26日、長野県駒ケ根市の病院の男性スタッフが新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。現時点でスタッフの濃厚接触者は23人で、そのうち医療従事者7人、患者4人が含まれていることがわかりました。
感染が確認されたのは、南箕輪村の30代男性で駒ヶ根市の昭和伊南総合病院に勤務しています。男性は24日に症状が出て、26日、病院の「抗原検査」で「陽性」とわかりました。症状が出た当日は勤務日で、翌日も夜勤に入っていたということです。
病院によりますと、男性は、内科系の病棟に勤務しているということです。
昭和伊南総合病院・村岡紳介院長:
「一番気がかりなのは院内感染に結びつくかどうか。(本人は)『もともと平熱高い』と言っていたそうで、発熱をあまり自覚していなかった。今となっては対応が甘かった」
県によりますと、男性の濃厚接触者は23人で、家族や知人のほか同僚の医療従事者7人、患者4人も含まれています。
また、接触者は61人で医療従事者21人、患者38人、知人2人です。病院では濃厚接触者、接触者全員に検査を行うとしています。
(画像:昭和伊南総合病院(長野県駒ケ根市))