新型コロナウイルスの患者を受け入れた病院の方が受け入れなかった病院より、4~5月の減収が大きかったとする調査結果を、全国公私病院連盟(邉見公雄会長)が27日付で公表した。コロナ患者を受け入れると病院経営が圧迫される構図がはっきりした。
調査は6月、会員の1481病院を対象に行い、743病院が回答した。
コロナ患者を受け入れた病院は256病院。診療に伴う収入から費用を差し引いた「医業利益」は病院ごとの平均で、4月が前年同月より9454万円減の9730万円の損失(赤字)だった。利益率はマイナス12・1%。5月は一層落ち込み、1億1389万円減の9966万円の赤字。利益率はマイナス13・6%だった。
これに対し、コロナ患者を受け入れていない300病院の医業利益の平均は4月が同1726万円減の1570万円の赤字、利益率はマイナス5・5%。5月は2418万円減の2153万円の赤字で、利益率はマイナス8・3%。受け入れた病院の経営状況の悪化が鮮明となった。
また、コロナ患者の受け入れや…
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