さくらパパ@sakurasorapapa私が信じる西郷どん! 「西郷どん」ことサイゴウ曹長。彼が定年まであと数ヶ月に迫った4月14日発生した熊本地震での災害派遣に参加した彼の働きについてツイートさせていただきます。本人から聞いた話、一緒に行動していた他の部下から聞いた話、そして私が感じた彼への思いなどで構成されています午前3:17 · 2020年7月23日·Twitter for Android93 リツイートと引用リツイート272 いいねの数
さくらパパ@sakurasorapapa·21時間返信先: @sakurasorapapaさん個人情報保護の観点から氏名は本当の名前ではありません。ニックネームや似ている芸能人の方の名前を使っております。 超長文になりますのでお暇なときに読んでいただけたら嬉しく思います。 ① サイゴウ曹長について 彼は「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」を地で行く1878
さくらパパ@sakurasorapapa·21時間現場主義者で独断専行が多く事後報告が多いのですが、何でもかんでもという訳ではなく、そこは己をわきまえて行動されてました。その独断専行は的を得ており結果も申し分なく失敗は皆無でしたから流石定年前のベテランと私の信頼を得てました。隊員に対して精神教育の中で「日本の歴史と天皇陛下」とか1876
さくらパパ@sakurasorapapa·21時間「反自衛隊への対応」など自分でスライドを作成し教育を実施するという学のある面も持ち合わせていらっしゃいました。一本筋の通った気構えを持っておられ、竹を割ったような性格で懐の深い優しさを持たれた方でした。 ② 非常呼集 2016年4月14日21時26分、最大震度7(益城町)ほか11081
さくらパパ@sakurasorapapa·21時間震度5以上の地震が熊本県一帯を襲った。部隊はすぐに非常呼集を発令。災害現場に部隊を派遣すべく準備を始める。そんな中、サイゴウ曹長も部隊に登庁すべく速やかに身仕度をし自宅を出る。サ「じゃあ、行ってくる。しばらく帰れんがよろしくな!」嫁「え~!散乱した部屋の中の割れた茶碗や皿とか11177
さくらパパ@sakurasorapapa·21時間どうするの?」サ「すまんな!時間がないからいくぞ!」嫁「わかっていたけどまさかウチも被害に合うとはね。あなた!気をつけてね!行ってらっしゃい。」サ「おう!お前たちも気をつけてな!」と家族との会話も早々にサイゴウ曹長は部隊に向かった。 ② 災害派遣 部隊に到着したサイゴウ曹長に私は1879
さくらパパ@sakurasorapapa·20時間炊事班長の任務を命じた。さすがに定年前の超ベテランは8名の班員を掌握し、速やかに炊事に必要な準備ほか災害現場で必要な準備を夜が明ける前に完了させた。私は出発前のミーティングで先行した偵察班からの情報をもとに災害派遣先への経路、出発順番などを指示した。私「サイゴウ曹長!第7悌隊長。1563
さくらパパ@sakurasorapapa·20時間車両5両を掌握、阿蘇中学校に向け前進せよ。SP通過0610(マルロクヒトマル)」サ「了!」車両、人員、資材を掌握したサイゴウ曹長は出発前の車両点検を部下に命じた。0605乗車完了。0610SP(営門)を通過した。経路は北九州~中津~宇佐~安心院~院内~小国~大観峰~阿蘇である1466
さくらパパ@sakurasorapapa·20時間院内を過ぎたあたりから瓦が落ちた家などが目立ち始める。ドライバーのウチムラ3曹がサイゴウ曹長に尋ねた。ウ「曹長!ひどい状態ですね。目的地はもっとひどいのでしょうか?」サ「東日本大震災の何もかも流され荒野となった海岸の町よりはマシだろうが、到着したらすぐさま支援活動に入るぞ」1572
