家族婚をあげるなら!少人数であったかい*親族のみ挙式の流れ&演出特集
「家族や親族だけで結婚式がしたい!」そんな声があるものの、なかなか家族婚の情報は見つからないもの……。そこでこの記事では、アットホームな家族婚・少人数婚に憧れる花嫁さんのために、会場やスタイルの選び方、相場や人気演出など、家族婚に関するあらゆる情報をまとめました♡
費用・段取り2019.9.11 更新2019.9.1 公開
目次
家族水入らずな結婚式を挙げたい!
家族のみの少人数婚をした花嫁さんは7.6%
数ある結婚式スタイルの中でも、アットホームな雰囲気が人気の家族婚。
2018年度のゼクシィ結婚トレンド調査によると、結婚式に親族のみを招待した割合は7.6%。
普通の結婚式では年々招待数が減っている親族ですが、最初から家族だけと決めて行う式は、未だに根強い人気があります*
なぜ選ばれる?家族婚のメリット
アットホームな結婚式にできるから
家族婚を挙げた花嫁さんからもっとも多く聞くのがこの理由。
- 気心の知れた家族のみだからこそ、ゆっくりと余計な気を使わず式を楽しんでもらえる
- 大人数ではあまり取れない、家族との時間を大切にできる
- これから手を取り合う両家の仲を深められる
みなさん、これから末長くお付き合いをしていく家族を、結婚式で尊重されているようです。
ひとつひとつの準備に手間をかけられるから
家族だけの少人数で行う結婚式は、準備する項目がへる分、ひとつひとつの項目に力を込めることができます。
特にお料理や会場のランクなど、家族をおもてなしする部分の質をあげる人が多いようです。
余裕を持って力を込めることで、集まってくれたゲストに愛と感謝を伝えられる結婚式になるはず。
あまり目立ちたくないから
近年花嫁さんの間では、自分にあった等身大の結婚式を開きたいという思いが増えているのだとか。
ケーキカットやブーケトスなど定番の演出はほとんどやり切られていますし、華やかすぎて返って目立ってしまうという声も……。
家族婚は人数的にも大きな演出はしない傾向にあります。
慎ましく、みんなと喜びを共有する結婚式がしたい花嫁さんにおすすめのスタイルと言えるでしょう。
費用が抑えられるから
お金のかかる結婚式だからこそ、魅力的になるこのメリット。
親族の規模にもよりますが、一般的に家族婚で招待する人数は10人〜30人ほど。
数が少ない分ゲストごとにかかる費用が下がるので、お得にあげたい花嫁さんにもおすすめです。
家族婚の相場は?
家族婚の相場は、呼ぶ人数によって一般的にこのように変動します。
本当に近しい家族だけを呼ぶのであれば、かなりお得に結婚式することが可能です。
人数 | 費用相場 | 費用に含まれる物 | |
10名前後 | 70万円前後 | 挙式料、衣装代、料理代 | |
20名前後 | 100万円〜120万円 | 挙式料、衣装代、料理代、引き出物代 | |
30名前後 | 150万円~200万円 | 挙式料、衣装代、料理代、引き出物代、装飾料 |
ここにお色直しなどの演出を加えれば、さらにその分の料金が追加になります。
人数を少なくすることは、費用が抑えられるだけでなく、自分がやりたい演出をカスタマイズしやすくなるとも言えます。
気になる!家族婚のご祝儀はあり?なし?
普通の結婚式では、友人や勤務先の方からいただいたご祝儀で、結婚式の費用を負担することがほとんど。
ただ親族のみの家族婚では、ご祝儀がある場合とない場合、どちらも考えられます。
ご祝儀ありの場合
たとえ人数が少なくても、結婚式はお祝いごと。
基本的にご祝儀はあると考えてよいでしょう。
ただし挙式のスタイルによっても変動があります。
必ずご両親にご祝儀のあり方について確認するようにしましょう!
ご祝儀なしの場合
親族を呼ぶ結婚式では、遠方からゲストが訪れる場合もあります。
その交通費の負担額を踏まえ、ゲストからご祝儀をもらわないパターンがあることを覚えておきましょう。
遠方からのゲストがいる場合は、ご祝儀をもらわずお車代や宿泊費を用意するのがマナーです。
どんな挙式にする?家族婚の4スタイル
家族婚とひとくちに言っても、花嫁さんによって挙げるスタイルは様々。
なかでも代表的なのは以下の4つ、それぞれ特徴をご紹介します。
- 挙式のみ
- 挙式+会食
- 会食のみ
- フォトウェディング
挙式のみの家族婚
お互いに忙しいカップルにおすすめな、文字通り挙式のみを行うスタイル。
指輪交換や誓いの言葉など、挙式に欠かせないものを行うだけなのでとてもシンプル。
行程が少ないので費用もかなり抑えられ、打ち合わせも少ないのが魅力です。
ただし挙式のみを行う式場は少ないので、式場選びを気をつけて!
