ダンスミュージックでよく使われる声ネタ・フレーズのオリジナル(元ネタ)まとめ その2
前回の「まとめ」は、ご好評頂きましてありがとうございました。引き続き第2弾です。今回もやはりほとんどは元ネタ辞典サイト"whosampled.com"に載っていますが、動画で特定してさらに若干の解説を加えることでわかりやすくなっているのではと思います。
更新日: 2016年12月06日
前回の「まとめ」は、ご好評頂きましてありがとうございました。引き続き第2弾です。今回もやはりほとんどは元ネタ辞典サイト"whosampled.com"に載っていますが、動画で特定してさらに若干の解説を加えることでわかりやすくなっているのではと思います。
更新日: 2016年12月06日
画像は"Fairlight CMI"です。
"This is a journey into sound"
"A Journey Into Stereo Sound"という1950年代に発売された、様々な効果音と曲を集めたレコードに収録されているフレーズです。
ナレーターはGeoffrey Sumnerという俳優の方でステレオ方式のLP盤が開発された時期に販売促進用に製作されたものの様です。
引用している曲はそれほど多くないと思うのですが、
Eric B. & Rakim / Paid in Full (7 Minutes of Madness/remixed by Coldcut)
Bomb The Bass / Beat Dis (UK Extended Dis)
といった時代を代表する大ヒット曲で使われたので、憶えている方も多いのではないかと思います。
"What we're gonna do right here is go back, way back, back into time"
"The Jimmy Castor Bunch"の"Troglodyte (Cave Man)"という曲に入っている「語り」の部分です。
N.W.A / Gangsta Gangsta (アルバム"Straight Outta Compton"に収録)
などHip Hopを中心に多くの曲で使われていますが、個人的に最も印象深いのは95年にJunior Vasquezのリミックスによってリバイバル大ヒットした
Shades Of Love Featuring Melisa Morgan / Keep in Touch (Body to Body)(10/31 Mix)です。
"In the mix"
ダンスクラシックス・ファンの皆さんにはお馴染みの曲"Indeep / Last Night A DJ Saved My Life"のラップのパートに出てくるフレーズです。
Double Dee & Steinski / Lesson 1 (The Pay-Off Mix)
Beats International / Tribute to King Tubby (アルバム"Let Them Eat Bingo"に収録)などで使われています。この曲からはこちらのフレーズ以外にも多くの箇所が引用されています。
"Champ"
"The Mohawks"の"The Champ"という曲の最初に入っている掛け声です。
Slick Rick / Kit (What's the Scoop) (アルバム"Great Adventures of Slick Rick"に収録のバージョン)
Guy / Teddy's Jam (1st.アルバムに収録のバージョン)
などで使われています。
この曲は直後のオルガンのフレーズも有名で、数多くの曲で使われています。
発見した当時(80年代末ごろ)、私には女の人の声で「トエー」と言ってる様に聞こえました。当時のローファイな機材で刻んで他の音と混ぜると聞こえ方が変わってしまうせいでしょうか。今改めて聞いても曲名は「チャンプ」なのに「チャンプ」と言っている様には聞こえないですね。
"Don't! (Don't!) stop! (stop!)"
"Toney Lee"の"Reach Up"という曲の間奏に出てくる"Don't! stop!"というフレーズです。
"Dub Mix"では、エフェクトを掛けて"Don't! don't! stop! stop!"とエディットした箇所(しかもアカペラ)があり、そこがそのまま使われるケースが多いようです。
DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince / Dumb Dancin' (アルバム"Homebase"に収録のバージョン)
Level 9 / Don't Stop (Original $20 Krash Mix)
The Chemical Brothers / Delik (ベスト盤"Singles 93-03"などに収録のバージョン)
といった幅広いジャンルで使われています。
"Paa"
"Hugo Montenegro / Moog Power"のイントロで出てくる女の人の声です。
Malcolm McLaren / Buffalo Gals
などで使われています。"Paa"なのか"Faa"なのか"Ahh"なのか聞き取りづらいのですが、"Buffalo Gals"で使われているサンプルネタの中でも耳に残る印象的な音です。
Stetsasonic / Bust That Groove
ではスクラッチのコスリネタとして使われていました。
その他多くの曲でこの独特の声は引用されています。
"Can You feel It!"
"The Jacksons"のライブ盤"The Jacksons Live"、1曲目"Can You Feel It"の演奏前のMCです。
Fingers Inc. / Can You Feel It
Royal House / Can You Party
など数多くの曲で使われています。
"Pump, Pump, Pump, Pump Me Up!"
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