前回は飼育設備について能書きを述べましたが、採集についても時間の大切さを感じています。
以前にも確か「費用対満足度」というタイトルにて記した記憶がありましたが、その内容に付随します。
近場の海では、採集に出掛けても獲れる種類に制約を受け、シーズンに10回通い良績が伴ったとしても、11種(房総イレブン)のチョウが獲れれば大満足の状態でしょう。
房総へ一回行ってもガソリン・高速代で約1万円ほど、数を重ねれば其なりの金額になってしまうものの、成果には限界があります。

私の住む埼玉から南紀へ陸路で行っても移動に相当の時間を費やし、数字が延びたとしてもシーズンで20種獲れれば良いのではないでしょうか。
私が南の島へ渡航する様になったのも費用対効果ならぬ、この費用対満足度を考える様になったからなのですが、私の良く通う南の島では一つのポイントを潜っただけでチョウ20種を見る事が出来ますし、何と言っても海の綺麗さが違います。
南の島へ渡航するのも羽田空港まで車で一時間掛からず、駐車もBIG BIRDに突っ込むだけ。
そこまで行ってしまえば、あとは数時間であっという間に何処へでも飛んで行けます。
数を狙いにいけば、一日でチョウ20種は獲れてしまう(獲る技量も伴いますが。。。)ので、自然に近くの海が遠退いてしまいます。
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