挙式+会食の家族婚
こちらは、家族婚をするほとんどのカップルが行うスタイル。
挙式の後に、小さな披露宴のように会食を行います。
二人の晴れ姿を親族にお披露目できる上、家族同士の絆も深まりやすいのがポイント。
また、披露宴は友達や職場の人だけを呼びたい、家族が遠方にいてなかなか会えないという方にもおすすめです。
会食のみの家族婚
会食のみの家族婚は、二人だけでリゾート挙式をした方や、籍をいれてから時間がたってしまったという方におすすめ。
会場にこだわらなければ、どんな形式で開くことも可能。
礼装ではなくカジュアルな服装で行うこともあるので、堅苦しいのはいやかも……なんてカップルにもぴったりです。
フォトウェディングの家族婚
できるだけ費用を抑えたい、挙式はしないが何か形に残したい。
そんな方に選んでほしいのがフォトウェディングスタイルです。
依頼する場所によってわずか数万円で叶えられる上、自分の好きな場所やシチュエーションで晴れ姿を納めることができます。
どこでやる?家族婚の場所選び
国内であげる、国外であげる?
対応している会場であれば、基本的にどこでもあげられる家族婚。
国内で挙げる方がほとんどですが、家族と思い出を作るため、あえて国外で挙げるという花嫁さんもいるそう。
調査によれば、2018年実際に海外挙式を行った方の割合は7%!
結婚式を家族とのかけがえない思い出にしたい……そんな花嫁さんが多いようです。
会場はどう選ぶ?
結婚準備に欠かせない会場選び。
家族のみの少人数婚をされた方は、一体どんな会場を選んでいるのでしょう。
調査から、披露宴・披露パーティの招待人数10人未満、10〜20人の回答で絞ってみると、こんな結果となりました。
10人未満 | 10人〜20人 | |
専門式場 | 2.4% | 1.7% |
ホテル | 3.7% | 4.6% |
レストラン | 8.9% | 11.1% |
ホテル・式場・会館内のレストラン | 8% | 18% |
ハウスウエディング(ゲストハウス) | – | 1.9% |
もっとも人気なのは、ホテルや式場など会場に備え付けられたレストランでのウェディング。
ホテルや一般の式場で挙式を行い、そのまま備え付けのレストランで会食をするのが、お決まりのパターンです。
まだまだ少ないですが、人気が出ているのがゲストハウスでのウェディング。
家族水いらずにするからこそ、落ち着きのある空間を選ぶ花嫁さんが増えているのかもしれません。
家族婚、演出はする?しない?
家族婚の場合、結婚式の演出は無理にしなくてもOK!
あくまでも家族婚で大切なのは、同じ目線に立って、一緒に気持ちを共有すること。
みんなで写真をとる時間など、家族水入らずでお話する時間に割いてかまいません。
家族婚、当日のスケジュールは?
少人数で行う家族婚、具体的にどんなスケジュールで行われるのでしょう。
ここでは一般的な家族婚の当日スケジュールをご紹介します。
挙式+会食スタイル
① 挙式開始
→この挙式は、一般的な結婚式の流れと変わりません!
②会食会場へ移動
③新郎新婦入場、ウェルカムスピーチ
④乾杯の挨拶、食事スタート
→シェフによる料理説明などの演出を取り入れる場合は、この辺りがおすすめ!
⑤歓談タイム
→テーブルを並べて食事をしたり、各ゲストテーブルを回って歓談を楽しんだりします。
⑥親族紹介やビデオ上映
⑦親への手紙、花束贈呈
⑧新郎新婦退場、送賓
式を盛り上げたい方向け、おすすめ演出例
「演出なしでいいのはわかったけど、それだと盛り上がらないのでは……?」
家族だけの結婚式でも、その場を楽しんでもらえるのが一番。
より家族をおもてなししたい花嫁さんのために、真似したいおすすめ演出をご紹介します。
こちらのカップルは、家族の絆を深めるために、紹介を兼ねたファミリークイズを行ったそう!
家族婚は、ゲスト一人一人との時間を大切にできるもの。
よりアットホームな結婚式になる演出です。
家族との距離が近いからこそ、より感動的になるのが花嫁の手紙。
なるべく長くならないようにするのが普通ですが、家族婚なら思いのたけを思う存分話すことができるかもしれません。
結婚式に欠かせない引き出物やプチギフト。
家族婚の場合は、これらを手渡しする演出もあります。
こちらの花嫁さんは、息子さんからゲストの方へ手渡しするという心温まる演出をしています。
家族婚でも選ばれるケーキカット。
こちらのカップルさんは、カットからファーストバイトまでしっかり演出に取り入れたとのこと!
人数が少なくても、場が賑やかになる演出はやはり人気です。。
ハワイの華やかな景色に包まれながら、仲良くケーキカットをする二人♡
あたたかな光につつまれ、和やかな雰囲気を演出してくれます。
家族婚に司会は必要?
演出をするとなると、気になるのは司会が必要かどうか!
一般的には、司会をつけることは少なく、あくまでも家族のみで行う方が多いそう。
しかし演出ごとに流れのメリハリをつけるために、司会を呼ぶ方も増えてきています。
プロの司会者ではなく、親族の方にお願いしたり、スタッフさんにお願いするのもOK。
予算や式の雰囲気に合わせて決めると良いでしょう。
幸せをしっかり共有できるのが、家族婚。
家族水入らずでする家族婚。
たとえ人数が少なくても、大きな思い出になる要素がたくさんあります。
アットホームで心温まる式がしたい。
お世話になっている家族に感謝の気持ちを述べたい。
そんな花嫁さんはぜひ、家族婚を検討してみてくださいね♡