神戸市で、介護施設に入所している80代の男性が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。
男性は重症です。
神戸市は、7月25日に感染が確認された80代男性について、基礎疾患があり重症だと発表しました。
男性は7月15日に病院を退院し、神戸市内の「特別養護老人ホーム友愛苑」に入所していました。
男性が入院していた病院では他の入院患者が感染していることが判明していました。
退院以降、施設では個室で過ごしていて、入所者に濃厚接触者はいないということです。
神戸市は、男性の介護を担当していた職員18人についてPCR検査を行う予定で、施設はショートステイの新規利用者の受け入れを当面中止しています。
また、神戸市立工業高等専門学校に通う10代の男子学生も感染していることが分かりました。
神戸市は、男子学生と同じクラスや同じ部活動の生徒約40人についてPCR検査を行い、8月4日まで自宅待機とするということです。