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【ビールdeバトンリレー Episode 20】Tokyo Aleworks Taproom 本店 店長 五月女 裕貴氏

ビールに携わる人は、ビール愛にあふれる人ばかり。ビールとどのように出会い、今どんな気持ちでビールに向き合っているのか、ビールを愛する人にインタビューする連載企画です。Episode 19にご登場いただいたSTYLE BREW WORKS 植松さんからのご紹介です。更新日:2020年4月15日

公開日:2020年6月3日

ビールを愛するTokyo Aleworks Taproom 本店 五月女さん

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JR板橋駅西口の住宅街にある「Tokyo Aleworks Taproom 本店」。都内でもあまり見られない22タップすべてが自社で造られているビール類を提供しています。店長を務める五月女(そうとめ)さんにお話を伺いました。

“これが本当にビール”なのかとびっくりした

高校卒業後、専門学校に通っている時に、カラオケ店でアルバイトを始めました。カラオケ店の1階には、アイリッシュパブが併設されており、初めてお酒と関わるようになりました。お酒を飲む家庭ではなかったので、お酒はもちろん、ビールに関する知識も全くありませんでした。

ビールのイメージと言えば、黄金色で、炭酸がしゅわっとしているという印象でした。アイリッシュパブでギネスビールを初めて見た時に、“これはほんとにビールなんですか”と聞いたくらいでした。ビールにも様々な種類があると知った瞬間で、そこからビールについてもっと知りたくなり、ビールを勉強し始めました。

IPAにハマるきかっけとなった「インドの青鬼」

アイリッシュパブでビールを知ってから、世界のビール、特にチェコやベルギーのビールに興味を持ち始めました。

成人になった時に、様々なビールを飲んで行く中で、スーパーに置いてあったヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」を初めて飲みました。最初は、苦くて飲み切ることができませんでした。しかし2ヶ月ほど経過すると、もう一回飲んでみたいなと思うようになり、飲んでいくうちにハマっていきました。「インドの青鬼」をきっかけにIPAにハマっていき、「ショッキングなビール」に心を動かされていきました。

―第二次ブームは苦くないビールも

IPAにはまりながらも、ブリティッシュ系のモルトがふんだんに使われている、あまり苦くないビールも好きになりました。映画やドラマでよく見る、ビールを片手に新聞を読んでいるような、まったりとした空間でビールを楽しむのが好きになりました。
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作り手の想いをそのまま伝えたい

「Tokyo Aleworks」のディテールとして、造り手の想いや完成された味を高品質でお客様に提供するというのが、大前提だと思っています。そのため、酸化の兆候がみえたり、少しでもよくないフレーバーを感じたら、お客様に提供する事はしません。

―Tokyo Aleworks Taproom本店で味わえるすべてが自社で造ったビールです。

お店では、22タップ繋げることができますが、そのすべてが「Tokyo Aleworks」で造られたビール類です。

そのうちの1つか2つは樽出しハイボールを提供しています。よく樽出しの大手メーカーのハイボールというのはありますが、当店では、シングルモルトウイスキー等のハイボールを樽に自家詰めして販売しているので、とても珍しいと思います。

ビールばっかりを飲み続けるのではなく、ハイボールを1回挟んでまたビールを楽しむお客さんも多いです。
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この記事のライター

ビアパレット編集部

ビアパレットの編集部アカウントです。様々な彩のある、華やかな生活シーンを過ごす皆様に、色々なタイプ(カラー)があるビール情報をお届けします!編集部には日本ビール検定2級、ソムリエ、唎酒師など、お酒の資格を全員がもっています。

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