日本テレビのインターネット特設サイト『データとグラフで見る新型コロナウイルス』を使って、最新の感染状況を見ていきます。
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日本テレビのインターネット特設サイト『データとグラフで見る新型コロナウイルス』を使って、最新の人出の状況を見ていきます。 ◇まず、23日に366人と感染者数が急増した東京を詳しく見てみます。4月に迎えた一回目の山。ピークは4月17日の206人でした。そして今迎えている二つ目の山。今月17日には293人の感染確認、23日には、さらに大幅に増えて366人の感染確認となりました。23日の感染者の急増では、何か新しい現象が起きているのか。もう少し詳しく比べてみます。■年齢別割合東京都が23日夜に発表した感染者の年齢別割合のグラフを見ていきます。まず一つ目の山のピークだった4月17日。こちらは10代から80代まで感染者は広がり、グラフは台形のような形でした。これが、二つ目の山に入ると変わります。感染者293人が出た今月17日は、とにかく20代、次いで30代が突出している形です。さて366人となった23日はどうだったのか。今月17日とほとんど同じです。東京の感染者は23日に急増したものの、傾向は変わっておらず、やはり20代、30代が突出して感染者数を押し上げる状況が続いていると言えます。■GoToトラベル影響は一方で、23日から4連休。GoToトラベルキャンペーンが始まった東京以外の人出の推移について見ていきます。京都・四条河原町の4月から23日までの人出の推移です。緊急事態宣言が解除されて以降、週末の度に感染拡大前のレベルを超えていて、23日も同様に超えてはいましたが、GoToトラベルキャンペーンが始まったからと言って、特に増える傾向は見られていません。続いて北海道・札幌駅。こちらも同様に、このところ週末の度に感染拡大前のレベルを超えていて、23日も6%を超えていましたが、GoToトラベルキャンペーンが始まったものの、特に増える傾向は見られませんでした。 ◇東京はもとより、東京以外でも、この4連休で感染が拡大することがないよう、マスクの着用、3密の回避など、新しい生活様式を徹底しましょう。グラフは毎日更新され、日本テレビの特設サイトで確認できます。