料理

とうもろこしの粒を上手に取る方法&きれいな食べ方

料理するときにも便利な、粒をきれいに取る方法と、
歯に挟まりにくい上手な食べ方を教えます。

公開日:2018年8月24日

ジューシーで柔らかなとうもろこしは、
粒が潰れてしまいがちで、実だけを上手に取るのが難しいもの。
さらに、食べようとかぶりつくと歯に繊維が挟まるのが困りものです。
そんなときに役立つ、知っておきたい、とうもろこしのお得技です。

加熱したとうもろこしの粒を上手に取る方法

加熱したとうもろこしの粒をとるには、包丁でそぎ落とすのが一般的。ただ、この方法だと根元の部分が残ってしまってもったいない。そこで、家庭にある道具で、根元からきれいに取る方法をご紹介します。
加熱したとうもろこしの粒を上手に取る方法
割り箸を 列に沿って差し込む

割り箸を 列に沿って差し込む

割り箸は、持ち手側が斜めにカットされているものを用意し、割って1本だけを使います。

割り箸の斜めになっている面を上にして、とうもろこしの実と芯の間に差し入れ、芯に沿って押し込むようにすると、1列分、粒の根元からきれいに取れます。
1〜2列目の粒を取った後は、親指の腹を使って、1列ずつ粒を横に倒していけば、残りもきれいに取れます。
  • 「あさイチ」(2015.8.18放送)がNHKスタジオパークで実施した調査(30人)より

とうもろこしのきれいな食べ方

とうもろこしのきれいな食べ方

下の歯だけで粒を取っていく

食べるときに、上下の歯でかぶりつくと実が潰れて、繊維(皮)が歯の間に挟まってしまいがち。
それを防ぐには、下の歯だけを使って粒を外すのがポイント。上下から噛むのではなく、下の歯を粒の根元に当て、とうもろこしを回すようにして粒だけを芯から外します。下の歯の方があごが動くので、粒に当たる角度を調整しやすく、実が潰れづらくなるためです。
  • 教えてくれた人 羽鳥英治・初江さんご夫妻ととうもろこしの収穫に集まった皆さん

教えてくれた人

羽鳥 栄治

  • とうもろこし農家

プロフィール

日本有数のとうもろこしの産地、群馬県昭和村でとうもろこしを栽培すること25年以上。多い日は1日に4000個以上も収穫するという、とうもろこしの達人。

シェアするhelp

  • twitter
  • facebook