さくらパパ@sakurasorapapa·20時間ウ「了!」ウチムラ3曹は東日本大震災のことを思い出し気を引き締めた。大観峰から阿蘇内牧に降りる道路はイロハ坂で崖側の路肩が何ヵ所も崩壊していた。サイゴウ曹長は下車誘導し安全を確保しつつ阿蘇中学校に到着した。1667
さくらパパ@sakurasorapapa·18時間④ 炊事場設営 阿蘇中学校には先行して偵察をしていたマツモト1曹ほか2名が先に到着していた。 サ「マツモト1曹。炊事車どこに設置したらいい?配食場所は?」と矢継ぎ早にマツモト1曹に尋ねた。しかしマツモト1曹は、マ「未だ何の調整もしてません。調整を実施せよとの命令をもらってません…」1250
さくらパパ@sakurasorapapa·18時間とカミナリが落ちるぞと身構えながら答えた。すると案の定、空気が震えるような大声で、サ「はぁ?貴様何時に着いたんか!被災者が我々の支援を今か今かと待っているのに何やってるんか!バカもん!」マ「すみません曹長!でも被災者の方に聞こえますからもう少し小声で…」サ「もういい!1250
さくらパパ@sakurasorapapa·18時間ワシが直接調整する。晩飯に間に合わなかったらマツモト!わかってるな!隊長にワシが調整始めたと連絡入れとけ!」恐怖!マツモト1曹ビビりまくりです。出ました!鬼のサイゴウ曹長十八番「独断専行」です。早速、サイゴウ曹長は体育館入口にいた市の職員に声をかけ、サ「自衛隊のサイゴウです。1251
さくらパパ@sakurasorapapa·18時間この中学校の被災者支援を任されました。リーダーの方はいらっしゃいますか?」と調整を始めた。出て来られた市役所農政課の課長さんにサイゴウ曹長は次々と質問し調整は抜かりない!野外炊具1号での炊事は排水が出るので水捌けのよい排水に適し、雨を避けるために出来れば軒下、またはテントを張れる1350
さくらパパ@sakurasorapapa·18時間スペースがある場所。水の確保。被災者に配食する場所。車両の駐車場などなど1人でどんどん調整していった。 ⑤ 現地視察 私が視察のために中学校を訪れたときには既にお湯が沸いている状態。サ「すみません隊長。ここまで済ませました」私「さすがに早いな!ここの炊き出し施設の設置が阿蘇地区で1250
さくらパパ@sakurasorapapa·18時間一番早いぞ。近隣から噂を聞きつけ、大勢の被災者が集まってくるかも知れないな!覚悟はいいか?曹長!」サ「無論、承知の上です。今現在、市の職員の方の話では当体育館に約1000名の被災者が避難しているとのこと。今後、倍の2000人は…と考えております。そうなりましたら炊事車1台では賄え1351
さくらパパ@sakurasorapapa·18時間なくなりますので、予備隊の増援をお願いします。次に水についてですが、当体育館は断水しており、ここから5キロのところに飲める井戸があるといいます」とサイゴウ曹長は地図を広げ井戸の位置を示した。サ「炊事班のみで給水活動を実施すれば被災者への配食に支障が生じます。4名の増加人員を割いて1352
さくらパパ@sakurasorapapa·18時間いただきたいのですが…」私「そうか。わかった!1700には4名回そう。逐次1時間置きに被災者人員数を報告せよ。人員数が1500人を越えた時点で予備炊事班を回す。これで良いか?曹長!」サ「了!ありがとうございます!」このように次の計画案が頭にあり、それを具申してくれる部下は指揮する1457
さくらパパ@sakurasorapapa·18時間者にとってはとても有難い。指揮官は聖徳太子ではない。いろんな所から情報が入り、全てに対して対処を考え命令を出していては指揮系統に遅延が生じ、混乱が起こる。こうこうしたいのですがとこちらの企図に沿った案を提示してもらうことで指揮がやり易くなる。ちまたの世間一般では「命令は絶対。命令1459
さくらパパ@sakurasorapapa·14時間⑥ 炊き出し以外にも 被災者の夕食のため運搬してきた缶詰やレトルトご飯のボイルが始まった。テキパキとした指揮で炊事班を動かすサイゴウ曹長。その時、初老の方がサイゴウ曹長に声をかけた。初「自衛隊さん、すまないが頼みがあるんじゃが…」申し分なさそうに初老の方はサイゴウ曹長を見上げる。1243
