到津の森公園の楽しみ方完全ガイド!動物園・遊園地・公園がひとつに

2020年7月1日 02:35更新

東京ウォーカー(全国版)

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到津の森公園の見どころからおすすめの楽しみ方まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

到津の森公園ってどんなところ?オリをなくした展示で動物の生息地を再現

整備面積約10.6ヘクタールの敷地内に、ゾウやキリン、ライオンなど約100種、500頭羽の動物を展示し、子ども汽車やメリーゴーラウンドといった遊具が設置された芝生広場などがある到津の森公園。自然に近い飼育環境が整えられていて、オリではなくガラスを使った展示が多用されているのも特徴だ。来園者のためにデッキの設置や観察路の勾配をゆるやかにするなど、“人に、動物に、自然に優しい”公園をテーマにしている到津の森公園の楽しみ方を徹底紹介!

【アクセス】料金も一緒にチェック!

福岡県北九州市に位置する到津の森公園。電車ではJR八幡駅から西鉄バスで約20分、またはJR小倉駅から西鉄バスで約25分、JR西小倉駅から西鉄バスで約10分、ともに到津の森公園前下車徒歩すぐ。車の場合は、北九州高速道路4号線山路出入口から約15分。

通常料金は大人800円、中・高校生400円、4歳〜小学生100円。収益が園の運営や動物のエサ代支援に充てられる「友の会」に入会すると、金額に応じて年間入園無料パスポート(発行日より1年間有効)や会員限定イベントへの参加、メルマガサービスなどの特典がついてくる。詳細は公式サイト、または窓口で確認を。
※価格はすべて税込

【見どころ1】熱帯雨林の植物に囲まれた「林床の世界」ゾーンに人気ものが集結

左がラン、右がサリー。ともにメスで、午前・午後と1頭ずつ交代で展示

ジャングルにいるかのような雰囲気が広がるゾーン「林床の世界」には、トラやチンパンジーといった動物園の人気ものが展示されている。なかでも、スリランカや東南アジアに生息する、全長約5メートル超えのセイロンゾウは園内一の人気もの。ともに40歳を超えたメスで、おっとりした性格のラン、神経質で繊細だがリーダーシップがあるサリーの2頭。園内で販売されているエサをあげることもできるのでトライしてみて!

【見どころ2】キリンやシマウマ、ライオンが生息する「草原の世界」

【写真】ライオンは普段寝ていることが多いそう

アフリカのサバンナを再現した「草原の世界」で会えるのは、キリンやシマウマ、ライオンなど。ライオンは担当飼育員の気配や声を感じると、寝ていても起き上がることがあるとか。ガラスビューの目の前にきてウロウロすることもあるので、タイミングが合えば迫力ある姿を観察してみよう。

キリンはオスとメスの夫婦の2頭に会える

チャップマンシマウマ。元気いっぱいのメスの2頭

ほかにも全長約5メートル近くのアミメキリンが2頭、アフリカを象徴する動物の一つでもあるチャップマンシマウマが2頭いるので、プチサバンナ体験を満喫して。

【見どころ3】絶滅危惧種の希少な動物も

ワオキツネザルの長いしっぽは寒い日にはマフラー替わりにも!

パンダのような白黒の毛が印象的なシロクロエリマキキツネザル

マダガスカルを再現した「マダガスカルの世界」では、絶滅危惧種のワオキツネザルやクロシロエリマキキツネザルたちがお出迎え。クロシロエリマキキツネザルはクリっとした目が特徴的で、“飼育員は動く乗り物!”とばかりに、肩に飛び乗ったり長靴やポケットから出ているものを噛んだりと、いたずらすることも。飛んだり跳ねたりする愛くるしい姿はずっと見ていたくなるほどだ。

【見どころ4】多彩な鳥類が暮らす「バードゲージ」

色が鮮やかなベニイロフラミンゴは集団行動が得意

網で囲われた巨大なバードケージには、9種類・約70羽の鳥たちが暮らしている。日本に生息するオシドリやカルガモなどのカモ類や、オーストラリアやアメリカなどに生息するトキ類などを見ることができる。種類によって、姿や習性の違いを見比べることができるのも到津の森公園ならでは。

