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のんべんだらりな転生者~貧乏農家を満喫す~ 作者:咲く桜

第5章 農家と勇者と邪神ノ欠片 前編

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◆限定更新「あの人は今」

7/30限定で更新します。

もし要望があったら外伝にて再更新するかもしれません。

SIDE:村長



 アウル君がこの村へ帰ってきてくれた。色々と村のために動いてくれているおかげで、今やこの村には800人以上の規模になっている。その村人の数も未だに増え続けており、だいたい30日間で10~20人くらいの人が増えている。おかげで村全体での税収が増えたおかげで、ランドルフ辺境伯の覚えもめでたい。まぁ、それはアウル君の力によるところも大きいのだが。


 そして、今日は新規でやってきた村人たちに村を案内する日だ。詳しいことは聞いていないが、粗野な者が数人いるらしく、注意するように警邏隊の隊員から教えて貰っている。以前までの私であったならば、怖くてなにも言えないでいただろうが、今は違う。


 アウル君に負けないようにと、年甲斐もなく警邏隊の訓練に参加させてもらったり、ゴーレムを連れて魔物狩りをしているおかげで今やその辺の村人になら負けないくらい強くなった。とは言っても、冒険者には敵わないし一人で魔物を倒すことも難しい。それでも性根を鍛えることは出来たのだ。


 「村長、村へ移住したいという者たちが揃いました」


 「はいはい、今行くよ」


 家の外に出ると、年若い女性や子供連れの家族、明らかに元冒険者然とした男性3人、農民といった合計13名の移住希望者達がいる。基本的にまだ土地は余っているしので受け入れることは可能なのだが、あの口元をニヤニヤさせた元冒険者風の男達が気になる。こいつらが噂の粗野な者達だろう。


 「私はこの村の村長をしている。オーネン村に移住を希望してくれて本当にありがとう。住む家と土地はこちらで用意してある。農民の場合、移住した初年度と次の収穫までの税も免除となる。それ以外の職業のかたは基本的には――」


 「おうおうおう!俺たちはこの街の安全を守るために移住しに来てやったんだぜ?こんな辺境だと冒険者なんかいるはずないもんなぁ!俺たちは村の安全をまもってやるんだから、税なんて払わねぇぜ!」


 「「そうだそうだ!」」


 はぁ……。人が増えるのは良いことだが、こういう不埒な輩が来るのは仕方ないかねぇ。他の人たちは普通そうですし、問題なさそうですが念のために予防線は張らせてもらいましょう。


 「ブルー、そこの3人を捕らえて村の外に捨ててきなさい」


 私の背後にずっといたブルーと名付けたゴーレムが動き出す。アウル君が特別にと持たせてくれた青いサーベルは、素人目に見ても業物だと分かる。何度かそのサーベルを手に入れようと襲ってきた愚か者がいたが、なんの心配も無くすべてを返り討ちにしている。流石はアウル君が作ったゴーレムだ。


 「なんだよこのゴーレム!」

 「お、おいおい。ほんの冗談ってやつだ!」

 「俺はこいつらに言われて仕方が無く!本当はこんなことしたくなかったんだ!」


 「ふふふ、もう遅いですよ。私はこの村のためならば鬼にでも悪魔にでもなりましょう」


 「「「ぎゃあああああああああああ!!」」」


 ふぅ。今回もブルーのおかげで助かりました。3人減って今回の移住希望者は10人みたいですね。若い女性もいるようですし、村の男衆の誰かと結婚して頂ければこの村もさらに発展して良いことずくめです。このS女性もおそらく同じようなことを考えているのか、すでに周囲の男衆を見定めているようにも見えますし、いつの世も女性は強しですね。


 「では、村を案内します!」


 さぁ、村発展のためにもっともっと頑張りますよ!







SIDE:ランドルフ辺境伯



 近頃、オーネン村の調子がいいらしい。その理由は単純明快。アウルが村に帰ってきたからだろう。王都の学園に通ったり、邪神教とドンパチやったのは知っているが、卒業後すぐに村へと帰って悠々自適の生活を送っていると聞いた。そしてここ数年の話だが、年の中頃と終わり頃に燻製の詰め合わせが届くようになった。


 「ふふふ、いつの間にかこれが楽しみで仕方なくなってしまったな」


 お中元とお歳暮とか言うらしいが、勝手に賄賂だと判断している。本来ならば賄賂などは受け取らない主義だが、アウルとは知らない間でもないし?なんなら妻のミュールとはかなりの仲良しだ。かく言う俺も王都でそこそこ会っているし。うん、これを貰わないのは失礼にあたるからな。


 「おぉ、これが『ごるごんぞーら』というものか。確かに匂いはきついが……うむ、いけるな。これはワインが進んでしまいそうだ。お? 蜂蜜の小瓶までついているとはアウルめ。子供とは思えない配慮だ」


 「あなた、一人で何をしているのかしら?」


 「げっ……ミュール! いつからそこに?」


 「『ふふふ、いつの間にかこれが楽しみで仕方なくなってしまったな』あたりからよ」


 最初からではないか! 気配を完全に消すとは我が妻ながら恐ろしい……!


