UbuntuからWindows の共有フォルダを/etc/fstabに追記して自動マウントする手順。
実行環境はUbuntu 14.04.2 LTSとなります。
基本的な手順としては手動マウントの手順とほぼ一緒です。
オプションなどの指定は手動マウントの手順で確認をとったあと、
fstabにて自動マウント設定をした方が無難ですね。
1.cifs-utils パッケージのインストール
同じくcifs-utils パッケージを利用します。インストールされてなければインストールします。
1 | $ sudo apt install cifs-utils |
2.fstabの編集
fstabを編集する。
1 | $ sudo vi /etc/fstab |
■/etc/fstabの追記例■
1 | //[Windows-server]/[share] /mnt/windows/ cifs username=[Windowsのユーザー名],password=[Windowsのpassword],defaults 0 0 |
※オプションは手動マウントの手順を参照
3.マウントしてみる
mountコマンドにaオプションつけて実行して、すべてのfstabの項目をマウントしてみる。
1 | $ sudo mount -a |
4.マウントされていることを確認
確認して問題なければブート時にマウントできるはず。
1 | $ df -h |
fstabにパスワードを書きたくない場合
fstabにパスワードを直書きしたくない時には以下のようにfstabを記載する。
1 | //Windows/share/ /mnt/winodws/ cifs credentials=/etc/cifs/userpass,defaults 0 0 |
※「credentials=/etc/cifs/userpass」を追加する。
credentialsの設定例
パスは任意で指定可能だが、パスワードを平文で書くので「chmod 400」などとしておいた方が良さそう。(てゆうか、絶対良い)
■/etc/cifs/userpassの記載例■
1 2 | username=USER password=PASSWORD |
ドメインユーザーを利用する場合は以下のように設定すれば問題なし。
■/etc/cifs/userpassの記載例■
1 2 | username=DOMAIN-USER@hoge.local password=PASSWORD |