Wantedlyブログで各社が●●な人が転職した理由というのが流行っているので、山田も書いてみることにしました。数年前の話ですが、ボストン コンサルティング グループからレアジョブに転職した際の話です。
逃げ出したかった戦略コンサルの仕事
まず、結論からですが、「戦略コンサル」という仕事が想像を超えて自分に向いてませんでした。当時、採用いただいた皆様、本当に本当に申し訳ございません。(資料づくりやシュミレーション構築のノウハウはその後の人生で大いに役に立ちました。)
1つ目の理由はまわりが頭良すぎて全然ついていけなかったことです(笑)。例えばですが、入社時の中途研修で論理問題系が出て、当時の中途採用メンバーで議論する際にほぼ一言も発することができませんでした。挙げ句の果てに同期に「山田くんが入社したのって奇跡だよね」と言われました( ̄◇ ̄;)
2つ目はアドバイスすることよりも、「事業」に向き合うことに魅力を感じる人間だったからです。先輩から、「いやー今日の山田さんの資料がクライアントに刺さってたよ」と言われても、全然ぞくっときませんでした。シンプルにどんな結果が数字で出たかが一番興味があるんですね。
実際に、レアジョブで売上伸びている瞬間や自分が作ったサービスに対してユーザーからフィードバックが返ってきた瞬間のゾクゾク感は非常に大きいものでした。これはもう完全に趣味趣向の世界ですね。
本当に当時採用頂いたり、いろいろと教えて頂いた先輩には頭が上がりません。
そんな時に出会ったのが「戦略コンサルを辞めて起業している日記」というブログ
そんな折に夜中の3時くらいまで仕事をしている際に、出会ったのがレアジョブ創業者の加藤さんのブログ「戦略コンサルを辞めて起業している日記」でした。「戦略コンサル」と検索したら、SEOが強く2〜3個目に出てきました。「あー、今日も怒られて辛いなー」と思っていた際に見るとつい中を読みたくなるタイトルです。
中を読んでいると、以下のようなのが出てきて、もう超絶共感です。(笑)
いま、午前6時47分。おはようございます・・・じゃなくて、ずっと起きて仕事してました。だって、なかなかおわらないんもの・・俺が作業遅いのが悪いのかなぁ?
「あ、きっと自分と一緒で無理して戦略コンサル入った人だ」なんて、勝手に共感を持ったりしてしました。最初は彼の戦略コンサル時代の日記を読んでいたのですが、当時の最新の記事を読むと起業後のことが書いてありました。そして、サラリーマン時代とは打って変わって、踊るような文章が並んでいるのにグッと惹きつけられました。
やばい、「これは面白い人かもしれない」と思って会いに行ったのが最初の出会いです。とりあえず採用ページから連絡したのですが、彼に話を聞いてみたい、というのが一番強い思いでした。
「ベンチャーは早ければ早いほど楽しい」という言葉で即決
とはいえ、まだ入ったばかりの戦略コンサルの会社をすぐに辞めて転職は考えていませんでした。ただ、加藤さんに会いに行った際に言われたことが「ベンチャーは早ければ早いほど楽しい」という言葉です。
この言葉を通して初めて「ベンチャー」というものを知りました。そして、ここしかない、と即決しました。そういえば給与交渉とかする前にうっかり入社する意思を伝えて、しかも前職に退職届を出してしまっていたのは良い思い出す。それくらい早くベンチャーに行くことだけ考えていました。
あとは、レアジョブがサイトで公開していたミッション・ビジョンを読んで共感したことも大きな意思決定の要因でした。そうして、9~10人目のフルタイムスタッフとして入社することになります。
以上、「戦略コンサルにいた僕が25歳で大幅に給与が下がってもスタートアップに転職した理由」でした。ちなみに給与のところは、転職1年目でマネージャーに昇進したこともあって、その後すぐに上がったためそれほど辛かった印象はありません。
ただ、転職してみると、自分が率いていたカスタマーサポートとマーケティングの部門では25歳でも最年長だったため、それまでの貯金200万円はその後、1年ちょっとで飲み代へと消えてなくなりました。(笑)それでは入社後の話はまた次回に。
そんな「早ければ早いほど楽しいスタートアップ」の世界はこちらから(笑)。まだ社員番号一桁が残っております。ご応募お待ちしています。
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山田(@yuichiro826)に直接連絡頂く形でも大丈夫です!!