 「……ちなみに、きちんとノックはしたわよ」


 心を読まれている⁈さすがはミュール。こういう勘だけは以上に鋭いからな。


 「ははは、まさか一人で食べるわけないだろう? ほ、ほら! ミュールの分のお菓子もあるぞ! 『ジャムクッキー』というそうだ」


 「まぁ、さすがはアウルねお礼は私のほうで出しておくわね。ついでにこの箱も預かります」


 「あ、ちょっと!」


 行ってしまった……。ミュールに気付かれたのが運の尽き……。


 「なんてな。あの箱は前座。本命はこっちだ」


 アウルから届いたあの詰め合わせ箱は、実は俺が事前に注文していた分である。本命は別で届いている。


 ! 周囲や部屋の外を確認してみたが、別段何の気配もない。よし、ミュールが入ってくる心配もなさそうだな。おおかたジャムクッキーを貪り食っているのだろう。


 「おお! これが3年熟成されたワインか!さらには各種燻製詰め合わせに生ハム……この小瓶はなんだ?『同封したクラッカーに付けてお召し上がりください』だと?」


 ふむ、初めて見る食べ物だな。なんだかドロドロして不味そうな見た目だが、アウルのことだから滅茶苦茶美味いのだろう。


 小さいスプーンでクラッカーと呼ばれるものに小瓶の中の物を少量のせ、口に運ぶ。


 急いでワインを開け、グラスに注いで飲み干す。


 「~~~~~っ! 美味いじゃないかアウル! ワインとの相性もばっちりだ!」


 はっ! このクラッカーとやらに生ハムや燻製チーズをのせても合うのでは⁈ あやつは天才か! くっ、アウルを抱え込めればもっともっと我が領は潤うかもしれないというのに、実に惜しい。陛下やミュールのお気に入りでなければ……。


 「あらあなた、まだ懲りていなかったのね」


 「ミュール⁈ いや、これは渡さんぞ!」


 「ふふ、馬鹿ね。辺境伯とあろうものが手酌で飲むんじゃないわよ。ほら、座りなさい」


 あ、あれ? ミュールが優しい。普段なら私を罵って踏んでくれるというのに……。


 「なんて顔しているのよ。私も鬼じゃないわ。ほら、グラスもって」


 「あ、あぁ。ありがとう」


 私のグラスにワインを注いでくれたので、グラスをもう一つ用意してミュールの分も注ごうと思ったのだが止められた。ミュールはお酒が好きだと思ったのだが、体長でも悪かったのか?


 「あなた、実は――」


 「で、できたのか! 今日はなんて素晴らしい日だ!」


 「うふふ、長かったわね」


 やはり貴族家としては男児が欲しいところだが、ミュールの血が流れるのだから女の子でも間違いなく可愛いはずだ。……悩ましいな。


 「とにかく、元気に生まれてくることが一番だな!」


 「そうね。パパ(・・)にはもっと頑張ってもらわないと」



 俺はこの領をもっともっと発展させてやるぞ!







SIDE:モブC



 俺は今、一人で旅をしている。ずっと仲の良かったあいつらは今頃、学園を卒業して働いているんだろうな……。俺は学園に合格できなかったせいで親から勘当され、貴族ではなくなった。


 自分で言うのもなんだが、ちゃらんぽらんに生きてきたせいでこれといった特技もない。親から手切れ金としてもらったお金ももうすぐ尽きる。


 「俺とあいつら、なにが違かったのかな……。あ、街だ!」


 なにも考えずに旅をしていると、気づけば見知らぬ街に着いていた。そこでは闘技場と呼ばれるものがあり、剣闘士と呼ばれる人たちが見世物として闘うそうだ。しかし、最近ではその人気が徐々に落ち始めているらしい。


 なんとなく気になったので、ご飯を食べるがてら飯屋の給仕さんに聞いてみたら予想外のことが分かった。


 「闘技場は何といっても人気のある剣闘士がいることが必須だけど、それと同じくらい解説も重要なの。人気解説者だった人がいたんだけど、やむを得ない事情で引退しちゃったらしくてね。そのせいで味気ない試合ばかりに客離れが起こっているんだって」


