飼育は変化無く、採集OFF期は話題も無く、この時期はとても退屈な思いです。^^)
今の時期から約一ヶ月間は特に飼育の不備が白点発症として形に現れる時期となりますが、もし白点が出るようであれば、飼育方法を見直す黄色信号でもあります。
その原因として、アクア界は設備機能や飼育論について、未だに裏付けが不明瞭な根拠の無い思想・発想が余りにも多過ぎる事が起因しています。
設備機能面における一つの例として、以前メーカーから新作された「手軽なオーバーフロー」と謳われた商品が売り出された事がありましたが、発売当時、短命商品と思っていた通り暫くして廃盤となりました。
機能性の判断が解らない且つ、費用を掛けたくないヒトが手を出してしまったワケですが、成功事例の声は聞こえず、その結果廃盤へと追い込まれたものと思われます。
「安物買いの銭失い」という言葉が正に当て嵌ってしまうワケですが、物事は慎重に判断することが不可欠だと思います。
未発症無投薬飼育は設備機能の効率を上げ、発症の確率を抑える事が基本です。
最近の当方に因る研究で複合要素が関与するものの、濾材の種類・形状でも硫化水素の発生⇒白点病発症を牽引する事が解ってきました。
まだ確実な立証までには至っていない為、この状態で公表すると取り扱いメーカーへ迷惑を掛けてしまいますので現状での公表は控えますが、裏付けが明確化できれば濾材選別の判断基準を大きく変えてしまうでしょう。