【3日目】
「熱が4日続いたので、保健所に相談。自分が勤務する病院は電車に乗らないと行けないので、歩いていける近所の病院の発熱外来を受診することになりました。
病院でサチュレーションを測ったところ98でした。
※サチュレーション(SpO2=経皮的動脈血酸素飽和度):肺機能の指標の一つ。血液が肺で酸素を受け取った結果、どの程度酸素を含んでいるかを示す。正常は96~99。病気により肺が酸素を取り込む能力が低下した場合に、数値は下がる。90以下は酸素投与や人工呼吸などの治療が必要になる。
PCR検査をしてもらった後、念のためレントゲンを撮ったところ、肺炎が判明しました。さらにCTを撮影した後、即入院となりました。
この頃から、動くと息切れするようになり、少し歩くと脈拍数が120ぐらいに上がるようになりました」
【4日目】
「PCR検査の結果が出ました。陽性でした。1フロア上の新型コロナ感染症専用病棟に移ることになりました。が、エレベーターまで歩くのもびっくりするくらいたいへんでした。すごくゆっくり歩いても息切れをして、手足が冷たくなってチアノーゼ(血液の中の酸素が欠乏して、皮膚や粘膜が青黒くなること)が出ました。サチュレーションは80台まで下がりました。
この頃から、電気が走るような頭痛に悩まされるようになりました。頭痛は、自宅へ帰って1週間後ぐらいまで長期間続きました」
【5日目~12日目】
「入院後3~4日は、午後に熱が38度近くまで上がること、夜間に発汗することが多かったです。トイレまで歩くと脈拍数が120~140、サチュレーションが80台に下がるという状態でした。サチュレーションは最悪時には70台まで下がりました。その時は、必要に応じて酸素吸入を行いました。
その後も、トイレに行くのさえ重労働で、シャワーを浴びると全身がチアノーゼになるという日が続きました。また、咳が止まらない、息も苦しいという症状が続きました。呼吸は浅く速くなってしまい、深呼吸をしようとしても大きく息を吸えませんでした。
10日目ぐらいに熱が37度ほどに下がりました。咳は止まらず、夜中に咳き込んで眠れないことがありましたが、サチュレーションもいい時には95ぐらいまで上がってきました。
解熱し呼吸もよくなってきたので、ホテルに移って療養することになりました」