 運命だと思った。


 自慢じゃないが、俺は解説や説明が得意だと自負している。それに、聞く話によると人気解説者になれれば年収が金貨1000枚を超えるという。貴族程の暮らしはできないが、生きることに困らない程度の暮らしはできる。


 そうして俺は闘技場人気解説者になるべく、闘技場の扉を叩いたのだ。







SIDE:マルン



 私の名前はマルン。犬人族だ。私の住む村では税が重く、払いきれない分を賄うために私は自分を奴隷商に売った。私は10人兄弟の一番お姉ちゃんだから。妹や弟たちを守るにはそれしかなかったのだ。


 それに、悪いことばかりではない。幸い見目の良かった私はそれなりに高い値が付き、来年くらいまでは凌げるほどの値段になった。そして、値段が高いということは買うのは貴族ばかり。


 王都で犬人族の奴隷を買うような貴族は少ないと聞いたことがある。筆頭候補としてはレブラント辺境伯様だ。あの方は獣人が好きなことが獣人界隈では有名である。基本的に奴隷を買うようなことはしないらしいが、全くないわけではないらしい。


 そう夢見て奴隷商で文字の勉強やマナーの勉強をしていると、一人の少年が奴隷を買いに来たそうなのだ。


 「もしかして、レブラント辺境伯様のお子様とか?」


 辺境伯様に子供がいるかどうかは知らないが、可能性は無くはない。実際に呼ばれた応接間に行ってみると、かなり身なりがいいように思える。言葉遣いも丁寧だ。



 「俺はアウルと言います。今は王都に暮らしているので家事全般をお願いできればと思っています。後、いずれは各地を見て回りたいので、冒険とかは問題ないですか?」


 家事は村でもやっていたし問題なくできるだろう。あとは冒険だけど、村では基本的に自衛が出来て当然だった。だから、最低限はできるはず。あとは覚えながらやっていけばいける! あとはこの子供がどこの貴族なのか確認できれば文句なしである。


 「全く問題ないです! アウル様はどこの貴族の御坊ちゃまなのですか?」 


 「えっと、自分は平民ですので貴族ではないです」


 「あ……そうなんですか」


 平民で奴隷を買う? 自慢じゃないが私はかなり高いはずだ。こんな子供にそんな額を払えるとは思えない。ぬか喜びさせないでよ……


 結局、私以外の2人が買われていったけど、どうやらお金は持っていたようだ。平民のくせに。もしかしたら冒険者? いや、冒険者は成人してからのはずだし……。商人の子供とか? でも商人が家事や冒険をやらせるとは考えにくい。


 不思議な子供だったなぁ。


 その後、あまり日が経たないうちに私を買うという人が現れた。気持ち悪い人だったらどうしようとも思ったけど、買ったのは商売をしているという人。貴族ではなかったが、優しそうだったし、この際だから諦めてその人に買われることとなったのだ。


 仕事内容は接客から荷下ろし、家事など多岐にわたる。私が獣人ということもあって、肉体作業はお手の物だ。服や靴も与えてもらったけど、やはり最低限の低品質。私を買ってお金が少ないのか食事も質素なものが多い。最近なんてくず野菜の塩スープと固いパンだけ。未だに夜伽を命じられてはいないけど、それも時間の問題だろう。


 決して最悪ではないが、貴族様に買っていただくことと比べると、かなり妥協してしまったように思える。もっと、不愛想にして買われないようにすればよかったかな……。


 そんなときだ。外から聞いたことのある声が聞こえてきたのは。


 「2人とも迷宮攻略を頑張っているから、今日の夜ご飯は好きなものを作るけど、なにがいいかな?」


 「ご主人様~! 私はお肉をたくさん食べたいです!」


 「うふふ、私もお肉がいいです」


 「了解! じゃあ、食べきれないほどの肉料理を作るよ」


 その声の主は、あのとき私を買わなかった平民の男の子だった。連れていた2人はあの時買った2人だろう。着ているものは一級品だし、肌も髪も綺麗だった。なによりあんな幸せそうな顔。とても大事にされているが、一目でわかる。


