介護施設などへ布マスク8000万枚 “不要論”に菅官房長官「継続配布は有意義」

 菅義偉官房長官は28日午前の会見で、新型コロナウイルスの感染者(無症状者・軽症者)のうち、自治体が準備したホテル利用者を自宅療養者が上回っていることについて、「政府としては報告を受けていたし、指摘もしてきた」と述べ、「確保については国が交付金で全額支援しているし、十分でない自治体には早急な確保を求めたい。政府としても全面的に協力したい」とコメントした。

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 また、介護施設や保育園に布マスク8000万枚を配布することが報じられたことに関して、記者から「市場に出回っているということもあり、現場からは必要ないとの声もある。配布が必要だと考える理由と、見直す考えはないか」との質問も出た。

 菅長官は「3月以降、介護施設などの全て利用者と職員を対象に順次配布してきたが、関係者からは関係者からはお礼のご連絡を頂いている、布マスクは繰り返し利用できることからコスト面でも相対的に安価であり、需要の抑制にも資する。高齢者などは重症化するリスクが高いと言われる中、今後の感染拡大への備えという観点から、重点的に対策が認められている。継続配布は有意義であると考える。9月中旬までに配布していくと聞いている」と答えた。(ANNニュース)
 

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ABEMA TIMES ニュース編集部

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