さくらパパ@sakurasorapapa·14時間初「すぐそこの家の者じゃが、ワシの家にあるボイラータンクが倒れそうなんじゃ。タンクの中は灯油が満杯で倒れたら国道や田畑に灯油が流れ出してしまう。ロープと柱で応急処置したいのだが助けてもらえんか?近所の者に頼みたくても皆被災してるからそれどころじゃないんじゃ」時間は1640。1237
さくらパパ@sakurasorapapa·14時間増援4名が来るにはまだ20分ある。サ「そのタンクはすぐ倒れそう何ですか?」初老「余震の度に傾いて何時倒れるかわからん」サイゴウ曹長またしても連絡せず、サ「3人いたら大丈夫ですか」初老「充分です。助かります」サ「ワダ3曹!カメナシとマツイを連れてこの方の家に行ってボイラータンクの1338
さくらパパ@sakurasorapapa·14時間応急処置!キムラ3曹!ワダ3曹と交代。缶詰をボイルせよ。ワシが抜けた穴を埋めるため飯のパック詰めをやる!ワダ3曹すぐに行ってやれ!」初老の方は3名の隊員と共に自宅に向かった。その際、何度もサイゴウ曹長の方を振り返り頭を下げていた。5時間後にはお婆さんが、婆「自衛隊さん!1341
さくらパパ@sakurasorapapa·14時間我が家の中で光が見えるんじゃけど誰もおらんはずなのに!私と一緒に行ってくれんやろか?」サ「キムラ3曹!カメナシ連れてお婆さんの家に行ってくれ。もしもに備えて木銃とシュアファイアとレンジャーロープを持っていけ。もし火事場泥棒がいても威嚇のみで無理するなよ」キ「了!」キムラ3曹と1243
さくらパパ@sakurasorapapa·14時間カメナシ士長は連隊銃剣道訓練隊に所属し、銃剣道の腕は確かである。行ってみると通電が始まったため風呂ボイラーの緑の豆球が点滅していてそれが懐中電灯の光に見えたということらしい。全て部下に指示を出したあとの報告だが、緊急なのでそれでいいと私は思います。1247
さくらパパ@sakurasorapapa·14時間他にも暗くなる前に車中泊の方々に声をかけて健康状態を確認したり、深夜中学校周辺を巡察し異状の有無を確認したりと炊事班という名ですが、オールマイティーに何でもこなします。2350
さくらパパ@sakurasorapapa·12時間⑦ 米が届かない!その時西郷どんは? 15日の夕食から缶詰やレトルトご飯で凌いできたようですが、16日の昼食を持って在庫が切れるという状態が発生した。サイゴウ曹長から15日の夜中から再三、サ「隊長!1500名越えました!予備炊事班の増援を願います!ところで食材届くの何時ですか?」133
さくらパパ@sakurasorapapa·12時間との問い合わせがある。私は「今の状況だと17日の朝になる予定だ!」と答えるが、1時間後にまた、サ「隊長!食材届くの何時ですか?」との問い合わせがある。同じ答えで早朝4時まで繰り返された。5時にまたサイゴウ曹長が連絡してくるかなと思っていたが連絡がない。諦めたかと思い1233
さくらパパ@sakurasorapapa·12時間「すまんな!サイゴウ!こればかりはどうにもならない」とサイゴウ曹長の気持ちに答えてやれない不甲斐なさに悔しさを感じました。 16日昼に中学校に行ってみるとなんとお米が届いている!驚いて「サイゴウさん!(驚いたから階級忘れてしまいました)どぎゃんしたと?この米!(さらに方便)」1232
さくらパパ@sakurasorapapa·12時間サイゴウ曹長曰く、「差し入れですよ。これを使って夕食に白米のおにぎりを被災者に提供出来ます!3食レトルト缶詰だったから白米の暖かいおにぎりに被災者は喜びますよ」こちらはパニック!届くはずのないものが届いているのだからちんぷんかんぷん!サイゴウ曹長の側に常についているウチムラ3曹に132