磯のアイドルと言われるツノダシを、大半の採集家は何時か採ってみたい、採れる様になりたい。と願っているのではないかと思います。
但し、ツノダシの逃げ足はスプリンター的存在であり、無闇に追いかけてもあっという間に逃げられてしまうだけで、潜り採集の基本動作を身に付けていないと採れない種類でもあります。
以前にもどこかで記しましたが、私はこのツノダシが採れるか否かで潜り採集レベルを判断する指標にしています。
このツノダシを捕まえる為には、ある程度の水深でもシッカリ安定した潜りが出来ること。
次にクロージングポイントまで的確に獲物を追い込めること。
そして最後は、確実に仕留める網捌きを保持しているかに尽きます。
この三点は潜り採集の基本でもありますが、この動作が出来ないとツノダシは先ず採れませんし、それ以外のチョウ採集などにも成果に差が出てしまいます。