※フィリピンのセブ島には「銃の町」(ダナオ)があり、約1000の密造工場が存在し、ブローカーから注文を受けた場合、一か月に12丁の短銃を作ることが可能と言われています。1丁の値段は1万ペソ(約1万9000円~)で、真正な銃の約5分の1以下。 *

◇平成21年、警視庁が犯行に使用された疑いがある拳銃を押収していた

殺害された稲垣則子さん(47)、前田寛美さん(16)、矢吹恵さん(17)
◇平成21年、警視庁が犯行に使用された疑いがある拳銃を押収していた
東京都八王子市大和田町のスーパー「ナンペイ大和田店」で平成7年7月、アルバイトの女子高校生ら3人が射殺された強盗殺人事件で、21年に警視庁が犯行に使用された疑いがある拳銃を押収していたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。
50代の暴力団組員の男宅で押収した数丁のうちの1丁で、暴力団関係者らの間で流通していたものだとみられ、警視庁八王子署捜査本部は組員の男が事件に関与した可能性は低いとみて、流通経路を調べている。
50代の暴力団組員の男宅で押収した数丁のうちの1丁で、暴力団関係者らの間で流通していたものだとみられ、警視庁八王子署捜査本部は組員の男が事件に関与した可能性は低いとみて、流通経路を調べている。
捜査関係者によると、現場に残された銃弾5発のうち鑑定が可能な3発について、発射の際に銃弾の表面に刻まれる「線条痕」が押収した拳銃と酷似。
「押収した拳銃から発射された可能性を否定できない」と鑑定された。
「押収した拳銃から発射された可能性を否定できない」と鑑定された。
拳銃を所持していた男は21年8月から別の事件で服役中で、任意の聴取に対し「21年5月ごろに手に入れたが、誰にもらったかは言えない」と供述し、事件への関与も否定。捜査本部も男が関与した可能性は低いとみている。
殺害された稲垣則子さん(47)、前田寛美さん(16)、矢吹恵さん(17)
押収拳銃は、フィリピン製の38口径「スカイヤーズビンガム」とされるが、外装はコルト社製に偽装されていた。より取引価格が高いコルト社製に見せかけたとみられる。
捜査関係者によると、昭和60年代から平成初期にかけて、米軍関係者を通じて密輸されたスカイヤーズビンガムが多数あり、事件があった八王子市周辺の暴力団関係者の間で流通していた可能性があるという。
産経新聞 7/21(火)
★情報提供は八王子署特別捜査本部(042・621・0130)へ

フィリピンのセブ島で密造されている拳銃
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