GoToキャンペーンが始まり、新たな生活様式の中で迎えた今回の4連休。県内各地の表情と人々が選んだコロナ禍での過ごし方を取材しました。

連休が明け、今日も雨が降り注いだ広島市内…。通勤・通学客からはややお疲れの表情も見えますが…。

【通勤通学客】

(Q4連休はどう過ごした?)「人混みがあるような所には行かないようにしてました」「家で料理したりしてました」「おうちでゲームをしていた」「家でゴロゴロしてました。

ちょっと出られないかなという感じです」新型コロナウイルスの影響で新たな生活様式が求められた今回の4連休…。

【加藤アナ】

「あちらのライブ会場の前には観客ではなく、車がズラリと並べられています。コロナ時代における新しいライブの形となるのでしょうか」

広島市西区の広島マリーナホップでは、久しぶりとなったSTU48のライブに全国各地からファンが集結!

【車内】

「私たちのカワイイは届いていますか~?」「届いてるよ~!」

車内のラジオで音声を聞く「新たなたなライブ」の形にファンは車のライトやワイパーをフル活用し、盛り上がっていました。

【大橋記者】

「4連休が始まった宮島ではGoToキャンペーンの影響もあってか久々に多くの人出でにぎわいを見せています」

新型コロナの影響で大きな打撃を受けている宮島…。GWに閑散としていた桟橋からは…マスクをつけた観光客がゾロゾロ…。

【千葉から来た男性】

「やはり経済と感染(予防)は両立しないといけないと思うんです」

【長崎から来た女性】

「広島くらいだったらと思ってきた」

「自家用車で往復で、あまり降りることなくですね」

そして商店が軒を連ねる表参道では…。

【大橋記者フ】

「表参道もかつてのにぎわいを取り戻しましたが、かなり密な状態になっています」

一方、観光客の動きは式典の準備が進む平和公園でもみられました…。

【大阪から来た人は】

「前から予約していたので、ちょっと怖いですけど…。自粛が一番いいんですけど、ちょっと出ていかないと暇やし…」

【アメリカから来た人は

「(日本に)着いた後、指定のホテルに泊まらせていただいて2週間自粛が終わった後に(広島に)来た」「ハジメテヒロシマ」

【吉村記者】

「連休ということで原爆資料館の前には入場待ちの長い列ができています」

国内のみならず海外からの観光客も訪れた4連休の広島…。こうした中、県民はどのように過ごしたのか…27日、街で聞いてみると…。

「ほとんどどこにも出ずに…」「コロナにかかりたくないというのがあったので」「会社に迷惑かけちゃいけないのでなかなか出にくい」「子どもがもう限界で家で暴れまくっています」「あまりピリピリしとって」動けんようになるし諦めるじゃないが(コロナウイルスは)受け入れる的な感覚」

男女50人にアンケートしたところ、旅行と答えたのは愛媛県に行ったというこちらの男性のみ…。外出を自粛しステイホームをしていたと答えた人が最も多く、「その他」で仕事だったという人が次いで多い結果となりました。