新型コロナウイルスに職員が感染していた長野銀行小諸支店で23日、正面の窓ガラスが割られる被害があり、警察が器物損壊事件として調べています。

長野銀行によりますと、23日午前1時過ぎ、小諸支店の防犯装置が異常を感知し、警備会社が駆けつけた所、正面の強化ガラス1枚が割られて、およそ30センチ四方の穴が開いていました。店内と周辺にコンクリートの破片がありましたが、店の中が荒らされるなどの被害は無かったということです。

長野銀行では今月20日、小諸支店の職員が新型コロナウイルスに感染していたと発表していました。

近所の人:

「怖い。やっても意味がないこと」

被害届を受けた警察は、器物損壊事件として感染との関連も含め捜査しています。

長野銀行によると励ます声に交じって中傷する電話もあったということで、「公表したことと事件の関連はまだ不明ですが、こうした卑劣な行為は絶対にやめていただきたいです」とコメントしています。