母子心中を踏みとどまる

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新聞を毎日読むのを楽しみにしてた長女が

ぽつり。

「パパ、これで逮捕されたんだね」

こんな思いをさせるために、新聞購読していたわけでは

ありません。

 

今日の報道では、一緒に逮捕された山本氏は、海外の大学

卒業の確認がとれないとのこと。私は一度、たまたま夫が

つけたままにしていたパソコンメールをみたことがあります。

時期は覚えていませんが、事件の11月よりはずっと前

だったとは思います。

そこに山本氏とのメールのやりとりがあって。山本氏から

何度も、医薬品の転売依頼を受けている内容でした。

私はびっくりして、山本氏に対し

「大久保愉一の家内です。今後一切、うちの夫とは

かかわらないでください」

とメールしました。そして夫にも、転送し

「こんなおかしなことをさせるために、診療所を開設した

わけではない。とっとと廃業しなさい」

と詰問しました。私は山本氏が一般の人だと思った

ので,処方薬転売の違法行為をしているのだと思った

のです。

 

すると夫から説明があったのは

・山本氏も医師である

・厚労省のHPにも、医師として記載があるのをみせられる

・薬事法には、医師同士の薬の転売は合法とされている。

として条文をみせられる

・山本氏は、海外と日本をいったりきたりしていて、日本で

医療行為を行う際に、使う薬がほしいということで、協力

しているだけ。

 

という内容でした。とりあえず筋はとおっていたので

納得はしましたが、

「今後山本氏とはつきあわない」

という約束はかわしました。文面からも、夫が

利用される立場にあることは明らかでしたので。

 

今回の報道に、山本氏の名前をみて、私は愕然。

「私に隠れて、まだ付き合っていたのか」

と。報道によれば、お金を受け取ったのは、山本氏

のほうだという。やくざ映画のみすぎかも

しれないけど、まあよくある展開として、夫のポジションは

さ。きっと実行犯のほうだろうね・・・。

 

重ね重ね、ばかにつける薬はない。

あんだけ止めたのに、隠れてバイトを繰り返し

隠れて山本氏と付き合い続け

この顛末なのですから。踏みとどまるタイミング

はいくらでもあったはずなのに、私の言葉って

なんだったんだろー。羽よりも軽かったんだろうな。

はは

 

さすがに昨夜は、死にたい気分になりました。

母子心中したら、楽かな~と考えてたら

次女に涙を拭かれた。

「ママが泣いてたら、わたしがすぐ来るよ。

大丈夫だよ」

と言って、ぎゅっとしてくれた。

次女が赤ちゃんだったときを

思い出し、踏みとどまりました。

 

文春さーん、もっと山本氏の経歴あらってくださいよ。

夫と山本氏との関係もね。

その取材力に期待します。