アオダイショウは「里のいきもの館」で見られる

「バードケージ」に隣接する「里のいきもの館」には、イモリやカエル、ヘビ、昆虫などの日本産の小さな生物を展示。常設展示の生物は少なく、年間数回の展示交換のときに入れ替えている。

隣に位置する「郷土の森林」にはアスレチック遊具のある「冒険広場」、ムササビが見られる「ムササビの森」、ホンドタヌキがいる「ぽんぽこ庭」があるので、足を伸ばして。

【見どころ5】ウサギやモルモットたちと触れ合い体験

数量限定で園内販売のエサ(100円)を与えることができるアライグマ

身近な小動物や鳥たちと触れ合える「ふれあい動物園」では、アライグマやレッサーパンダ、ニホンザルにプレーリードッグ、ヘルマンリクガメ、モルモット(テンジクネズミ)など、幅広い動物たちが集結。モルモットは毎日、ニホンザルとヤギへは常時エサやり(税込100円)が体験できる。幅広い世代に人気のアライグマへのエサやり(税込100円)は常時可能だが、エサがなくなり次第終了となっている。また、小さな子供が体験できる、ロバの乗馬体験(税込200円、体重30キロまで)もおすすめだ。

※動物イベントについては新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場制限を行う場合や中止の可能性があるので事前要確認)

【おすすめ】たくさんの遊具で楽しめる芝生広場で休憩しよう

大人気の「子ども汽車」(税込200円、3歳以下無料だが保護者同伴が必要)

北ゲートを入って左側に広がる「芝生広場」周辺には、メリーゴーラウンド(税込200円、3歳以下無料だが保護者同伴が必要)、サイクルモノレール(税込200円、身長110センチ未満は単独での乗車不可)、芝生広場内を走るミニモノレール(税込200円、3歳以下無料だが保護者同伴が必要)、トランポリン(5分税込200円、4歳~小学生まで)などが楽しめる園地ゾーンがある。

1000円で1200円分(各税込)のチケットがついたお得なプレイ回数券(有効期限なし)も発売中。プレイランド(観覧車、子ども汽車、ミニモノレールの各乗場付近)の券売機で購入できる(コイン式遊具、エサやりには利用不可)ので、チェックしよう。

【グルメ】カレーにパスタ、軽食もそろうレストラン

ボリューム満点の「ライオン『ライ』の大岩カツカレー」(税込800円)

「レッサーパンダ『クスクス』のお子様カレー」(税込700円)にはプリンが付く

ゾウやチンパンジーがいる「林床の世界」や、ライオンやキリンがいる「草原の世界」の近くに位置するのが「レストラン フォレスト」。ボリューム満点の「ライオン『ライ』の大岩カツカレー」(税込800円)やプリンがセットになった「レッサーパンダ『クスクス』のお子様カレー」(税込700円)のほか、「フライドチキン」(1本税込300円)や「フライドポテト」(税込350円)などの軽食もあるので、休憩で立ち寄ってみよう。

【お土産】2020年4月にリニューアルした「ZOO SHOP」へ

到津の森公園オリジナル「ミライちゃんパペット」(税込1800円)

南北両ゲートを入ってすぐの場所にある「ZOO SHOP」は、2020年4月にリニューアルオープンしたばかり。到津の森公園オリジナル「ミライちゃんパペット」(税込1800円)などに加え、土産菓子やステーショナリーグッズなどがそろっている。ソフトクリームなどの軽食も販売しているので、休憩スポットとして利用するのもいいかも。

【おすすめ】施設担当者に聞く!到津の森公園の魅力・楽しみ方

「動物たちが自然に近い環境の中でのびのびと暮らす様子を見ることができ、エサやりや小動物との触れ合いも体験できます。園内は緑豊かな都心のオアシスとして親しまれており、新緑や紅葉など四季折々の表情が楽しめ散策にもぴったりです」(到津の森公園の川口広美さん)

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・マスクの着用および咳エチケットへのご協力をお願いします。
・入園ゲートでの踏み込みマットおよび手指消毒液での消毒をお願いします。
・換気のため、屋内施設の自動ドアおよび窓を常時開放しております。
・全職員がマスクを着用しております。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年5月時点の情報です。

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