<新型コロナ>PCR費の補助検討 接客業の従業員対象 熱海市

2020年7月28日 07時18分
 熱海市の斉藤栄市長は二十七日、定例会見で接客業の従業員を対象に、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査の費用の一部を補助することを検討している、と述べた。
 飲食業や宿泊業などの従業員が想定されるが、具体的な対象者や補助の割合などの詳細を現在、詰めているという。斉藤市長は「PCR検査はその時点のことしか分からないが、一定の安心感を従業員や客に与えられる」と語った。
 市によると、市内の検査能力は病院二カ所で一日あたり最大計三十数件程度。
 PCR検査の補助を巡っては、ラウンジとマジックバーでクラスター(感染者集団)が発生した浜松市が、バーなど市内の接待を伴う飲食店の全従業員に無料で検査を実施するとしている。 (山中正義)

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