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前置詞”during”と”for”の使い分け




wait

 

“during”も”for”も「~の間に(の)」という期間を表す前置詞ですが、使い方は大きく異なります。

「私は長い時間彼女を待っている。」は

A. I have been waiting for her “during” a long time.
B. I have been waiting for her “for” a long time.

どちらが正解かわかりますか?

duringの後ろには「名詞」が続きある特定の期間を表します。

意味の上では「~の間中、~の間に」すなわち「ある期間中ずっと」という意味にも、

「ある期間中の一点」という意味にも使えます。

I was so sleepy “during” the meeting.

「私はそのミーティングの間中とても眠かった。」

I saw Tom “during” my stay in Hawaii.

「私は私のハワイ滞在の間に彼に会った。」

「~の間中」なのか「~の間に」なのかは、意味の上で判断します。

 

また、数字が入っても、それが「ある特定の期間」であればduringを用います。

I saw Tom 3 times “during” the last 3 years.

「私は過去3年間にトムに3回会った。」

for the last 3 yearsとは言えないので注意してください。

 

forの後ろには「数字」が続きかかった時間を表し、

その「かかった時間」が「特定できない期間」である場合に使います。

I studied English for 3 hours.

「私は3時間英語を勉強した。」

I have been working on it for 3 months.

「私は3ヶ月間それに取り組んでいる。」

また、数字が入らなくても、不特定の期間であれば”for”を用います。

 

そう「私は長い時間彼女を待っている。」は

“B. I have been waiting for her “for” a long time.” が正解。

“during” a long timeとは言えないので注意してください。

by 各務 乙彦


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