10万円の定額給付金、4割が「貯金」 民間調べ

新型コロナ
地域総合
社会・くらし
2020/7/28 18:52

新型コロナウイルス感染拡大に伴う1人10万円の特別定額給付金を、全国の4割の人が貯金しているという調査結果を、auじぶん銀行(東京・中央)が発表した。コロナの影響で給与が「減った」という回答も回答者の約4割を占め、国民の節約志向の高まりがうかがえる。

調査は6月1~3日、インターネットを通じて実施。全国の働いている男女500人から回答を得た。定額給付金の使い道(複数回答)は「貯金」(43%)が最も多く、「食費」(35%)、「日用品」(30%)など生活必需品の購入に使う人が多かった。一方で「趣味」は24%、「旅行」は14%だった。

同行の担当者は「先の見えない状況であり、堅実的な使い方へ意識が動いている人が多いのではないか」と分析している。

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