在留外国人。
 現在の滞在地から出国前72時間以内のPCR検査で「陰性」を証明することや、滞在地の在外公館から「再入国関連書類提出確認書」の発給を受けることが条件となる。日本到着後も、PCR検査の再受診や、2週間の自主隔離などを求める。
時事ドットコム 7/29(水)

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