…何故に、僕は旧Buファンの立場から、あえて「オリックス・バファローズ」という、「合併した『統合球団』」のファンに、「完全転向した」のか…？
そのワケの一つには、「合併後も、旧Bu系・旧BW系の各々の私設応援団がそれぞれの応援スタイルをおおむね継承する形で、（一部に変更点は有るが）合併前と違和感なく選手の応援ができる点」に好感を持ったコトが大きい…。
片や、楽天イーグルスの場合は、「新球団」とはいえ、僕には、幻の「仙台ライブドアフェニックス」とも全くの別物…、なイメージがした上に、応援歌等が、それ迄の合併前のものとは全く違う上に、本拠地のフルスタ宮城では「応援団すら鳴り物抜き」のせいも有るのか、応援歌のアカペラを覚えるのも大変で、その辺での「違和感の大きさ」が、かなり引っ掛かったのだが…。
二つ目には、やはり、「55年間、日本一を達成できずに消滅」の形となった近鉄から、「バファローズ」の命名権を継承して、大阪・神戸の２都市で、名将・仰木彬氏を監督に迎えて引き続き戦い、結果プレーオフ争いまで持ち込むに至った、「いてまえ魂・青波魂」の部分が大きい…。
三つ目には、『合併により、結果的に「ファンに迷惑を掛けた」事への反省』からか、ファンサービスが、以前にもまして、かなり充実したものになり、ファンクラブ会員への割引などの特典やファンサービスの面で、意外な「応援のしやすさ」を感じたからだ…。
…それらの要因を考えると、どうにも楽天の「ファンサービスの手法」には、「親会社のネット通販の収益稼ぎ」の意図・目的の部分が濃過ぎて、ゆえに、ファンサービスが「至らない点ばかり」の印象しか受けない、というのが正直な所だが…。