県は27日、日光市瀬川の県西環境森林事務所に勤務する宇都宮市在住、30代女性職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県職員の感染は初めて。県は同日、同事務所を閉所して消毒作業を実施し、早ければ29日から再開する。
女性職員は森林組合や事業者などに技術的指導を行う技術職。一般県民との接触はあまりないという。20、21日に出勤し、22~26日は休みだった。県によると、出勤日が発症4日前のため、職場での濃厚接触者はいないと判断した。県経営管理部は「感染症対策を徹底し、行政サービスの維持に務める」としている。