 「あの2人は、お肉をたらふく食べるのか……私が最後にお肉を食べたのいつだったかな……」


 私が高望みせず、あの子に買われていれば私もあそこにいたかもしれない。そんな後悔ばかりが頭を埋め尽くす。


 「おいマルン、仕事サボるなよ~。飯抜きにするぞ~」


 「は、はいご主人様!」


 もし次があるのなら、高望みはしないようにしようと誓った。







SIDE:本田七海=○○○○



 彼と別れてから数年が経った。母子家庭なうえにその母が病気で、あまり時間が取れないのに彼は私を支えてくれた。そんな君が好きだと言ってくれた最高の人。しかし、現実というのは残酷だ。


 彼の就職先は東京だったのだ。会社の都合らしく、仕方がないのは理解している。しかし、心が納得できていないのだ。それほどまでに彼のことが好きだった。我儘を言おうかとも思ったが、結局最後までそれはできなかった。


 お互い新しい人生を歩もうと決まったのだ。


 彼と別れてからというもの、心にぽっかりと穴の開いた気がしていた。仕事も近場で探し、病院に通う日々だ。母の体調は正直良くない。いつ死んでもおかしくないと医者にも言われている。


 「お母さん、私の大切な人はみんないなくなっちゃうのかな……」


 目の前で、呼吸器をつけたまま寝ている母に問いかけるが、返答はない。母はもうずいぶん前から喋ることが出来なくなってしまっている。それでも、話しかけることは有効だと医者は言うので、毎日話しかけているのだ。


 そのとき、母があまり動かない手を動かして私の手を握った。弱弱しくも温かい、大好きな母の手だ。


 「お母さん……私……」


 握っている母の力が弱くなり、いつしかけたたましい電子音が病室に響き渡る。医者と看護師が入ってきていろいろと処置をしてくれたが、その処置もむなしく母は天国へと旅立ったのだ。


 母のお通夜を終え、全てが終わり家に一人。独りぼっちになってしまった。


 「彼はもう新しい彼女作ったかな……?」


 彼の作る料理、お菓子を食べたい。一緒にお出かけがしたい。もう一度、彼に会いたい。


 そこからの私の行動は早かった。家を解約し、東京へと飛んだ。彼がどこに住んでいるかは知っている。一抹の不安を抱えながらも、押しかけるとそこには知らない人が住んでいた。


 大家さんに話を聞くと、イタリアへ旅行している際に事故にあって死んだと聞かされた。


 「結局、独りぼっち……。私の大事な人はみんないなくなるんだ……」


 それからというもの、自暴自棄になってしまったのは覚えているが、気づけば目の前に創造神を名乗る人がいた。


 なんでも、異世界に転生させてくれるらしい。理由はよく覚えていない。もはやどうでもよくて全て肯定しているうちに気付けば転生していた。


 私が記憶を取り戻したのは15歳の成人したころだった。前世のことを思い出したと言っても、その情報はかなり断片的で、曖昧な部分はかなり多い。それにそのころにはすでに騎士団に入団することが決まっていて、同期にとても可愛い女の子がいた。その子は優しくて、気が合う最高の親友だったのだ。


 前世のことを思い出したとはいえ、今はイルリアという名前がある。この世界をイルリアとして楽しもうと、その子とはいろいろな約束をしていた。それなのに、騎士団の仕事中、凶悪な蛇型の魔物に遭遇して殉職してしまった。それも、私をかばって。


 『まただ』と思った。また、私の大切な人が死んでしまった。そのあとの私は喋ることもめっきりなくなり、つまらない女になったと思う。それでも、同期との約束や、前世の彼が作った料理やお菓子が忘れられず、甘いものを食べることだけが生きがいだった。


 そんなとき、クッキーの存在を知った。恥ずかしながら私は前世でも転生したあとも料理はからっきしだった。それに、記憶はもともと曖昧なのに、時間経過とともに前世のことはさらに曖昧になりつつあった。しかし、クッキーは覚えている。他のお菓子の味も、彼のことも。


 そして、運がいいことにそのクッキーの製作者に会うことが出来た。その子の作るクッキーは絶品で、どこか懐かしい味がした。まるで、彼が作ってくれたクッキーのような味が。


 その子のことを気になるきっかけには十分だった。このお菓子をもっと食べたい、この子のことをもっと知りたいとさえ思った。 この子が彼であってほしいと、心の底から願うほどに。



いかがでしたでしょうか。

本編に直接関係ないとか言いながら、最後のエピソードはもしかしたら、今後にも関わってくる可能性が無くもないです。


ちなみに、マルンはルナとヨミを奴隷商で買ったときに、候補に挙がった一人です。(ep30.新たな仲間 参照)


ちなみに、本日7/30より書籍第一巻が発売です。イラストがとても可愛いので、もし機会があればお手にとって頂けると嬉しいです。(藻先生ありがとうございます!)

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